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香港旅行をお勧めする6つの理由

最近の若者は国内志向が高いみたいですが、海外に行くと日本で当たり前だと思っていたことが全然違っていたりして、なかなか貴重な経験ができます。

別に「若者はどんどん海外に出て行くべきだ」みたいなことを言うつもりはさらさらないですけどね。そんな事が言えるほど海外を知っているわけでもありませんから。

ただ、台湾と香港については、何度も仕事で行っていますので、ある程度は知っているつもりです。

そこで、今回は私が香港旅行を勧める理由をいくつか挙げてみようかと思います。

香港に興味がある人はもちろん、そうでない人もこれを読んだら香港に行ってみたくなるかもしれませんよ。

香港の基本情報

香港とはどんなところか、簡単にご紹介。

正式名称は中華人民共和国香港特別行政区で、香港は通称ですね。

知っている人も多いかとは思いますが、それまではイギリス領で、1997年に中華人民共和国に返還されました。

現在は一国二制度の原理の下、特別行政区となっています。

公用語は中国語、事実上は広東語ですが、イギリス領だったこともあり、英語はある程度通じます。

と言っても、私自身英語は中学レベルなので、片言でなんとかなるという事ですが・・・。

世界有数の大都市で、世界の金融の重要拠点でもあります。

加えて、一人当たりの所得も高いですが、一方で所得格差は日本に比べるとかなりある印象です。

前置きはこのぐらいにしておいて、本題の香港の魅力をご紹介しましょう。

近い・安い

「近くて、安い」これ重要です。

私は現実主義者のため、真っ先にこれを挙げました。

どれだけ素晴らしいところでも、飛行機で十何時間もかかって、場合によっては乗り継ぎも必要になってくるとなると、それだけでハードルが上がってしまいます。

私もヨーロッパには行ってみたいとは思っているんですが、乗り継ぎ含めて20時間とか聞いちゃうと腰が引けてしまいます。

「生きているうちに一度は行ってみたい」と思えるような場所であれば、フットワークは軽くなるんでしょうけど・・・。

香港は成田や羽田からだと5時間前後ですし、関空からは4時間前後です。

ちなみに帰りは行きよりも15分〜30分ほど飛行時間は短くなります。

前回行った時は、帰りの便の離陸が30分ほど遅れたのですが、なぜか到着は定刻どおり。飛行機って急いだりできるみたいですね(笑

そして、LCCが登場してからは航空券もかなり安くなりました。

私の場合、最近ではピーチの往復航空券で2万円ほどでした。新大阪と東京間の新幹線が往復2万8千円ですからね。東京出張よりも、香港出張の方が場合によっては、安くついてしまう時代です。

街全体がテーマパーク

現地の人曰く、香港にはこれといった産業がないそうです。なので、金融・物流・不動産などの第三次産業に力を入れてきたのでしょうが、観光業も国を挙げて取り組んでおり、重要な収入源になっているみたいです。

2015年時点での香港への外国人観光客は2668万人もいたそうです。日本は1973万人。人口が700万人ってことを考えると、比率的にはとんでもないことになってますよね。

これは官民一体となって観光都市としての魅力を高めていった結果だと思います。

私は仕事で訪れていますが、フリーランスで仕事をしていますので、例えば5日間の日程を組んで、3日は仕事、2日は観光して帰るといったことをしています。

時間は限られていますが、その間、香港の街をうろうろするだけで充分楽しめます。

そして、色々見て周って思うのが、まるで街全体がテーマパークみたいだなと思うんです。

あとで紹介しますが、夜景やトラム、商業施設など魅力あるもので溢れており、街全体がいつもエネルビッシュな空気に包まれています。

それにこれは私が日本人だからだと思うんですが、街を歩いているだけで楽しいです。ちょっとした街角の風景、道ゆく人や商店などを見ているだけでテンション上がりますね。

こういう雰囲気がツボです。

街

私は東京や大阪ではほぼ街歩きやショッピングなどはしないのですが、香港と台湾はどういうわけか僅かな時間でも出歩きたいと思ってしまいます。

夜景などの観光スポット

香港といえば夜景というぐらい有名です。

私も時間の許す限り訪れます。

さらに、街中にあるためにすぐに行けるのも香港のいいところ。

夜景

その他にもディズニーランドなどの有名どころから、動物園や寺院など有名ではないけど行ってみたら意外と楽しいスポットが結構あります。

これは以前行った香港動植物公園の園内です。

動物園

南国感満点で、歩いているだけで気持ちいいですよ。暑いですけどね(笑

この香港動植物公園は入園料が無料という太っ腹な対応にもかかわらず、中にいる動物はかなり元気に動き回っていました。

動物の種類はそんなに多くないんですが、無料という事を考えたら、「いいんですか!?」ってなります。

グルメ

香港は食べ物が美味しいです。これは個人の味覚によるものなので、万人に勧められるかは分かりませんが、中華が好きならまず大丈夫かと。

私は基本的には高級中華などではなく、庶民が行く街の食堂なんかが大好物です。

食堂

グルメに関しては以下でまとめていますので、よろしかったらどうぞ。

何度も訪れたい香港(香港島エリア)の安くて美味い厳選グルメ5選

交通インフラ

香港は観光業に力を入れているという事もあり、交通インフラが整っています。

それに加えて、料金も日本のそれに比べると安く、気軽に利用しやすい環境が整っていますね。

例えば、地下鉄は80円〜で、ちょっとした移動程度だと150円ぐらいです。

タクシーも初乗りは300円ぐらいで、日本に比べると安いです。

大阪の地下鉄だと少し乗っただけで300円とか、観光客を本当に呼び込もうとしているのか甚だ疑問ですが・・・。

さらにオクトパスカードを使えば、交通機関の支払いがかなり便利になります。

交通インフラに関しても以下でまとめていますので、よろしかったらどうぞ。

香港を何倍も楽しむためにタクシー、地下鉄、バス、トラムを使いこなそう

中国であって、中国ではない

「でも、中国はちょっと。反日も怖いし・・・」

って思っている人、香港は中国であって、中国ではないです。

私が香港を訪れはじめたのは数年前からですので、当然、イギリス領時代の香港がどんな感じだったかは知りません。

ただ、現地の人と話したり、街を歩いたり、飲食店での食事や買い物をする限りでは、中国という感じはあまりしないです。

さらに、現地の人に返還前と返還後で何か変わったかという質問をしたところ、「何も変わっていない」ということでした。

これはあくまで個人の意見ですが、その人曰く「大多数の人は関係ないのでは」と言っていました。

情報統制も中国とは異なり、FacebookやTwitter,Lineに規制もかかっていません。

それに中国ではGoogleマップが規制されていて使えないのですが、香港は全く問題なく使えます。ストリートビューも私が使った限りではどこでも使えて、かなり重宝しています。

最後に、香港には様々な人種がいます。

職場や街中でももちろん中華系が圧倒的に多いですが、インド系、マレー系、白人や黒人など多種多様な人種を見かけます。

なので、日本人がいたからといって、特段気にしません。

むしろ、親切な人が多いです。仕事においては全く問題ないですし、私が飲食店で一人飯をしていると、わざわざ翻訳アプリを使って調味料の説明をしてくれたり。

ちなみに私は一切中国語は喋れませんし、英語力も中学生レベルです。それでも、周りの人の助けで不自由なく行動できます。

たまに大陸から来た観光客と揉めたりしますが(笑

少なくとも、私が今まで会った香港人で特別悪い印象を持った人は一人もいませんね。

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