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デイトレ初心者が月5万目指してみた結果

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

2018年8月からデイトレ初心者が月5万目指してみました。

直近の目標としてまずは半年間やってみて経過観察の結果、継続できるかを見極めようという試みです。

2019年1月でちょうど半年経ちましたので、結果の振り返りをしてみます。

実は以前同じようにデイトレで毎月10万目指してみたのですが、その際は志半ばにして無念の撤退。

デイトレード初心者が月10万目指してみた結果

今回はその反省を踏まえて再トライしてみました。

デイトレ初心者が月5万目指してみた理由

デイトレ初心者が月5万目指してみた理由は

「毎月5万前後の収入の柱があったら嬉しいよね」

という単純なものです。

私はフリーランスのITエンジニアでありブロガーなのですが、収入の柱は多いに越したことはないでしょう。

しかも、デイトレはネットさえあればどこでもできますしね。

一方で、デイトレなんて収入として計算できるものなのか、そんな疑問もあります。

しかし、何事もやってみないとわからない。

それにデイトレはパチンコや競馬、競艇などとは違って胴元が存在しません。

純粋な参加者によるゼロサムゲームなので、50%勝てます(笑

こんなギャンブルなかなかないでしょう。

もちろん、素人が機関投資家やプロのトレーダー、それにアルゴリズムといった魑魅魍魎を相手にして勝利するのはかなり難易度が高いかと。

ゲームでいったら無課金で重課金ユーザーに闘いを挑むようなものかもしれません(笑

ただ、一方では絶対プロが勝てるものでもないと考えています。

デイトレのやり方やポリシーなど

私のトレード手法はかなり特殊かもしれません。

デイトレっていうと、1日に様々な銘柄を繰り返し取引するスタイルが一般的かと。

それに比べると私は1銘柄を1往復売買するだけです。

これをデイトレを呼んでいいのか迷うレベルですが、1日で完結しますのでやはりデイトレ以外に呼び方が思い浮かびません(笑

なんでこんなやり方をしているかというと理由は二つあります。

・そんなに時間をかけたくない
・銘柄をいろいろ調べのが手間

しかもトレードするのは月に1、2回というこれまたデイトレーダー失格な回数。

真剣にデイトレをしている人にグーで殴られそうですが、できるだけ省電力で利益を出したいので少数精鋭です。

私にとってデイトレは「真剣にやる大人のゲーム」という位置づけ。

そんなに入れ込んでやるものではないですが、真剣に考えた結果、トレードで利益が出たらめちゃめちゃ面白いじゃないですか。

実際にトレードにかける時間は、銘柄調べたりといった付帯作業も含めて月10時間ぐらいじゃないでしょうか。

月10時間で5万円なら時給に換算すると5千円。

楽しんでやることが第一ですので時給換算するようなものでもありませんが、目指す利益を確保できるのであれば、効率という観点でも悪くないかと。

半年間デイトレしてみた結果

半年間デイトレードしてみた結果です。

月別の損益は以下のようになっています。

2018年8月 +127,170円

2018年9月 +52,158円

2018年10月 +103,012円

2018年11月 +64,435円

2018年12月 +80,509円

2019年1月 +45,086円

累計で

+472,370円となりました。

月平均だと+78,728円

目標の毎月5万は数字上は達成できました。

月別で見たとき、唯一2019年1月のみが5万を割っています。

これは2019年はじめてのトレードがマイナスだったのが影響していますね。

その後なんとか巻き返し、月間ではプラスとすることができました。

デイトレードの取引結果を公開(2019年1月7日)

デイトレードの取引結果を公開(2019年1月23日)

