主張 働き方

凡人は一つの真実から早く目を覚ますべきという件

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

あなたは天才ですか?

それとも秀才?

おそらくこのブログのこの記事を読んでおられる時点で、そのどちらでもないでしょう。

そう、凡人のはず。

別に怒らせるつもりはなく、こんなことを書いている私も正真正銘の凡人です。

そんな凡人の同胞に言いたいことが一つあります。

凡人は一つの真実から早く目を覚ましたほうがいい。

はい、これ。

本記事のタイトルそのまんまです。

で、その真実とは何か。

それは「凡人がこれからの時代を生き抜くには3本の矢しかない」ということ。

凡人は偉人には勝てない

凡人は偉人には勝てません。

ビジネスやスポーツ、芸能、学問といった分野で成功する人には才能があります。

努力でくつがえる領域には限界がありますし、努力しまくれる人は、もうそれが才能ですし。

偉人と凡人となると現実感が薄れてしまいますので、もう少し比較しやすいようにしましょう。

起業して成功している人がいるとします。

その人には経営の才覚があったのかもしれませんし、商売上手だったのかもしれません。

それか、たまたま周りに助けられただけかも。

いずれにしても、ビジネスで結果を出せるという点において、秀でていたわけです。

言い方を変えると「起業が得意」ということ。

凡人はこの得意なものがない。

もう少し突っ込んでいうと、人からお金をたくさんもらえるほど得意なものがないんですね。

凡人にもボーナスステージがやってきた

さきほど「凡人には人からお金をたくさんもらえるほど得意なものがない」と書きましたが、凡人にとって追い風が吹いてきています。

元来、得意なものはかなりとんがっている必要がありました。

しかし、時代は変わってきており、凡人でもつけいる隙がどんどん生まれてきているのです。

そこまでとんがらなくても、お金は稼げます。

もちろん、それだけで生活していこうとすると一気にハードルは上がりますよ。

そうではなくて、学生のアルバイト程度であれば凡人でも充分実現可能になってきているわけです。

なにをやるかは人それぞれなので、ここでは割愛します。

が、具体性に乏しいのもあれなので、「Kerubitoの場合」を紹介します。

Kerubitoの場合

私は以下のように収入を冗長化しています。

冗長化っていうのはIT業界の言葉で、「複数でリスクを分散する」といった意味です。

まさに3本の矢ですね。

実際にどのように冗長化しているかというと、以下のようになっています。

・ITエンジニアとしてのクライアントワーク(3割)
・ブログ(2割)
・投資(2割)
・事業支援(2割)
・その他(1割)

それぞれの()の中の数字は全体の収入における各項目のざっくりの割合です。

ITエンジニアとしてのクライアントワーク(3割)

ITエンジニアとしてはフリーランスで活動しており、最近では週2~3といった稼働率ですね。

当ブログでも幾度となく自己申告していますが「私はエンジニアとして平凡」です。

平凡なエンジニアでもフリーランスであれば、週2~4といった自由がきく時代なんです、今は。

大阪のフリーランスのITエンジニアが週3の仕事をやってみた

ブログ(2割)

当ブログも今では収益の柱へと成長しました。

さらにブログに関しては、収入よりも違う面で献上してくれています

フリーランスのITエンジニアがカンファレンスで登壇した結果

とにかく楽しいので、ある程度時間をここに使っています。

ただ、収益についてまったく考えていないわけではなく、収入の割合で2~3割キープを目指しています。

初心者が雑記ブログを2年間続けて得られたものと失ったもの

投資(2割)

投資に関しては、10年以上前から継続してやっています。

日本人の多数はどうしても投資に関して、「リスクの高いギャンブル」という固定概念から抜け出せないでいます。

投資がギャンブルだというのは半分真実で半分間違っていますので、興味のある方は以下の記事に目を通してください。

投資をギャンブルだと思考停止していたらいずれ後悔するかもねという話

事業支援(2割)

事業支援に関してはIT関連の仕事ではありますが、仕事の内容や契約形態がまったく異なるので、別枠になっています。

何をやってるかというと「自社のサービスをアプリやWebで展開したけど、どうやったらいいかわからん」といったクライアントのフォローをします。

その代わり、作業的なことは基本ほとんどやりません。

例えば、開発環境やら、開発体制、開発フローといったところに口を出すだけ。

「すげー、やっぱKerubitoは凡人じゃないんじゃない?」って疑われそうですが、格好つけてるだけです(笑

ある程度ビジネススキルがあって、IT開発の全行程をやったことある人ならできるお仕事。

その他(1割)

最後の「その他」は突発的に出てくるもので、1割程度でしょうか。

内訳としては「エンジニアリングのメンター」、「イベントの登壇」、「記事の寄稿」といったもので、依頼があればたまにやります。

凡人は一つの得意よりも複数の得意

上でも書きましたが、なにかしらの分野で成功を収めている人は一芸に秀でています。

「ブログで毎月何百万を稼いでいる」といった人たちも同じです。

凡人はそんな人たちの真似をしてはいけません(笑

凡人は、まず自分が凡人であることを自認するところからだと思います。

そこから少しでも自分ができることに取り組んでいくことが重要です。

私の場合、ITエンジニアとして毎月100万の収入を得ようとすると、かなりの努力が必要です。

がむしゃらに働いて、スキルも上げなければなりませんし、そんな気概もありません(笑

しかし、上で書いた収入源を結集すれば、それほど難しいことではなくなってしまうんです。

いきなり毎月100万といってもあれなんで、より現実的に考えましょう。

たとえば、単純に現在の収入が20万だったとします。

これを1.5倍に増やすのはかなり難易度が高いんじゃないでしょうか。

1.5倍といえば30万ですね。

できるとは思いますが、何年先の話になるでしょう。

ですが

本業 20万
ブログ   5万
投資    5万

というふうに収入を冗長化するのであれば、そこまで非現実ではない話です。

サラリーマンであれば、昇給を待つよりも自ら能動的に行動できますしね。

しかも、数年で実現できる可能性も充分あります。

凡人はある分野に特化していない分、こういうところで戦略的にやらないと偉人に太刀打ちできません。

重要なのは収入が増えることよりもリスク分散

凡人が3本の矢を達成できることによって受けられる恩恵は収入が増すことよりも、リスクが分散されるところにあります。

たとえば、収入源が3つあるとします。

収入1   20万
収入2  10万
収入3   10万

この場合、収入1がなんらかの理由でなくなったとしても、残りの二つがあるのとないのでは大違いです。

これからビジネスのスピードはどんどん増していきますし、企業の生存競争も今までの常識が通用しなくなっていきます。

それによって、会社員が安定しているという価値観も変わっていくでしょう。

というか、もう変わってきていますよね。

幸い、凡人でも収入の冗長化ができ、リスク分散が可能な時代になってきています。

まとめ:ITを足がかりにするのは有効な手段

あなたがすでにITエンジニアであれば、意外と3本の矢の実現はそう難しくないかもしれませんよ。

ITという武器を持っていますしね。

おすすめなのはフリーランスになって時間を作って、できた時間を別の領域に投資することです。

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フリーランスのITエンジニアが不安定だと思っている人に読んでほしい話

もしフリーランスのITエンジニアであれば、よりハードルは低いでしょう。

他の業界で働いている人も基本は同じです。

ちょっとした得意からはじめる。

場合によっては、ITスキルを身につけてそれを足がかりにするのもありです。

もちろん、そんなに簡単に身につくものでもありませんが、そこに自分の時間を投資する価値はあるかと。

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