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フリーランスが最短でふるさと納税をするにはどうすればいいか

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

フリーランスでふるさと納税ってできるの?

フリーランスはふるさと納税をやったほうがいいのか?

「ふるさと納税」の上限額ってどうやったらわかるの?

フリーランスがふるさと納税を最短でやるには?

フリーランス歴10年、ふるさと納税歴5年以上の私がこれらの疑問をサクッと解決します!

これを読んで、最短ルートでふるさと納税やっちゃいましょう。

ふるさと納税とは?

そもそもふるさと納税とはなんなのか。

知っている人は飛ばしてください。

ふるさと納税とは、各自治体に寄附をし、寄付金の2,000円を超える部分については納めた税金(所得税、住民税)が返ってくるという仕組みです。

重要なのはただの寄附ではなく、その代わりに返礼品がもらえるという点。

返礼品はお肉やフルーツ、魚といったものから旅行券や服といったものまで多岐に渡ります。

簡単にいうと、実質2,000円でそれ以上の価値のある製品やサービスが得られる、それがふるさと納税です。

フリーランスはふるさと納税をできるのか?

フリーランスはふるさと納税ができるのか。

まず結果から申しますと、「できます」。

皆さんご存知のとおり、フリーランスは自営業でもあり、自営業はふるさと納税ができます。

ただ、世の中の納税者の大半はサラリーマンであるため、ふるさと納税の情報もサラリーマン向けの情報が多いんですよね。

フリーランスでもふるさと納税はできるので、もしあなたがやったほうがお得な人ならぜひやってみましょう。

フリーランスはふるさと納税をやったほうがいいのか?

ふるさと納税をやったほうがいいかは、課税対象所得がどれぐらいあるかで判断したらいいかと思います。

知っている人も多いかと思いますが、課税対象所得を出す計算式は以下です。

売上 ー 経費 ー 各種控除 = 課税対象所得

なぜ課税対象所得が関係してくるかというと、ふるさと納税は一度お金を自治体に払い、あとで還付として返ってくるためです。

つまり、還付金額のもとになる課税対象所得が重要なんですね。

シンプルな例を以下にあげました。

例 A市に12,000円のふるさと納税

  2019年12月1日 A市に12,000円を振り込み

  2020年 3月1日 確定申告 所得税 50,000円 ふるさと納税分の控除 1,000円 → 49,000円

      2020年5月〜6月 住民税確定 住民税 100,000円 ふるさと納税分の控除 9,000円 → 91,000円

で、具体的には課税対象所得が30万以上ある人はふるさと納税をすると得をする可能性が非常に高いです。

簡単に調べる方法としては、去年の所得税と住民税の納税額を確認するのが手っ取り早いです。

あくまで目安ですが、課税対象所得が30万ということは、おおよそ所得税が14,000円、住民税が38000円ほど。

これ以上であれば、ふるさと納税によるメリットを享受できますね。

住民税は各自治体に多少変わりますのでご注意ください。

あと、ふるさと納税は寄附をした翌年の確定申告にて確定した納税額から差し引かれます。

例えば、2019年にふるさと納税をした場合、2020年の確定申告(2019年分)の税金から差し引かれるというわけです。

その点、気をつけてください。

ふるさと納税の限度額に注意

ふるさと納税には限度額というものがあります。

これはいくらまでしか納税してはいけないというものではなく、税金から差し引かれる額の上限のことです。

例えば、納税額が30万であったら、上限額は3万といったように決まってるわけです。

つまり、上限額が3万であるのに5万ふるさと納税すると2万は正真正銘の寄附となってしまいます(笑

上限のシミュレーションについてはふるさと納税の有名サイトであるさとふる でできます。

フリーランスのふるさと納税のやり方は?

ふるさと納税するとお得なのはわかった。

でも、面倒なんでしょ?

心配しないでください、それほど面倒でもありません。

特にフリーランスはどうせ確定申告するので、ついでです、ついで(笑

では実際にふるさと納税はどうやってやったらいいのか。

大きな流れは以下です。

・ふるさと納税サイトで返礼品を選び、申し込みをする
・支払いをする
・確定申告時に手続きをする

つまり、3ステップというわけです。

ですが、上の二つはアマゾンや楽天で買い物するのと大差ないですのでご心配なく。

ふるさと納税サイトで返礼品を選び、申し込みをする。

ふるさと納税関連でメジャーなサイトはさとふる です。

このサイト、私も利用しているのですが、まるでネットで買い物をしているかのように使いやすいです。

ここで返礼品を選び、申し込みをします。

はじめての場合は住所などを入力する必要がありますが、会員登録すれば2回目からは不要。

支払いをする

支払いですが、クレジット決済、キャリア決済(ソフトバンク、AU、ドコモ)、コンビニ決済から選べます。

本当に便利。まるでネットショッピングしているような感覚。

確定申告時に手続きをする

確定申告時に手続きをします。

手続きといっても、「申告書の寄附金控除の欄に金額を記載する」のと「寄附金受領証明書を申告書に添付」するだけです。

寄附金受領証明書はふるさと納税の支払いをすると自治体から郵送で送られてきます。

これを確定申告書の添付書類として一緒に提出します。

はい、これだけ。

実質面倒に感じるのは3つ目のステップだけではないでしょうか。

フリーランスの確定申告についてはfreeeがおすすめ。

これはクラウド会計ソフトなんですが、「とにかく面倒な確定申告を手っ取り早くすませたい」という人向き。

正し、複雑な仕訳なんかは苦手な部分もあるので、注意も必要です。

確定申告関連はこちらの記事をどうぞ。

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まとめ:フリーランスはとにかく時間と手間をかけずにふるさと納税するのがおすすめ

個人的な感覚としては所得が100万以上あれば、フリーランスもふるさと納税やったほうが断然お得です。

むしろ2,000円で高級メロンやブランド牛もらえるのでやらない手はないかと。

ただ、注意点としては出来るだけ時間と手間をかけずにやるのがいいかと思います。

フリーランスの場合はふるさと納税に何時間もかけるぐらいなら、それこそ仕事やったほうが儲かりますし(笑

はじめの1回は仕方ないにしても2回目以降はちゃっちゃっとやるのがいいですね。

私はそれこそAmazonや楽天で買い物するのと変わらないぐらいの時間でやっちゃいます。

返礼品もささっと決めて、クレジット払いでサクッと支払い。

確定申告もfreeeなら5分で終わります。

さとふるは最短ルートでふるさと納税するのに適しているのでおすすめですね。

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