先日、auからワイモバイルに携帯キャリアを乗り換えたのですが、その際に長年使っていたiPhoneからおさらばする事にしました。
別にiPhoneに何か不満があったとかそういうわけじゃなかったんですが、商品やサービスって「常に選択できる状態」が望ましいですからね。
iPhoneは確かに素晴らしい製品ですが、数年後に1台15万円とか言われてそれを買うしかない状況っていうのは消費者として完全にカモられてますから。
携帯キャリアを変更した経緯に関しては、以下の記事に詳細が書かれています。
幸いiPhoneには強力なライバルであるAndroidの存在があります。
Androidは正確にはOSであり、このOSを搭載したスマートフォンが世界中のメーカーから発売されています。
その中で今回私が購入したのはHUAWEIのP10 liteという機種です。
HUAWEIのP10 lite
まずはHUAWEI P10 liteの基本スペックです。
P10 lite | |
OSバージョン | Android 7.0 |
CPU | Kirin658(Cortex-A53 2.1GHz x4 + Cortex-A53 1.7GHz x4) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
画面サイズ | 5.2インチ |
画面解像度 | 1920x1080 |
背面カメラ画素数 | 1200万画素 |
前面カメラ画素数 | 800万画素 |
幅x高さx厚み | 72x146.5x7.2 mm |
重量 | 146g |
バッテリー容量 | 3000mAh |
今回、私がHUAWEI P10 liteを選んだ理由と、実際に使ってみた感想をまとめてみました。
デザイン
HUAWEI P10 liteはデザインがなかなかイケています。
まずは正面からです。
背面はこんな感じです。光沢のある仕上がりで価格からするとかなり頑張っていると思います。
側面です。iPhone6と並べてみました。下がP10 liteです。
厚みはP10 liteの方がiPhone6よりも少しありますが、実際に手にすると全体のサイズが大きいせいか、iPhone6よりもP10 liteの方が薄く感じます。
ぶっちゃけかなりiPhoneに似ています。
P10 liteとiPhone6を横に並べると、P10 liteがiPhoneの最新機種に見えなくもないです(笑
私は特段、デザインに強いこだわりがあるわけではないので、このレベルであれば全く問題なく、むしろ価格を考えると感心させられます。
これって訴えられないのかと少し心配になってしまうレベルですが、もうそんな時期は終わってしまったのかもしれません。
スマホに与えられるデザインの特徴なんて限られていますからね。
スペック
HUAWEI P10 liteのスペックは価格とのバランスが取れたものとなっています。
CPUはKirin658(Cortex-A53 2.1GHz x4 + Cortex-A53 1.7GHz x4)で、Xperiaなどのハイエンドモデルに搭載されているものと比べると性能差は歴然ですが、それはあくまでもベンチマーク上の数値です。
実際の体感としてはサクサク動作しますし、ネットや動画の視聴、それに大抵のアプリはこれ一台でなんでもこなせるのではないでしょうか。
ただ、CPUとメモリを使いまくるゲームを快適にプレイするのは難しいかもしれません。
ベンチマークソフトであるAnTuTuで実際の数値を計測してみました。
総合性能が59536、3D性能が9544という結果でした。
総合性能が30000ほどあれば普段使いとしては全く問題ないと思います。
やはり3D性能は物足りない感じですが、私自身はゲームはほとんどしないため気になりません。
メモリは3GB積んでいるので、よほどメモリを必要とするアプリを同時に使用しまくったりしない限りは大丈夫かなと。
ディスプレイ
HUAWEI P10liteのディスプレイサイズは5.2インチです。このサイズ、絶妙です。
iPhone6の4.7インチだと小さく感じてしまうようになっていたんで、どうしても手持ちのiPhone6sPlusを多用するようになっていたんです。
そこにきて、中間サイズの5.2インチはなかなか使い勝手が良いです。
それでいて全体のサイズがiPhone6Plusよりも一回り小さいので、P10 liteはなんとかポケットにも入ります。
ディスプレイの解像度もフルHD(1920x1080)で非常に綺麗です。
ためしにYoutubeでフルHDの動画をHUAWEI P10liteとiPhone6Plusでそれぞれ再生してみましたが「どちらの方が明確に優れている」といったふうには見えませんでした。
カメラ
HUAWEI P10 liteはカメラの性能も悪くないです。
前面は1,200万画素で、背面は800万画素です。
何枚か写真を撮ってみた限りではそれほど他の機種に劣っているとは感じませんが、実際に比較すると色々と気になってくるかもしれません。
ただ、私自身はスマホで撮る写真にそれほどこだわりを持ってないので、これぐらいで充分ではないかと思っています。
実際にHUAWEI P10 liteとiPhone6Plusで同じような写真を撮ってみて比較してみました。
HUAWEI P10 lite
iPhone6Plus
キーボードの文字がやはりiPhoneの方が鮮明ですね。
ただ、これって光の加減なども関係してきますし、全体的な写真としてのクオリティに差はそれほど無いように感じます。
まとめ
HUAWEI P10 liteは価格とスペックにおいて、非常にバランスのとれたスマートフォンだと思います。
確かにCPUの面においては、ハイエンドモデルとの間に明確な差がありますが、重たいゲームや特殊な使い方をしない限りは快適に動作してくれます。
気になるのは、HUAWEI P10 liteが「事実上の現役としていつまで使い続けられるか」という部分です。
希望としては1年半〜1年はもって欲しいですが、この世界は移り変わりが激しいですのでどうなることやら。
※9月13日追記
p10 liteを3ヶ月使ってみて、改めて評価してみました。
※11月9日追記
p10 liteを修理に出しました。
※11月27日追記
半年使ったp10liteへの評価です。
※2018年2月4日追記
P10 liteのゲームの動作について。