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フェリーで奄美大島から加計呂麻島への行き方と注意点

奄美大島に訪れた人におすすめなのが、加計呂麻島(カケロマ島)です。

奄美大島も自然豊かで海の綺麗さは沖縄本島を凌ぐほどですが、加計呂麻島はさらに南の島感が半端ないです。

加計呂麻島は奄美大島の南に位置する離島ですが、フェリーで20〜25分ほどで行けますので、比較的手軽に楽しむことができます。

ただ、田舎あるあるみたいなものも結構ありますので、思わぬトラブルに巻き込まれないように、事前に知っておいたほうが良いことがいくつかあります。

古仁屋までの行き方

加計呂麻島へ渡るフェリーは瀬戸内町の古仁屋という街から出ています。

古仁屋までの移動手段はレンタカー、バス、タクシーがあります。

タクシーは料金が馬鹿高いですので、普通の人は乗らないでしょう。

レンタカー

古仁屋への行き方ですが、レンタカーであれば南下するだけです。

空港からだと1時間半はかかります。奄美大島の中心部である名瀬からだと1時間前後ですね。

都会と違い渋滞はありませんが、地元の車がのんびり走っていたりもしますので、時間に余裕を持って移動しましょう。

バス

バスの場合は、「しまバス」を利用します。

私も古仁屋まで乗ったことがありますが、ゆっくりと景色を眺めながらバスの旅もいいものです。

名瀬からだと、「しまバス本社」のバス停から古仁屋まで直通でいけます。

ただし、本数が少ないので事前に時刻表をチェックしておくことをおすすめします。

また、同じく帰りのバスの時刻も事前にチェックしておき、帰りのフェリーの時刻と合わせて確認しておきましょう。

フェリーについて

フェリーターミナルは「せとうち海の駅」という名称です。

レンタカーであればナビにセットすれば迷うことはないでしょう。

バスもせとうち海の駅が終点ですので、分かりやすいです。

フェリーターミナルはこんな感じです。

フェリーターミナル

切符売り場です。

切符売り場

フェリーの時刻はこちらで確認できます。

料金は以下のようになっています。

運賃

大人 360円
子供 180円
往復 690円

自動車運搬料(運転手の運賃含む)

3m以上 4m未満 往復 5,950円
4m以上 5m未満 往復 8,970円

軽自動車であれば、5,950円です。

また、原付は270円運搬費がかかります。

古仁屋から乗った場合、行き先は「瀬相」と「生間」があり、料金は同じです。帰りは「瀬相」、「生間」のどちらから乗っても大丈夫です。

フェリーの注意点

繁忙期は車の運搬予約がおすすめ

離島といえど、GWや夏の観光シーズンは観光客の数が増えます。

私もGWの時に行ったことがあるのですが、車の運搬が予約で一杯と言われ、キャンセル待ちを経験しました。

その際はなんとか載せることができたのですが、繁忙期にレンタカーをフェリーに載せるのであれば、事前に予約しておくことをおすすめします。

予約はフェリーターミナルの事務所に電話でできます。

ちなみに原付の場合は、予約は必要なく普通に載せることができます。

事故や故障

加計呂麻島へのフェリーは過去に何度も事故や故障が原因で欠航となっています。

こんな風に工事をしていることも。

私も一度、加計呂麻島へと渡る前日にフェリーが故障している情報を偶然耳にして、日程を変更したことがありました。

フェリーが故障しても代船を出している場合は、加計呂麻島へは行けるようです。

しかし、代船は車を載せられるかが微妙だったりしますので、注意が必要です。

フェリーの運行情報はあまり便りなどで流れていますので、確認しておいたほうがいいでしょう。

帰りの便

帰りのフェリーの時刻は必ず事前にチェックしておきましょう。

瀬相から古仁屋は1日4便、生間から古仁屋は1日3便しかありません。

特に生間からは最終便が16:30です。

加計呂麻島は車で一周するのに相当時間がかかります。

私の場合、ゆっくり周って7時間はかかりました。

島時間に慣れてしまって、船に乗り遅れないようにしましょう。

レンタルバイク(原付)のすすめ

加計呂麻島を周るのであれば、個人的にはレンタルバイク(原付)がおすすめです。

島内はほとんど車が走っていないため、原付でゆるりと風を感じながら走るのは至福の時間ですよ。

奄美大島からフェリーで加計呂麻島に渡り、レンタルバイク(原付)で島内を周ってみた

レンタルバイクは加計呂麻島ではあまり借りるところがなかったり高かったりするので、古仁屋(フェリーターミナルの近く)で借りるのがベストです。

おすすめなのは昭和荘とレンタカーなかむらです。

ただ、注意点がいくつか。

レンタカー屋が電話に出ない

時間帯にもよるんでしょうが、なぜかあまり電話に出てくれません。私の場合は、当日の天候をかなり重要視するため、予約は前日ぎりぎりにします。

そうすると、電話に出てくれなかったりするので、仕方がないので当日、直接店に行きます。

予約でいっぱいという可能性もあるため、なんとかならないものかと思いますが、田舎なのでこんなものと割り切るしかありません。

臨時休業する

レンタカーなかむらであったのですが、前日電話しても繋がらなかったため、当日直接店に行きました。そうしたら、店の入り口に「諸事情により臨時休業します」って張り紙が・・・。

慌てて、別のレンタカー屋に駆け込みました。

夕方5時ぐらいには閉まる

これもレンタカーなかむらですが、古仁屋に戻ってきたのが5時過ぎだったのですが、店に行ったら閉まってました(笑

仕方なく隣のガソリンスタンドのお兄さんに原付を預けて帰りましたが・・・。

レンタカーなかむらを批判するみたいな内容になってしまいましたが、料金は24時間1,000円という破格ですので、全然文句はありません。

それに私自身は、こういうのも旅の醍醐味だと思っていますので。

ボロい車体に注意

これは上記二つの店以外で原付を借りた時のことです。

原付が古くてボロ過ぎました。

平坦な道でスロット全開で40キロがMAXです。

加計呂麻島はそこそこアップダウンがあるので、登りになるとマジでやばかった・・・。15キロぐらいしか出ないという半ば金縛り状態。

原付を借りたら、少し試し乗りをしてみることをおすすめします。

それであまりに酷かったら、交換してもらいましょう。

まとめ

以上、加計呂麻島までの行き方と注意点でした。

奄美大島から更に離島となるとちょっと大変そうと思うかもしれませんが、ちょっとした注意点さえクリアしておけば、加計呂麻島は気軽に渡ることができる島です。

そして、その割には魅力で溢れている島ですので、ぜひ足を伸ばしてみてください。

加計呂麻島に行く際にはぜひこちらの記事も参考にどうぞ。

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