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一般家庭の多くは光回線ではなくADSLがおすすめな理由

つい先日、知り合いから自宅のネット回線をeo光からソフトバンク光に乗り換えようか迷っているという相談を受けたのですが、結論が

「光回線は必要なさそう」

でした。

私はこういった相談をちょくちょく受けるのですが、ネットの使い道から判断するに半数以上が光回線は完全にオーバースペックです。

車に全然興味ないのに高級車に乗ってるようなものでしょうか。

回線速度はそれほど必要ない?

なぜオーバースペックかというと、ネットでやっていることが回線速度を要求しないことばかりだからです。

ざっとあげるとこんな感じです。

・サイトの閲覧
・SNS(Facebook、Twitter、LINE、Instagram)
・ネットショッピング(アマゾン、ヤフー、楽天、etc...)
・ブログ更新
・Youtubeの視聴

しかも、若い人ほどネットはスマホの回線を使うってなります。

世間では「光回線の速度が100Mbps越えて快適」なんていう情報もありますが、ぶっちゃけ体感的には100Mbpsも10Mbpsもそれほど変わりません。

それよりも、パソコンやスマホのスペックの違いのほうが重要です。

っていっても、よほど古くないパソコンやスマホでない限り、上のような用途であれば不都合が起きないと思いますが。

回線速度が必要な場合

逆に以下のようなことをするのであれば、回線速度はある程度あったほうがいいと思います。

・高画質の動画閲覧
・オンラインゲーム

オンラインゲームの推奨回線速度は10Mbps以上だったりするので、光回線のほうがよいでしょう。

動画に関しては、私の実家は12MのADSLなんですが、まったく問題なくYoutubeなど再生できます。

実測値としては5~7Mbps程度ですので、このぐらい出れば動画に関してはストレスなく見れますね。

ADSLと光回線を比較

回線速度をそれほど必要としないのであれば、ADSLという選択肢もあります。

おそらくこの記事を読まれている方はそれほどITやデジタルに詳しくないのではないでしょうか。

ですので、ADSLや光回線の仕組みなど小難しいことは抜きにして、双方のメリット、デメリットを並べ、実際問題どっちがお得なのかを比較したいと思います。

まずは双方の基本情報の比較です。

 ADSL光回線
速度下り:8Mbps~50.5Mbps
上り:1Mbps~12.5Mbps
下り:100Mbps~1000Mbps
上り:100Mbps~1000Mbps
安定性周辺の電話回線やノイズに左右されるノイズの影響を受けづらい
NTT局舎との距離距離が遠くなると速度低下関係なし
月額料金2000円〜4000円〜
初期費用無料~10,000円無料~30,000円
解約費用契約によっては解約料がかかる契約によっては解約料がかかる

ADSLのメリット・デメリット

メリットはやはり月額料金が安いところにあります。

あくまで一例ですが、2年間の利用で月額費用が安い事業者を安い順で並べた結果です。

ADSL2年間

2年間だと意外とあっという間ですので、5年で見てみましょう。

ADSL5年間

2年と5年で月額料金が変わってくる理由としては、キャッシュバックと初年度の月額費用にあります。

キャッシュバックを月額料金に充当させたら、実質月額料金はこれぐらいになりますよ、という見せ方のためです。

また、初年度だけ月額費用が安く設定されている場合もあり、これらは利用年月が長くなれば長くなるほど平均した月額料金が高くなるというわけです。

ADSLのデメリットとしては、「回線速度が遅い」、「安定していない」、「NTT局舎との距離に回線速度が影響を受ける」です。

安定性に関してですが、デイトレードやネットゲームをやっていて、一瞬でも切断されたら困るという状況でなければ大した問題じゃないと思います。

私の場合、実家のADSLを使っている限りでは、安定性に関して気になることはありません。

NTT局舎との距離に関してはこちらで確認できますので、もしADSLを契約するのであれば事前に確認しておいたほうがいいです。

目安としては3キロぐらいまでであれば余裕だと思います。5キロ以上だと厳しいかもしれません。

また、自宅に固定電話がない場合はプラス1,000円ほど高くなります。

それに工事に時間がかかったりと、固定電話がある場合に比べてデメリットも多いです。

ただ、ネットにそれほど速度を求めていなくて少しでも安いことに魅力を感じるのであれば、固定電話がなくてもADSLはありだと思います。

光回線のメリット・デメリット

光回線のメリットは「速度が速い」、「安定している」ですね。

今現在ネット上にあるコンテンツで光回線が対応できないものはまずないですから。

デメリットはやはり「料金が高い」ことでしょう。

2年間の利用で月額費用が安い事業者です。

光回線2年間

5年間ではこうなります。

光回線5年間

2年間で見るとそんなに高くありません。いや、むしろ安いですね。

でも5年間にすると、平均した月額料金が一気に上がります。

2年間で一番安いSo-netのauひかりを例に見ていきます。

So-netのauひかりは2年間であれば、月額料金が実質2,355円です。

ですが、5年間になると月額料金が実質4,275円になってしまいます。

その理由はキャッシュバックにあります。

So-netのauひかりを契約して使い続けると10万がキャッシュバックされます。

2年の場合は、キャッシュバックの効果が月々約4200円(10万÷24)あるのですが、5年になると約1700円(10万÷60)までに減ってしまいます。

ちなみにもしSo-netのauひかりを7年使い続けたら月額料金が実質5,000円を超えてしまいます。

さらに気をつけないといけないのが、この光回線の契約は最低3年契約しなければならないということです。

ですので、実際には2年で解約すると解約料が発生しますので、上の通りにはなりません。

ややこしいですね。

書いてるこっちもややこしいです(笑

ADSLもキャッシュバックがありますが、金額が低いため、利用期間が延びてもそれほど影響を受けません。

光回線は目先のキャッシュバックで客を釣って、ずっと回線を使ってもらうことによってあとで回収する作戦といったところでしょう。

ADSLをすすめる理由

上でも書きましたが、ADSLがおすすめなのは「ライトなネットユーザー」であることが前提です。

でも、案外そんな人ばかりじゃないでしょうか。

私の周りでも高画質の定額動画サービスやオンラインゲームをばりばり楽しんでいる人ってごく少数です。

ネットで調べ物をしたり、SNSやネットショッピングを楽しんだり、たまに動画を見る程度であればADSLの回線速度で充分だと思います。

それに一度自宅のネット回線を契約したら、最低でも数年は使うんじゃないでしょうか。

場合によっては5年以上そのままという人もいるかと思います。

キャッシュバックが10万とか、パソコンが無料になるとか魅力的に映るかもしれませんが、数年先を見据えて、ランニングコスト(月額固定費)をできるだけ抑えたほうがトータルで支出が減ります。

ADSLが終了に向かっていることは事実ですが、数年で終わってしまうようなインフラでもありません。

いずれは光に取って代わられるでしょうが、現状の「費用を抑えつつネットを楽しむといった選択肢」ではベストに近いと思います。

ネットはそれほど使ってないけど毎月4、5000円ほど払っているのであれば、ADSLを検討してみることをおすすめします。

毎月3,000円ほど違ってくると年間で36,000円違ってきますから、馬鹿にできません。

接続事業者は実家でも使っている【Yahoo! BB ADSL】 がおすすめです。

しつこいですが、もしADSLを契約する場合はNTT局舎との距離は確認しておきましょう。

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