どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
80万のプログラミングスクールの授業料って高いですか?
最近、当ブログにこんな質問が寄せられました。
少し前に、某プログラミングスクールの授業料が値上げしたらしく、そのときにTwitterを賑わせてたんですよね。
自分は「ふーん」ぐらいにあまり興味なかったのですが、以前から同じような質問がちょくちょくきます。
聞き方はいろいろだけど、要は「高額のプログラミングスクールってボッタクリなんですか?」というもの。
いちいち個別に対応するのも面倒になったので、現役フリーランスエンジニアが考えを述べます。
まず結論から申し上げると、客観的な視点でみると「そのぐらいするだろうね」。
主観だと「俺ならそんなに払わない」。
はじめに
まずはじめに言っておかなければならないのは、当ブログの管理人は、某プログラミングスクールの中の人を知っています。
知っているだけではなく、取材もさせてもらってます(笑
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そこの運営会社が主催するイベントに出たりもしました。
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だからといって、仲良しこよしというわけでもないですし、忖度する必要もありません。
正直にいうと、プログラミングスクールのアフィリエイト広告を載せていますので、まったく利害関係がないわけではないです。
ただ、この広告がとまったとしてもブログの収益にほぼ影響はないので気にせず書きます(笑
収入の分散化ができていると、何にも束縛されないので情報発信が捗りますね。
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客観的な視点でみると「そのぐらいするだろうね」
80万のプログラミングスクールの授業料は高いのか?
客観的な視点だと、そのぐらいしてもおかしくないと思ってしまいます。
お金儲けって
利益 = 売上 - 原価
ですよね。
で、80万のプログラミングスクールは原価がバカにならない。
これはネット完結型のオンラインスクールとの相対的な比較においてなんですが。
原価がざっと思いつくだけでもこれだけかかるかと。
・テナント料
・水道光熱費
・人件費
・宣伝広告費
・教材費
・運営費
この中でテナント料と人件費がかなりの割合を占めているんじゃないでしょうか。
特にテナント料はネットで完結しているところと比べると、固定費用として重くのしかかります。
水道光熱費も同じくですね。
運営費もリアルに教室があると、受付の人とか事務の人とか人手がかかってきます。
私もネット事業を運営しているベンチャー企業の役員をやっているんで、このあたり想像できるんですよね。
それ相応の事業を運営していこうと思うと、毎月どんどんお金が出ていきます。
どんなに小さくてしょぼい事業でも数千万とか。
なので、それを賄おうとすると価格転化するしかない。
「それって運営側の都合じゃね?」
と思うでしょう。
そうなんですが、運営側は「客が満足する価値を提供するために必要な出費」として捉えているはず。
また、売上は授業料と受講生の企業への紹介料という二本柱なんですが、紹介料が足を引っ張っているのかもしれません。
以前、取材したときに「挫折する人が一定数いる」という話を聞きました。
この挫折率が高いと紹介料が見込めなくなり、それを授業料で補填するというのはあり得そうですね。
挫折する人のぶんを他の人がカバーというのは不公平を感じるかもしれませんが、世の中にはそういった類のものが溢れかえってます。
税金、生活保護、年金、健康保険、生命保険、携帯料金などがそうですよね。
主観だと「俺ならそんなに払わない」
主観だと「俺ならそんなに払わない」と真逆のことを言い出します(笑
なぜなら、プログラミングは独学でも充分習得可能と考えているから。
「それは頭の良い人だから言えることだ!」
と言われそうですが、私は頭はそこまで良くないです。
悪いとも思わないけど、そんなに良くもない。
どちらかというと、悪いほうじゃないかな。
少なくとも言えるのは、プログラミングスクールでプログラミングの基礎を会得できる人は、独学でもできます。
でも独学でやろうとすると、いろいろ考えなきゃいけないし、手間もかける必要がある。
情報収集をして、自分に合った学習方法を考え、実行し、試行錯誤しなきゃいけない。
それに比べてプログラミングスクールは入会したらレールの上に乗って、ひたすら頑張ればいい。
わからないことはメンターが教えてくれます。
私の場合は、自分で物事を考えたり、取得したりするのがそこまで苦にならないので、独学派というだけのこと。
それと、人生を左右することを他人に預けるのが駄目な質なので。
まとめ:プログラミングスクールの80万円はボッタクリなのか
おそらくこの記事を熱心に読んでくれている人は
「プログラミングを習得するのに、80万円って払う価値あるのか」
が知りたいことかと。
そういう人にとって、運営側の損益なんてどうでもいいですし、私の偏った主観もあまり役に立たないかと(笑
正直なところ、私には80万の授業料は価値があるのかわかりません。
はい、ここにきて無責任発言でました(笑
繰り返しになりますが、主観だと80万も価値ないと思うんですよ。
こんなことを言ってはあれですが、カリキュラムにそれほど価値ないですし。
それとメンターが質問に答えてくれるのも、ネットでなんでも調べれる世の中ではどうなんだろうと思いますし。
価値があるとすれば、レールの上に乗せてくれ、お尻を叩いてくれるところでしょうね。
能動的に動けない人にソフト、ハード両面の学習パッケージを用意してくれていて、それに価値を見出すかです。
もうね、ライザップと同じようなもの。
一つ言えるのはプログラミングを習得することができて、ITエンジニアになったら80万なんてすぐに回収できます。
もちろんまったくプログラミングをやったことがない状態で、挫折しないで続けられるかが大問題だと思います。
そういう不安もあるため、余計に80万が高く感じるのかと。
なので、まずは階段を1歩、2歩上ってみることからはじめるのが失敗を回避できる手段。
自分にプログラミングができるようになるのか、ITエンジニアに向いてそうか、以下の記事を参考にしてみてください。
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