どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
古いMacはいつまで現役でい続けられるのか?
中古のMacを検討していたり、同じMacを使い続けている人にとっては気になるところだと思います。
私は現在、以下のMacbook Proを所有しています。
・MacBook Pro 2019年モデル
・MacBook Pro 2017年モデル
・MacBook Pro 2014年モデル
別にアップル信者でもマニアでもないんですが、半分仕事で仕方なくといった感じです。
しかし、MacBook Pro 2014年モデルに関してはめっきり登場回数が減りました。
あまり使わなくはなったのですが、BootCampでWindows10が入っているため、たまに必要になります。
事実上Macとしては使わなくなっているのですが、せっかくだからOSを最新にしてどれだけ快適に使えるか再評価してみたいと思います。
この記事を執筆しているのは2020年8月ですので、MacBook Pro 2014年モデルは約6年前の機種となります。
数字上、この機種はもう現役では難しいという判断は簡単にできるでしょう。
しかし、実際に使ってみてどうなのか、あくまで実戦レベルで使用に耐えうるのかガチ検証です。
MacBook Pro 2014年モデルの紹介
こちらが今回検証するMacBook Pro2014年モデルです。
スペックはこちら。
ディスプレイ:13.3インチ(2,560 x 1,600ピクセル)
CPU:Intel Core i5 2.6GHz
メモリ:8GB
ストレージ:128GB
OSはMacOS Catalinaの最新バージョン(10.15.6)にアップデートしています。
CPUはCore i5、メモリも8GB積んでいるので、決して貧弱なスペックではありませんよ。
2019年モデルと比べると古さは否めませんが・・・。
といっても、これどっちがどっちかわかります?
正解は左が2019年モデルで右が2014年モデルです。
いざ並べて思うんですが、Macbook Proのいいところは、6年経ってもデザイン面でそれほど古臭さを感じないんですよね。
あ、別にApple信者じゃないんですけどね(笑
MacBook Pro 2014年モデルを5日間ほどフル稼働
MacBook Pro 2014年モデルを5日間ほど使い続けました。
何年ぶりでしょう(笑
仕事+プライベートで使ったのでおおよそ40時間ぐらいかな。
用途は以下です。
下にいくほど重たい作業です。
・ブラウジング
・ブログ執筆
・ドキュメント作成
・プログラミング
・GoProで撮影した動画の視聴
ブラウジング
ブラウジング、ネットの閲覧ですね。
これはどちらかというとYhaooのページ見たりといった遊びではなく、仕事の調べものがほとんど。
だから、表示速度、スクロールなんかが遅いとストレスたまりまくり。
以下のような記事を読むんですが、Safariというブラウザでタブを10個以上開いたりします。
タブを開けば開くほどメモリを圧迫したりするのですが、普段どおり使っても特に問題なかったですね。
ちょっと気になったのが、私はMacBook Proを使うとき、マウスは使わずトラックパッドを使うのですが、2014年モデルはこのトラックパッドが小さい。
左が2019年モデルで右が2014年モデルです。
地味な変更ですが、2019年モデルに慣れた身としては2014年モデルのトラックパッドが狭く感じますね。
ただ、すごく不便というわけではなく、ずっと2014年モデル使ってたらそれはそれでまた慣れると思います。
ブログ執筆
この記事もMacBook Pro 2014年モデルで書いています。
KerubitoのブログはWordPressというソフトを利用して運用しているのですが、このWordPressがちょっと重いんですよね。
すべてにおいて動きが鈍いというか。
もちろん、WordPressだけが原因ではなく使用しているサーバのスペックなどにもよるんですが。
というわけで、MacBook Pro 2014年モデルでブログの執筆をしても、このMacによるストレスはさほど感じないですね。
一つ気になったのは、キーボードの打刻感。
MacBook Pro 2019年モデルは悪名高きバタフライキーボードを採用しているのですが、私は打ちやすくて気にいっています。
それと比べると、MacBook Pro 2014年モデルはちょっと古臭い打刻感ですね。
ただ、キーをしっかりと打っている感じは2014年モデルのほうがあるので、好みによるところが大きいかもしれません。
ドキュメント作成
主に仕事でドキュメントを作りました。
Mac用のエクセルだったり、Googleスプレッドシートだったり、inVisonというクラウドソフトでワイヤーフレームを作成したり。
このあたりの作業も、動作が重かったり不安定だったりすると、即ストレスになります。
使った感じとしてはまったく問題なく、サクサクと動きますね。
それぞれ「ん?」ってなるところはありますが、これはマシンスペックの問題というよりも、ソフトのバグだったり、ネットワークによるものだと思います。
プログラミング
私はフリーランスのITエンジニアですので、日々、プログラミングをします。
ここではさらっと流して、また別記事にしたいと思いますが、プログラミングはマシンスペックを必要とする場面がありますので、参考までに。
ざっくりいうと、ちょっともっさりする場面もあるけど、コードを書いている時間は普通に快適。
ただし、シュミレーターなんかをうっかり動かすと不機嫌になったりする(笑
でもまあ、MacBook Pro 2019年モデルでもシュミレーターは気軽に使う気にはなれないので、なんとも。
GoProで撮影した動画の視聴
アクションカメラで人気のGoPro。
このブログでもGoProで撮影した映像をたまに紹介しています。
ためしにGoProで撮った映像をMacBook Pro 2014年モデルで再生してみました。
動画の画質としては2.7K、フレームレートが60fpsです。
4Kとハイビジョンの間といった感じ。
これはちょっと一部残念な結果になりましたね。
動きがところどころ処理落ちしたり、動画によっては明らかにカクカクになりました。
MacBook Pro 2014年モデルの限界を垣間見ましたね。
まとめ:新旧モデルを比べなければ普段使いは問題なし
MacBook Pro 2014年モデルを5日間使って一番思ったのは
最新モデルと比べなければまだまだ現役で充分戦える、ですね。
上で書いた用途だとGoProの再生を除けばほとんど不満は出なかったですし。
やはり映像となってくると一気に苦しくなってきます。
そういう用途で考えている人はメモリとCPUをケチると不幸な結果になるかも。
あと、逆にいうと最新モデルは何かとハードが進化していると感じました。
トラックパッドやキーボード、ディスプレイ、これらはみんなハード面。
こういった装備はやはり先進デバイスに2014年モデルは敵わないです。
そんなのはあまり気にしないから、コストを抑えて快適に使えればいい。
であれば、MacBook Pro 2014年モデルはまだまだ活躍してくれるんじゃないでしょうか。