どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
Macでプログラミングを勉強したいけど、どのモデルにしたらいいのかよくわからない・・。
今回はそんなあなたに向けたお節介記事です。
私はMac歴10年ほどで、これまで5台ほどMacを使ってきました。
Macを使っている最大の理由は、仕事でiphone(ipad)アプリの開発をやっているからです。
あとはWeb系の開発(RubyやPHP)もMacでやっています。
これらの経験を基に「iphoneアプリの開発や勉強に最低限必要なMacのスペックは?」という記事を投稿したのですが、これに関連する質問をいただく機会が増えました。
質問の内容としては
最低限必要なスペックの目安はわかったけど、実際どのモデルを買ったらいいか教えて。
Mac miniじゃ駄目なの?
といったものです。
なるほど、スペックよりももっと具体的にこのモデルを買え!
ぐらいのはっきりした内容のほうが、これから開発を勉強しようとしている人には手っ取り早いですね。
というわけで、プログラミング初心者向けおすすめMacまとめです。
先行投資への考え方
その前に先行投資について、少し触れておきたいと思います。
何かをはじめるための出費は立派な先行投資です。
これが100パーセント趣味であれば、意味合いが変わってくるかもしれませんが、そうじゃない人のほうが多いんじゃないでしょうか。
できれば仕事にしたい、副業にしたい、可能性を広げたい、こういった理由であれば先行投資になるかと思います。
その場合、スモールスタートをおすすめします。
プログラミングの勉強をはじめてみて、もし仕事や副業に発展しそうなら、それ相応のマシンを用意すればいいのです。
二度手間だったり、余計に費用がかかると心配になる気持ちもわかりますが、この場合、うまくいかないときのダメージを最小限に抑えるのが得策です。
うまくいけば、2台分のMacの費用なんてすぐに回収できますので。
それに仕事であれば、Macを支給される可能性大です。
また、最初から何十万も費用がかかると思うと、なかなか一歩を踏み出せないんじゃないでしょうか。
のちほど出てくる中古のMacであれば、10万以内で手に入ります。
まずは何事もはじめてみることが肝心ですので。
Mac mini 1TB MGEN2J/A
デスクトップ型であれば、Mac miniがお財布に優しくマシンスペックも充分です。
CPUは2.6GHzデュアルコアCPU「Core i5」、メモリは8GB、HDDも1TBと数字上のスペックに不安はありません。
気になるポイントとしては次の3点。
・ディスプレイを別で用意する必要がある。
・発売が2014年7月と古いモデル。
・ディスクがSSDではなくHDD。
すでにディスプレイを持っていて、できるだけ費用を抑えたいといった人には最適かと思います。
持ち運びができないですが、ノート型のMacに興味がわかないのであればMac miniがおすすめです。
Mac miniは2014年を最後にモデルチェンジがないので、このまま製品としては廃止される可能性が高いです。
もちろん販売が終了してもサポートなどは受けられますので、道具として使う分には問題ないかと。
ディスクですが、HDDだとSSDに比べて読み書きの速度が遅いのと、動作音がするというデメリットがあります。
ただ、これに関しては仕事などで効率を重視する使い方でなければそこまで気にはならないと思います。
2018年7月現在では中古はほとんど出回っていないため、新品を買う必要があります。
Mac miniで開発は無理、みたいな情報がネット上にはあるかもしれませんが、それはあくまでも仕事の世界での話かと思います。
プログラミングの勉強ということであれば、充分役目は果たしてくれるかと。
予算の目安:新品で6万5千円前後
iMac MMQA2J/A
デスクトップ型であれば、定番のiMacです。
モデルとしてはiMac MMQA2J/Aがおすすめ。
第7世代2.3GHzデュアルコアCPU「Core i5」や8GBメモリーを搭載した、21.5型フルHD対応液晶一体型のモデルです。
1TBのHDDを内蔵しています。
スペック的には申し分ないでしょう。
ディスクがSSDではなくHDDなところが少し気になりますが。
ノート型に比べると、画面が大きいので作業がしやすいというメリットがあります。
その分、持ち運びはできませんが・・・。
予算の目安:新品で11万5千円前後 ヤフオクの中古で7万〜9万前後
MacBook Air 1800/13.3 MQD32J/A
ノート型であれば、定番のMacBook Air。
第5世代1.8GHzデュアルコアCPU「Core i5」や8G のメモリ、128GBのSSDを搭載しています。
13.3型の液晶画面ですので、最低限の作業スペースも確保できます。
スペック、価格のバランスで考えると1番のおすすめですね。
泣きどころはRetinaディスプレイではないところでしょう。
もしRetinaであれば、私も買っていると思います。
ただ、プログラミングをこれから勉強しようとしている人にとって、画面が高精細かどうかなんてあまり関係ありません。
あと、MacBook Airは開発には向いていないという意見もありますが、私はそうは思いません。
そりゃMacBook Proに比べると性能は落ちますが、開発でもそこそこ使えます。
私はクライアントから支給されたMacBook Airで開発したりすることがありますが、普通に開発できますので。
10万円出せるのであれば、これを買って後悔することはまずないと思います。
ただ、欲を出してはいけませんよ。
やっぱり画面の綺麗さが・・・とか(笑
予算の目安:新品で9万円前後 ヤフオクの中古で7万〜8万前後
MacBook Pro Retinaディスプレイ 2700/13.3 MF839J/A
最後はMacBook Proです。
2.7GHzデュアルコアCPU「Core i5」、GPU「Intel Iris Graphics 6100」、メモリ8GB、128GBのSSD、13.3型Retinaディスプレイを搭載したモデルです。
MF839J/Aは2015年モデルで、最新モデルの2世代前のモデルです。
スペック的には申し分なく、Macは製品寿命も長いです。
これからこのモデルを買うとすると、現実的には中古ということになりますが、数年は使えるでしょう。
2019年1月現在のヤフオクで中古の価格が6万〜8万といったところです。
大事に使って2年後に売ってもそこそこ良い値段で売れる可能性が高いです。
MacBook Proの完成度は説明不要なほど高いです。
これ一台でおおよそのことはこなせますし、処理速度も早いですしね。
私は中古のMacBook Proを買って、それを数年使い売却、また中古のMacBook Proというサイクルを繰り返しています。
これが一番、効率の良い方法なんですよね。
ただ、中古の製品にはリスクがつきものですので注意も必要です。
新旧MacbookPro同士の比較はこちら。
まとめ
以上、プログラミング初心者におすすめなMacを現役開発者が選んでみました。
開発っていうと、何かすごいパソコンが必要なんじゃないか。
そんな風に思われるかもしれませんが、実はそれほど高スペックのマシンは必要でなかったりします。
もちろん、ある程度大きなプロジェクトになると、相応のマシンスペックを要求されますが、それでも動画編集やデザイナーが必要とするスペックに比べるとたかがしれています。
少なくとも、プログラミング初心者や駆け出しのエンジニアであれば、上にあげたMacのスペックで充分作業はできます。
私はプログラミングがある程度できる状態ではありましたが、Macを買って大きなリターンを得ることができました。
その場合も、もっとも安いMacbookを買い、スモールスタートではじめました。
まずはスモールスタート、できるだけ費用を抑えてプログラミングの勉強をはじめてみることをおすすめします。
また、Macのデメリットについては以下の記事で紹介しています。