串焼きといえば和風が王道ですが、ちょっと変わった洋風串焼きが楽しめるお店を発見。
洋風串焼きってあまりイメージが湧かなかったのですが、面白そうなので行ってみました。
場所は千里中央駅ほぼ直結です。
地図だと正確な場所がわかり難いです。
店は北大阪急行の千里中央駅の北改札を出て、右手にすぐあります。
徒歩でいうと、改札からは1分もかからないぐらいです。
なかなか雰囲気のある入り口じゃないですか。
入店からテンションがちょっと上がります。
店内はこじんまりとして、カウンターとテーブル合わせても30席弱といった感じです。
こういう狭い店が個人的には好みだったします。
なぜか落ち着くんですよね。
けっこう人気店のようでしたので、開店直後に行きました。
はじめはお客さんは私たちを含めて3組ぐらいだったのですが、食べ終わる頃にはほとんど席は埋まっていました。
メニューがこちら。
店員さんからは串焼きの盛り合わせがお得だと進められましたが、それをふりきって(笑)単品で注文。
食べたいものを好きなだけが外食時のマイルールですので。
左からホタテのベーコン巻き、モチ豚ロースのバジル風味、エビガーリック風味、チンゲン菜の豚肉風味。
ソースが3種類あって、左からさっぱり醤油ベース、塩、ニンニク胡麻醤油(?)をお好みでどうぞといった感じです。
それぞれ素材の旨味が引き出されてて、美味しかったです。
洋風なのでもう少し味の濃いものを想像していたのですが、基本は薄味でソースで加減ができますので、こういうテイストは嫌いじゃないです。
中でもホタテのベーコン巻きが印象に残っています。
口の中に放り込むとプリンプリンのホタテが、中から旨味をこれでもかというぐらい絞り出してきます。
加えてベーコンの脂がうまく溶け込んで、食べ応えがすごいです。
米好きとしては外せない、ガーリックピラフも注文。
これがなかなかの良い仕事をします。
私は中華が大好きで、香港や台湾で年に何回も食べるぐらいチャーハンを愛してやまないのですが、洋風ピラフ、ありです。
黒胡椒がきいていて、スパイシーな味付けがGOOD!
洋風串焼きと合いますねー。
調子が出てきたので、牛フィレ肉のステーキも追加で注文。
これがかなり美味!
日本人はとにかくサーロインや霜降りなどの脂の乗った牛肉が大好きなのですが、私はどちらかというとフィレなどのあっさりめの肉が好みです。
ここの肉質はかなり自分好みで、加えて焼き加減が素晴らしかったです。
それなりの肉屋に行けば、質の良い牛フィレ肉が手に入るんですが、問題は焼き加減なんですよね。
きちんと火が通っていないと肉汁が血を含んで生臭いままだし、焼き過ぎると肉が硬くなってしまいますので。
ここの牛フィレ肉のステーキは火の通りが絶妙で、一番美味しい火加減で焼いてくれています。
口の中に放り込むと、しっかりとした噛みごたえがあり、肉の旨味が口の中に広がります。
これぞ牛フィレ肉のステーキって呼ぶにふさわしい出来。
さらに串焼きを追加で頼みました。
その中でもエリンギのベーコン巻きが美味かったです。
エリンギは火を通すのが難しい食材で、焼き過ぎるとパサパサに、きちんと火が通っていないと水分が残ってしまって食感が悪くなります。
ここのエリンギのベーコン巻きはエリンギのプリプリ感が絶妙に残っていて、最高です。
と、いろいろ串焼きやらステーキやらお酒を何杯か楽しんで、ご馳走さましました。
二人で8,000円ほどで、おそらくセットやコースだともう少し抑えられそうですが、好きなものを好きなだけ食べれたので非常に満足です。
洋風串焼き、また訪れようと思わせてくれるお店に出会いました。