2018年の6月にベトナムのダナンに行ってきました。
以前、ホーチミンへ旅行で訪れているため、今回は2回目のベトナムです。
ダナンという街、聞きなれない人も多いんじゃないでしょうか。
私もそれまでは名前ぐらいしか知りませんでした。
旅行先としてもそれほどメジャーじゃありませんので、情報もそんなになかったです。
そこでダナンに実際に行ってみてわかったことをまとめてみました。
ダナンに旅行を検討中の方、これから訪れる方の参考になれば幸いです。
ダナンってどこにある?
まずはダナンがどこにあるかですが、南北に細長いベトナムのちょうど真ん中に位置しています。
中部最大の商業都市であって、ベトナム第3の都市でもあります。
街自体はそれほど大きくなく、コンパクトシティです。
ダナン空港から街の中心までタクシーで10~15分と聞けば、なんとく街の大きさをイメージできるのではないでしょうか。
ダナンの気候
ダナンは熱帯モンスーン地帯にあって、雨季と乾季に分かれます。
3月〜8月が乾季、9月〜2月が雨季です。
ベストシーズンは観光とビーチリゾートで違ってくるらしく、観光は3月〜7月、ビーチリゾートとしては5月〜8月ぐらいがベストシーズンみたいですね。
私は今回観光メインで行ったので、まさにベストシーズン真っ只中。
そのためか、5日間滞在した間に雨は一滴も降りませんでした。
ただ、めちゃめちゃ暑かったです。
連日太陽ギラギラ、最高気温は38度越えで、日中は外で少しうろうろしただけでも汗びっしょりです。
一応対策はかなりしましたが、それでもきつかったですね。
下は台湾の暑さ対策についてですが、これをダナンにも応用しました。
日中外に出るのであれば、暑さ対策は必須です。
旅の拠点であるホテルはできるだけ街の中心であることが望ましいですね。
それと、出歩くなら夕方の4時か5時以降がおすすめです。
それぐらいの時間になると陽も傾いてきて、暑さも幾分和らぎます。
ダナンの物価
「安いは正義!」
とそんなことが頭の中にぼんやりと浮かぶほど物価が安いです。
物価が安いのは旅行者にとっては本当にメリットが大きいです。
具体例を挙げるとこんな感じです。
タクシー1km 100円~150円
カフェのジュース 150円〜300円
サイゴンビール 50円
地元の食堂の麺 150円
空港について3万ほど両替したのですが、全然お金が減りません(笑
ミーソン聖域という観光スポットまで行くのに、ホテルの車をチャーターしたのですが、その料金(7,000円ぐらい)がほとんどです。
サイゴンビールがめちゃめちゃ安く、喉越しも軽くかなり気に入ったので、旅先で何度も飲みました。
これで50円ってやばくないですか!?
川沿いにあるホテル併設のカフェでお茶しても、二人で500円ほどです。
だからといってすべてが安いわけではなく、綺麗なショッピングモールなどで売っている服や小物なんかは日本の2割〜3割引きといった感じでした。
また、有名なチョコレートの店でいくつかお土産として買って帰ったのですが、それも日本と変わらない印象ですね。
ダナンの移動
ダナンは公共の交通機関が整備されていません。
電車はなく、バスのみですね。
バスも旅行者にはちょっと敷居が高いと思います。
旅慣れている場合は問題ないかもしれませんが、料金の支払い、行き先、運行間隔の面などで、一般の旅行者にとってはハードルが高そうです。
それに、何度か走っている路線バスを見かけたのですが、かなり年季の入った車体で、ちょっとキツそうな感じでしたね。
バックパッカーは喜んで乗りそうですが(笑
そういうわけで、ダナンでの移動はほぼタクシー一択となるでしょう。
ホテルや有名なショッピングモール付近では比較的捕まりやすいタクシーですが、何もないところだとまったく捕まらないこともあるので、その辺りは少し注意が必要かと。
私は何度かなかなかタクシーが捕まらず、苦労しました。
そのうち一回は、結局1キロちょっとをホテルまで歩いて帰りましたね。
ダナンのグルメ
ダナンの食事は個人的にはかなり口に合いました。
台湾などで慣れているためか、香草入りまくりでも全然気にならないので。
人によっては、ちょっと苦手かもしれませんね。
おすすめを載せておきますので、機会があったら行ってみてください。
コムガーアンハーイ
チキンの店です。
場所はこちら。
鶏肉が柔らかくて、味も良しで米とめちゃめちゃ相性がいいです。
地元の人で賑わっていて、鶏肉好きなら間違いないお店かと。
これで250円という驚きプライス。
Banh Mi AA Happy Bread
ベトナムのソウルフード、バインミーの店です。
バインミーは個人的にかなり好きで、ホーチミンでも何店か食べ歩きました。
それらと比較して味は飛び抜けて美味しいというわけではありませんが、平均以上はいっています。
店がお洒落な造りなので、若者で大賑わいでしたね。
場所はこちら。
店名不明
店の名前が不明なのですが、とにかく美味かったので紹介しておきます。
ベトナムで有名な「ブンチャーカー」を食べたのですが、これがかなりいけました。
麺もするすると入る喉越し良い感じで、スープもさっぱりとしていて、コクがありました。
上に乗っている魚介のすり身団子がこれまたスーパーで売っているような味のない代物ではなく、しっかり魚の旨味が凝縮されていて、麺との相性が抜群。
これで一杯100円ほどという衝撃プライス。
場所はこの辺り。
まとめ
以上、ダナンの気候、物価、移動、グルメについてでした。
気候に関しては上で書いたとおり、乾季は相当暑いです。
ですので、日中に動き回るのであれば暑さ対策には気を配っておいたほうがいいかと。
私は途中から切り替えて、朝早く起きて午前中に行動、昼間はホテルで休憩し夕方になるとまた出掛けるという行動パターンにしましたね。
物価は安いのでお土産を買い込んだり、何か目当のものがある以外は両替のし過ぎには注意が必要です。
移動についてはタクシーオンリーなので、ホテルからは呼んでもらえるので良いのですが問題は帰りですね。
不便なところに行くのであれば、前もって帰りについても交渉しておいたほうがいいかもしれません。
このように日本とはまったく異なる点の多いベトナムのダナンですが、個人的にはめちゃめちゃ楽しめました。
実際に現地に行くと何もかもが新鮮で刺激的ですので、ぜひ行ってみて自らの目で確かめてみてください。
そして、ダナンに来たのならミーソン聖域も外せない観光スポットです。