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香港国際空港から香港島まで空港バス(機場巴士)を利用してみた

どうも、年に数回は香港を訪れているKerubitoです。

どこの国でもそうですが、空港から現地の目的地までの移動は旅行者やビジネスマンにとって重要なはず。

幸い香港は世界有数の観光都市でもありますので、空港から市街地へのアクセスはかなり整っています。

移動手段としては以下です。

・エアポートエクスプレス
・ホテルの無料シャトルバス
・空港バス(機場巴士)
・エアポートシャトルバス
・エアポートリムジン
・タクシー

選択肢としてみたら、かなり多いですよね。

エアポートエクスプレスは空港と香港駅、九龍駅、青衣駅の各駅を短時間で移動できる高速鉄道です。

ホテルの無料シャトルバスは無料なのが嬉しいところですが、バス停が多いうえに繁華街も通るため、かなり時間がかかる場合があります。

空港バス(機場巴士)は日本でいうところの路線バスです。料金が安く、バス停の近くに目的地があれば便利です。

エアポートシャトルバスは空港からホテルまで直行してくれます。完全予約制で料金は高め。

エアポートリムジンは貸切りで空港から直接ホテルに移動できます。

人数が4〜5人であれば、エアポートシャトルバスとほとんど料金が変わらなくなります。

タクシーは説明不要でしょう。料金はトップクラスに高いですが、楽です。

私はいつもエアポートエクスプレスを利用しているんですが、降車する香港駅からホテルまで少し離れていることが多いんですよね。

エアポートエクスプレスから香港駅まで25分と非常に短時間で移動できるのは嬉しいんですが、そこからホテルまで乗り換え含めて、タクシーで30分ほどかかります。

合計1時間弱なわけですが、今回宿泊したベストウエスタンプラスホテルでもそれぐらいかかります。

もっと便利でお得な移動方法はないものかと調べた結果、空港バス(機場巴士)が良さげだったので利用してみることにしました。

空港バス(機場巴士)とは

上の空港バス(機場巴士)の説明では、日本の路線バスですと簡単すぎる紹介でしたのでもう少し詳しく。

空港バス(機場巴士)は空港と市街地を直接結ぶ路線バスです。

系統がいくつかに分かれていて、以下のようになっています。

系統主な経由地運行時間(市内行き)運行時間(空港行き)料金(HK$)
 A11北角碼頭方面 銅鑼湾、湾仔、金鐘、中環、上環 06:10-00:30 05:10-22:30 40
 A12小西湾方面石塘咀、湾仔、北角、鰂魚涌、太古 06:00-24:10 06:00-24:10 45
 A21紅磡方面尖東、尖沙咀、佐敦、油麻地、旺角、大角咀 06:00-24:00 05:30-23:00 33
 E11天后方面 銅鑼湾、湾仔、金鐘、中環、上環 05:20-24:00 05:20-24:0021
 N11中環方面 銅鑼湾、湾仔、金鐘、中環、佐敦00:50-04:50  00:20-04:5031 
 N21尖沙咀方面 尖沙咀、佐敦、油麻地、太子 00:20-04:40 01:30-05:10 23

 

泊まるホテルの近くにバス停があれば、空港へのアクセスが便利になるかもしれません。

料金の支払いは現金、オクトパスカード、チケットに対応しています。

現金だとお釣りが出ないので、注意が必要です。

わたしのおすすめは断然オクトパスカードです。

これ1枚でバス、MTR(地下鉄)、トラム、コンビニでの買い物などあらゆる支払いに利用できます。

空港から空港バス(機場巴士)に乗車する

香港国際空港はかなり大きな空港ですので、はじめて利用する人にとって空港バス(機場巴士)のバス停がどこにあるのか気になるところだと思います。

ですので、写真を交えてバス停の場所を紹介しておきます。

到着ゲートを抜けて左のほうへと進むとエアポートエクスプレスの空港駅の入口が見えてきます。

駅は大きくてわかりやすいですので、これを頼りに進んでください。

空港バス1

上の写真の青い看板の右側に「→巴士(Bus)」という表記があるかと。

この→のとおり、右へと進みます。

空港バス2

途中、まっすぐ進むと巴士(Bus)という看板があります。

空港バス3

さらに進むと外へと出ますので、ここまできたらもう少しです。

空港バス4

バス停が見えてきました。

空港バス6

バス停はいくつもありますし、常時大型バスが出入りしているので、すぐにわかるかと。

今回、私が利用したのはA12のバスです。

空港バス7

空港バス8

空港バス9

空港から空港バス(機場巴士)に乗ってみた

乗るときにオクトパスカードを機械にかざします。

2階建バスになっていて、車内はこのように座席も広々。

空港バス10

路線バスといっても、日本の路線バスと違って乗り心地も悪くないです。

どちらかというと観光バスのような感じですね。

スーツケースを置いておくスペースも確保されており、2階席からもその様子をモニターで見れるので、安心です。

私がこれまでバスに乗るのを躊躇っていた理由は安全面でした。

台湾や香港の空港と市街地を走るバスってとにかく飛ばすので。

台湾の桃園空港から台北の中心街へ向かうバスを昔はよく利用していたのですが、高速で100キロを超える速度で走ります。

それにカーブでもあまり減速しないため、体感的に怖いんですよね。

乗用車ならまだしも大型バスで100キロ超え、しかもまあまあカーブがある道だと尚更危険を感じます・・・。

桃園空港にMRTが開通してからは、完全にそっちへ切り替えました。

勝手なイメージですが、台湾よりも香港のほうが運転が乱暴と思っているので、余計にバスから遠ざかっていました。

しかし、試しに乗ったら空港バス(機場巴士)はめちゃめちゃ安全運行でした(笑

バスはほぼ高速を走るのですが、常時60~80キロ巡航です。

まるで日本の観光バスかのような安定感のある走りでした。

それで空港からベストウエスタンプラスホテルの最寄りのバス停まで40分ほどでしたので、かなり早くホテルに着きましたね。

エアポートエクスプレス+タクシーであれば、最速でも1時間はかかるんじゃないでしょうか。

しかも、ベストウエスタンプラスホテルの場合だとバス停からホテルまで徒歩1分ほどの近さです。

料金もエアポートエクスプレス+タクシーだと片道で2500円前後かかりますが、空港バス(機場巴士)だと600円ぐらいです。

エアポートエクスプレスはMTRという手もありますが、香港駅からMTRの駅までけっこう歩かされるんですよね。

荷物が多い状態だと少しきついです。

まとめ

知らないって怖いと思いましたね。

もちろん、空港バス(機場巴士)は渋滞に巻き込まれる可能性がありますし、安全面ではエアポートエクスプレスにはかないません。

ですが、乗ってみたらわかります。

中華圏とは思えないほどの安全運行ですので。

このバスに乗れないのであれば、車は全部諦めなければいけないレベルです(笑

渋滞に関しては運次第ですが、事故でも起こらない限り渋滞するような道ではないですね。

時間に余裕がない場合はエアポートエクスプレスがおすすめですが、バス停が目的地から近いのであれば空港バス(機場巴士)はかなり便利です。

移動を制するものは旅を制します。

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