どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
AndroidでiPadの代わりになる端末が欲しい。
以前からずっとそう思っていたのですが、なかなかこれといったモデルがありませんでした。
そんな中、突如発売された「MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09」。
デザイン、スペックの高さで「これだ!」と思い、発売と同時に購入。
いろいろ弄ってみましたので、実機レビューをお届けしたいと思います。
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09開封の儀
外箱はファーウェイお決まりのやつですね。
特に可もなく不可もなく。
蓋を開けると端末がいきなり出てきます。
中はこんな感じ。
付属品はシンプルで、電源ケーブル、コンセント、イヤホンジャックの変換ケーブルのみ。
「MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09」の外観
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09を購入した理由の一つがデザイン性でした。
これまでのAndroidタブレットでどれも変に弄ったデザインだったり、野暮ったかったりとイマイチな印象。
それに対してMatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09はシンプルで質感も悪くないです。
そして最大の特徴としてはベゼルが狭いというのがあります。
どこぞのリンゴマークのタブレットそっくりなんですが(笑
これに関してはのちほどファーウェイの旧モデルとも比較してじっくり評価したいと思います。
まずは正面から。
ディスプレイが点灯していない状態だと、ただの黒い板のようです(笑
写真にしてしまうと野暮ったい印象を拭えないんですが、実際はもっと洗練されていますね。
ディスプレイを点灯させると一気に印象が変わるかと。
タブレットはシンプルな製品なので、このベゼルが狭いという特徴はデザイン性においてかなり効いてきますね。
もうiPadProとぱっと見は違いが分からないぐらいです。
横向きです。
側面はこのようになっています。
個人的にもうひと頑張りして欲しい点が、本体の厚さですね。
ライバルのiPadProが6.1ミリという薄さに対して、MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09は7.2ミリ。
1.1ミリの差なんですが、これがなかなか違いとして出てきます。
ただ、持った感じとしては充分薄いので、気になる人は少数派かと。
前面カメラがディスプレイの一部と化しています。
あまり細かいことを気にしなければ特に不都合はない感じですね。
背面はこのようになっています。
正直、普通かな。
前面に比べると。
ハイエンドモデルとしてはちょっと物足りない感じはしますが、そこまで不満というわけでもなく。
背面カメラ。
ボタン類は縦持ちした場合、右上に集中しています。
上部が電源&ロック解除で、側面が音量調節。
横持ちだとカメラの位置からして、左上になりそうですね。
このボタンの配置は好きです。
使いやすいですね。
最後にベゼルについてですが、ファーウェイの旧モデルと比べると一目瞭然です。
比較対象はMediaPad M3 Lite 10で、画面サイズとしては10.1インチです。
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09は10.8インチで本体の大きさは同じぐらい。
本体に占めるディスプレイの領域が大きいだけでこれだけ印象が変わるいい例ですよね。
これまで普通に使っていたMediaPad M3 Lite 10が急に古臭く見えます(笑
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09のスペック
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09のスペックはこちら。
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09のスペック | |
CPU | Kirin 990 2.86GHz+2.09GHz+1.86GHz 8コア(オクタコア) |
メモリ | 6GB |
記憶容量 | 128GB |
ディスプレイ | 10.8インチ |
解像度 | 2560x1600 |
センサー | 加速度センサー ジャイロ 照度センサー 電子コンパス ホールセンサー 色温度センサー |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.1 |
インターフェイス | USB Type-C |
カメラ | 前面カメラ:800万画素、背面カメラ:1300万画素 |
バッテリー | 7250mAh 駆動時間:12時間 |
幅x奥行x高さ | 幅246×奥行き159×高さ7.2mm |
重量 | 約460g |
CPUには高い処理能力を誇るKirin 990を搭載しています。
ハイエンドモデルの定番であるSnapdragon 855にはベンチマークで及ばないものの、高い数値をただき出しています。
メモリは6GBと現状では最高クラス。
余裕があっていいですね。
カメラはちょっと平凡な感じもしますが、このサイズのタブレットで写真を撮る人はあまりいないんじゃないでしょうか。
私は撮らないのでまったく気にならず。
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09はGMS非搭載
ここからは実際に実機を使ってみた使用感についてです。
まず正直に印象をお伝えすると、「iPadProのような完璧さはわずかにない」といったところです。
それとMatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09最大の欠点はGMS(Google Mobile Service)を搭載していないところ。
GMSとは要するに、Googleストアのことです。
Googleストアが使えないので、GoogleマップやYoutubeといったアプリはもちろん、その他のアプリも使えないといったことになります。
一応、AppGalleryなるものがありますが、アプリの数は少なくGoogleストアとは比べものになりませんね。
MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09の使用感
そういったことを踏まえて、MatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09はどうだったのか。
ざっくりとした使用感としては「かなり満足しています」
おおよそ価格としては6万程度だったのですが、iPadProに比べると6割程度。
そう考えると、コスパは高いかと。
私の主な用途としては以下です。
・ブラウジング
・動画視聴
・ブログの記事執筆
・Googleマップ
「ハイエンドモデルなんて必要ないだろ」というツッコミは華麗にスルーします(笑
ブラウジングに関しては「快適」の一言。
アップルの製品はヌルヌル感が特徴の一つでしたが、ここまでくるとAndroidもかなりヌルヌル動きます。
厳密には違いがありますが、普通に意識せずに使っていたら気づかないレベルまで両者の差は縮まってますね。
気に入っている点としてはとにかく画面が見やすくてビューアとしては最高です。
アスペクト比が縦長なのでこんな印象。
画面を拡大しても、このとおり。
表示が荒くなるようなこともありません。
試しにYoutubeで4K動画を見てみましたが、めちゃめちゃ綺麗で正直驚きました。
iPadProと比べても遜色ないです。
ざっと気に入っている点をあげます。
・ベゼルの領域が小さい
・本体デザインがお洒落
・スペック(CPU、メモリ)が高い
・操作性が軽快
逆に気になる点です。
・GMS(Google Mobile Service)が使えない
・たまに画面レイアウトが崩れる
GMSに関しては、自分としてはそれほど影響は受けてないですね。
よく使うYoutubeもGoogle マップもブラウザで使えますので。
ゲームをやる人にとっては購入対象から外れるかもしれません。
あと、iPadProではあまりお目にかからないんですが、画面の表示がたまに崩れたりするんで、このへんは諦めるしかないですね。
このあたりが上で書いた「iPadProのような完璧さ」に及ばない理由ですね。
まとめ:自分にはAndroid最強タブレット
Androidの安物タブレットっていくらでもあるんですよね。
それこそ1万から3万ぐらいの間で。
それに比べてハイエンド機はAppleの独壇場だったわけで、そういう意味ではMatePad Pro Wi-Fiモデル MRX-W09は貴重な存在かと。
GMS(Google Mobile Service)の問題さえなければどこからどうみてもAndroid最強タブレットなんですけどね。
自分にとってはGMS(Google Mobile Service)は必須ではないので、Android最強です(笑