利益よりも大きかったこと

半年間デイトレをして目標利益を達成できたのは非常に喜ばしいことです。

しかし、それよりもその過程で得られた様々な気づきのほうが自分にとっては大きかったですね。

正直、言語化が難しいと感じているところもありますが、できる限り文章にしていきます。

デイトレといってもちょっと特殊な事例かもしれませんが、だからこそこうして発信する意義はあると思っています。

デイトレは順張りが勝率を上げる

どうも日本人は逆張りが好きなようですが、デイトレに関していうと逆張りは命取りになりやすいです。

明確な反転の兆しがあれば別ですが、そんなものはプロでも判断が難しいでしょう。

なので、勢いのある銘柄には買い、下落している銘柄には売り。

当たり前過ぎる話ですが、デイトレの鉄則はこれ。

デイトレはタイミングが命

上で「デイトレは順張り」と書きましたが、単純に上がっている銘柄を買えば勝てるかというと、そんな簡単でもなく。

チャートが右肩上がりであれば、買うと勝率は相対的に高くなります。

ただ、右肩上がりにも寿命があります。

別の言い方をすると「トレンド」ですよね。

トレンドにも周期があって、一日の中でもずっと続くトレンドもあれば、1時間も持たないトレンドもあります。

そのトレンドの寿命を予測して売買を行うことが勝率を上げるポイントになるかと。

それまで1時間以上上昇している銘柄が自分が買った直後に急落なんてことはよくあることです。

デイトレ初心者が買うと、その銘柄はまず下がります。

はじめはたまたまうまくいくかもしれませんが、何度かやるとことごとく下がるかと。

順張りでマイナスとなるのはトレンドの寿命を見誤っているためです。

そういうわけでトレンドの寿命さえわかってしまえば、億万長者になれるわけです(笑

デイトレはミスを刈りとるゲーム

大きく利益を得るトレーダーたちは他者のミスを常に狙っています。

上で書いた「トレンドの寿命」もまさにそれです。

値段を釣り上げるだけ釣り上げて、買いが殺到します。

あるところまでいくと、高値の警戒感から新規の参入者がいなくなってしまい、殺到した買いに対して売る相手がいなくなります。

そこに空売りが入ってくると、トレンドの寿命は尽き、下落へと一直線。

トレンドの寿命が尽きる周辺で買った人たちは「ミスを誘発された格好」になります。

急上昇からの急落なんていうのは典型的な例かと。

デイトレで一番重要なのは損切り

私のやっているスタイルだと、慎重にポジションを取るので単純な勝率でいうと高めです。

10回トレードすると、6、7回は想定どおりの値動きとなるんじゃないでしょうか。

実際、半年間の取引回数でいうと80%は勝っているはず。

ただ、このやり方の最大の敵は「損切りの難しさ」にあります。

ある銘柄が上昇していたとしても、上がったり下がったりを繰り返しながら上昇していくのが普通です。

この揺らぎをどこまで許容するかが難しいところ。

ある程度損切りポイントは決めてトレードするのですが、実際そこまで株価が下落しても一時的なものとして何も手を打たないことがたまにあります。

慎重だからこそ、自信があるからこそ損切りに躊躇してしまうんです。

そうすると、さらに下落して大きな損失を生むという最悪の結果になることも。

これに関してはメンタルの要素が強く、どれだけ機械的にトレードできるかが鍵です。

うまく損切りさえできれば、今の手法で月5万は決して難しいものではないと思っています。

もちろん、市場は常に変化し続けていますので、その変化に対する対応力が不可欠ですが。

今後について

ひとまず目標であった「デイトレで半年間毎月5万の利益」は達成できました。

10万は無理で5万ができた理由を書き忘れていましたので、ここで触れておきます。

毎月10万は額としては少し自分には大き過ぎ、無理なトレードを重ねてしまったのが原因かと。

かけられる時間と労力からすると、ハードルが高かった。

それに対して5万はちょうど良い目標設定だと思っています。

10万を目指してトレードした経験もあるかと。

トレードすればするほどいろいろ見えてきますので。

5万であれば、引き続き継続する価値はありそうです。

あと半年延長し、「デイトレで1年間毎月5万の利益」にトライしてみるつもりです。

過去の取引についてはこちら。

デイトレードの取引結果を公開(2019年1月23日)

デイトレードの取引結果を公開(2019年1月7日)

デイトレードの取引結果を公開(2018年12月25日)

デイトレードの取引結果を公開(2018年10月18日)

デイトレードの取引結果を公開(2018年9月10日)

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