ずっと使っていたWindowsの調子がいまいちだったので、クリーンインストールしようとしたのですが、手持ちのUSBメモリが古いタイプのものだったためか、BIOSで認識されなかったのと、容量が心許なかったので、新しいUSBメモリを購入することにしました。
商品選択
まずはどの商品を購入するかですが、USBメモリはいわば外部ストレージの一種ですから、商品ごとにそれほど違いはないというのが個人的な印象です。
私の基準としては容量、転送速度、価格、安定性といったところでしょうか。ちなみに左から優先順位の高い順です。
ただ、転送速度はUSBの規格で大きく違ってきますので、ここは気をつけたいところ。
よほど気の長い人でなければUSB2.0はやめておいた方がいいでしょう。価格差も最近ではそれほどなくなってきていますし。
そして、価格.comでUSBメモリのランキングを見たり、他のサイトで情報を集めた結果、ある商品に目星をつけました。
SUPER TALENTというメーカーのExpress ST1-2 ST3U32ES12です。
SUPER TALENT?
聞いたことないですけど、一応日本の代理店が存在するみたいです。それと価格もそんなに高くないので、万が一何かあってもそれほどダメージはないので。
価格.comのレビューを見る限りはそれほど地雷ではなさそう。最近は価格.comのレビューも信頼性が低くなってきましたが、レビューの内容を見る限りでは実際のユーザーっぽいので、これも参考にしました。
あとは容量ですが、私の場合、データのバックアップは外付けのHDDとクラウドストレージを使っているため、USBメモリはあくまで「一時的なデータの入れ物」という扱いです。
おそらくそういう使い方の人が多いと思いますので、今であれば32GBで充分かと。
サイズの大きいデータを移動させたり、大量のデータを一度に移動させたいのであれば、64GBでもそれほど高くありませんしね。
商品到着&開封
ネットで注文すると、翌日には商品が自宅に届きました。本当に便利すぎて、大阪という都会にいながら買い物引きこもりになりそうです(笑
届いたダンボールが想像よりでかかったので、一瞬何が届いたのか分かりませんでした。
四隅がスカスカです・・・。
最近、宅配便の取り扱い数が増えすぎて、様々なところにしわ寄せがきているみたいですが、こういう配達物のサイズを工夫することによっても改善しないんですかね。
物流に関しては全くの素人なので、見当外れな意見かもしれませんが。
話を戻して、商品のアップです。
価格.comのレビューでちょっと気になったのが、商品自体の質感が安っぽいって評価だったのですが、個人的には全然気になりません。
逆に千円台の、しかも機能自体を買っているような商品にどこまで求めているんだ、と個人的には思いますけど。
これ、写真では分かりにくいかもしれませんが、表面はプラスチックでマットな質感です。
確かにチープといえばその通りですが、価格の事を考慮すればありだと思いますけどね。
ベンチマーク
せっかくなので、ベンチマークを取ってみます。
使用するのは、ベンチマークの定番、CrystalDiskMarkです。
USB3.0とUSB2.0のPCをそれぞれ用意し、測定してみます。
まずはUSB3.0の結果です。
【読込速度】
118MB/sという良い数字でした。価格を考えると、大変満足です。
【書込速度】
69MB/sでした。かなり良い数字なので、ちょっとびっくりです。
続いてはUSB2.0の結果です。
【読込速度】
32MB/sでした。こんなもんだと思います。
【書込速度】
25MB/sでした。悪い数字じゃないです。
使用感
最後に最も重要な使用感について。
転送速度に関しては、上で書いたように個人的に不満はないレベルです。むしろ、頑張ってくれているという印象です。
私の用途としては、画像ファイル、動画ファイル、ISOファイル、テキストファイルなどの移動ですが、半月ほどファイルの読み込み、書き込みを繰り返した感じだと、特に不具合などには遭遇していません。
Windows7,8,10、それにmacOS10.12.3で問題なく認識し、動作しています。
携帯性に関しては、鞄に入れて持ち運んでいますので当然気になることはありませんが、サイズとしては少し大きめかと。
以前はよくMicroSDをアダプタに挿して使っていたので、それに比べると転送速度が段違いなので、快適過ぎます。
価格の事を考えると、非常によくできた商品で、最近ではデータの移動の際にはこれが手放せなくなりました。