現在、奄美大島に短期ステイしながらエンジニアとしての仕事もやっているkerubitoです。
その経緯は以下をご覧ください。
先日、加計呂麻島というところに行ったのですが、あまりの自然の美しさに度肝を抜かれました。
まさか一度の滞在で二回行くことになるとは思っていませんでしたが、天気が良かったので再度訪問することに。
一度目はレンタカーで周ったのですが、その時に何人か原付で周っている人に会って気持ち良さそうだったので、私もそうてしてみることにしました。
名瀬から古仁屋へ
まずは名瀬から、加計呂麻島へのフェリーが出ている古仁屋へ移動しなければなりません。
さらに私が泊まっていたゲストハウスから名瀬の中心街までも少し離れていますので、バスで行く必要があります。
と思っていたら、宿で仲良くなった旅人が中心街まで車で送ってくれました。ありがたいです!
そこからバスに乗って古仁屋まで。時間にすると1時間ちょっと、結構長いですね。
でも、道中の車窓から見える景色を眺めているだけで個人的にはあっという間に着きました。
レンタルバイク店が見つからない
前回の古仁屋と同じくここで無計画さが露呈(笑
ネット調べて原付を借りられるところに目星はつけていました。
本当は事前に電話予約しておいた方がいいのですが、加計呂麻島に行くことを決めたのが前日の深夜だったため、当日でなんとかなるかと・・・。
念のため、古仁屋に着いてすぐ電話したのですが、繋がりません。ここで一抹の不安が・・・。
ひとまずフェリーの乗船受付所に行き、原付を載せられるか確認しました。車と違って予約などは必要ない模様。
この時点でフェリーの時間まで30分。原付を借りてここに戻ってこなければなりません。この便を逃したら次の便まで1時間以上あるので、少し焦り始めました。
なのですぐさま、レンタカー屋に向かいました。徒歩10分ぐらいの距離にあったのですが、人気がない。
扉を開けようとしても閉まっているし、絶体絶命・・・。
なんとか原付を借りる
これから別の店を探すのにも時間がないと困っていると、扉に張り紙が。
「ご用の方はこちらの番号に」と携帯番号が記載してありました。
その番号に電話すると、「そこは倉庫なので事務所は別の場所にあります」と。
「公式ページにはこっちが所在地って書いてあったぞ!」
というようなツッコミをする時間もないため、倉庫から事務所へ向かいました。徒歩7分ほどの距離だったのが幸いでした。
っていうか、さっきまでいたフェリーの乗船受付所から歩いて3分ほどの距離じゃねえか!
そんなこんなでちょっとしたトラブルには遭いましたが、無事原付を借りることができました。
24時間で千円って安!
型式もそれほど古くなく、車体自体は良かったです。
しかし、一点難点だったのが、ヘルメットが臭いこと。
かぶった瞬間、臭!ってなりました(笑
いわゆる生乾きの臭いですかね。まあ、徐々に慣れていきましたが・・・。
ちなみにフェリーの代金は乗船料が往復690円、特殊車両の運搬費が往復540円でした。
加計呂麻の自然が再び
なんとか間に合ってフェリーで加計呂麻へ今回二度目の来訪です。
前回は島の北半分を回ったので、今回は下の方へも行ってみます。
ですが、前回気に入った場所はもう一度行こうかと。
っとその前に釣りもしました。
前回はこの場所で30センチ級のチヌが上がったのですが、今回は釣果はなく・・・。
釣りをしてたら1日があっという間に終わってしまうので、1時間ほどで納竿です。
原付をのんびりと走らせ、次の目的地へ。
それにしても原付で島内を回るのは、車の何倍も楽しいです。開放感が半端ないですし、風も気持ちいい!
加計呂麻を一人で周るなら、原付がベストでしょう。
こんな景色も気軽に原付を道の端にとめて拝めますから。
個人的に加計呂麻の一番のお気に入り、「実久(サネクと読みます)」に到着すると、そこで1時間ぐらい景色を眺めながらぼーとしていました。
離れがたいですが、今回の目的は島の裏側(奄美から見て)ですので、重い腰をあげて出発します。
島の裏側への道はちょっと車だと躊躇するような道幅で、所々穴が空いていたり、草もボーボーです。
少し高いところからこのような絶景が姿を現しました。
上の写真の左側にも少し写っていますが、裏側は本当に集落が時折あるぐらいで、離島感が半端ないです。
途中、訪れた集落の大木。
誰もいない海岸に竿だけが魚が来るのを待っている・・・。
猫ものんびり。
よく離島は時間の流れがゆっくりなどと言いますが、加計呂麻の裏側はまさにそんな言葉がぴったりの場所でした。
音も波や風、鳥の鳴き声などの自然の音しかせず、都会暮らしの私からすると、まるでおとぎ話の世界に紛れ込んだような不思議な感覚に陥ります。
島の人も気さくな人が多く、私が釣りをしていたりすると気軽に声をかけてくれたりします。
島内を周る際、車は快適でいいですが、原付は小回りも利きますし、島の空気や風をより身近に感じられる良い手段でした。
加計呂麻島へのフェリーでの行き方や注意点はこちら。