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沖縄県の宮古島を自転車(ロードバイク)で走ってみた【島巡り後編】

真夏の宮古島を自転車(ロードバイク)で走破した記憶をお届けしている本シリーズですが、今回は「島巡り後編」です。

島巡り前編はこちら。

沖縄県の宮古島を自転車(ロードバイク)で走ってみた【島巡り前編】

最初から読みたい方は出発編からどうぞ。

沖縄県の宮古島を自転車(ロードバイク)で走ってみた【出発編】

池間島

池間島は宮古島の北に位置する島です。

池間大橋を渡っていけます。

こじんまりした島ですので、自転車だとゆっくり走っても15〜20分もあれば一周できるでしょう。

今回の旅の目的の一つがシュノーケルですので、この島で半日過ごしました。

というのも池間島のポイントは波も穏やかで遠浅になっており、それにもかかわらず熱帯魚の種類、数ともに豊富なんです。

それに人も少なくて、MAXで5人程度(笑

シュノーケルしたポイントの全景です。

池間島のシュノーケルポイント

海がただ綺麗なだけじゃなく、ゴツゴツした岩場がよりいっそう異国感を漂わせてるんですよね。

豪快で爽快なこの景色を見てるだけでもかなり癒されます。

写真からはわかりませんが、砂浜から10メートルもいけば色とりどりのお魚たちが出迎えてくれます。

ここの海の色は宮古島周辺の他の海とは、また少し違った雰囲気です。

サンゴと砂地のコンストラストが鮮やかで、なんとも言えない景色を見せてくれます。

池間島のシュノーケルポイント2

池間島は宮古島の中心地からは距離があるので、自転車で来るのは少し大変なのですが、この海の色はここに来ないと見れないので、つい何度も足を運んでしまいます。

伊良部島

宮古島周辺の島の中でもひときわ異彩を放っているのが伊良部島です。

以前、伊良部島に渡った場合はフェリーにレンタカーを載せたのですが、2015年に伊良部大橋ができてからは車や自転車で渡れるようになりました。

今回の自転車で走る場所としてもっとも楽しみだったのが、この伊良部大橋でした。

車のCMでも使用されたこの橋を自転車で走れたらどんなに気持ちいいだろう・・・。

妄想が現実になり、感無量です。

橋の中間地点です。

伊良部大橋

ここ、船が下を通るためか、かなり高さがあって結構怖い・・・。

風も強いですので、自転車で走行するときは充分注意が必要です。

橋から見える海が遠浅でグラデーションが美しかったです。

ですが、写真にはあまり写らないのが残念・・・。

伊良部大橋2

伊良部島へ上陸し、右手に進むとサバウツガーで休憩。

サバウツガーの海

伊良部島の中では地味なスポットなので、あまりひとけがありませんでしたが、めちゃめちゃ海が綺麗です。

ずっと見てると遠近感がおかしくなってきますね。

サバウツガーの海2

別の日に行ったらそれほど綺麗じゃありませんでした。

というのも、上の写真は干潮時のもの。

ここではもっとも潮が引いている時間帯が綺麗に見えるみたいです。

それと、実は上の写真には人が写っているんですが、わかります?

そのぐらい手前側は浅いようです。

地元の人がどうも漁をやっているみたいでした。

サバウツガーをあとにし、内陸部から島の反対側を目指します。

このような自転車乗りとしては、ヨダレものの景色が続きます。

伊良部島の内陸部

実は伊良部島の西側にはもう一つ島があって、下地島といいます。

この下地島の中の島ビーチが最終目的地です。

その前に、有名なスポットに寄り道。

またまた今までとは違う海の色です。

まさに楽園のような場所でした。

下地島の海

ここもさきほどのサバウツガーと同じで、干潮でないとこういった色にはならないですね。

下地島の海2

さらに自転車を漕いで、汗だくになりながら中の島ビーチに到着です。

中の島ビーチ

写真の真ん中の岩の後ろが深いところで水深15〜20メートルはあるんじゃないでしょうか。

そこまでいくと、稀に1メートル級の魚に遭遇することもあり、一気に海の神秘を感じることができます。

ここは有名なシュノーケルのポイントのようで、人も多かったです。

それでも最大で30人程度ですが・・・。

中の島ビーチをあとにして、帰路につきます。

その帰り道、渡口の浜というところで休憩しました。

何も調べず、なんとなく寄ったのですが、こんなに綺麗なビーチは見たことがありません。

渡口の浜

今までグアムやバリといったところで有名なビーチにいったことがあるんですが、全然それらよりも美しいビーチでした。

渡口の浜2

とにかく砂浜が綺麗で、海の透明度もやばくて、それに加えて抜けるような空。

しばらく時間を忘れて海で浮かんでいました。

大神島

大神島は宮古島の島尻漁港から船に乗っていきます。

便数は1日4〜5往復ですので、いく際には時間をチェックしておいたほうがいいです。

特に帰りは最終便を逃すとガチで帰れないうえに、宿泊施設などは一切ありませんので野宿する羽目に。

朝一の便で大神島へ向かいます。

大神島1

小型の船なので外洋に出た途端、かなり揺れます。

所要時間でいうと、10分程度です。

往復で大人670円という安さ。

島はゆっくり回っても30分ほどで一周できる距離なのですが、残念ながら道路が途中で切れていて、ぐるっと一周はできないようです。

それと注意点として、島内の多くは聖域とされいて、島民以外の立ち入りが禁止されています。

なのでむやみやたらに島の中を歩き回るのは控えましょう。

海沿いだったら大丈夫だと思います。

島についてすぐ、西側を攻めることに。

大神島2

離島の離島ですので、ちょっと寂しいですが、島時間が流れています。

ビーチを歩いていると海になにやら浮かんでいるのを発見。

ウミガメか!?

目を凝らすと、いたるところでウミガメが浮かんでいたり、息継ぎをしていました。

人間が近づくと逃げるのですが、周辺に10匹はいました。

ここはウミガメ天国か・・・。

しばらくウミガメを観察したあと、島の東側へ。

大神島3

なんとも不思議な空間です。

大きな岩だと直径7、8メートルほどはあるんじゃないでしょうか。

この岩を抜けてシュノーケルしてみると、カクレクマノミをはじめとして、小さいサイズの魚がわんさか群がってきます。

時間を忘れて潜っていたら、いつの間にか定期船の最終便が迫っていました。

慌てて港に戻るとまだ15分ほど余裕がありました。

船着き場のすぐ横にある堤防では釣り人が。

なんとものんびりした光景に癒されます。

と思っていたら、すごい竿がしなってる!?

根がかりかなと思っていたら、どうもそんな感じじゃない。

近寄ってみると見事なサイズがお目見え。

大神島5

50センチオーバーの名前も知らない魚・・・。

なんでもない堤防でこんなサイズが釣れるなんて、やっぱ南の島は違いますな。

釣りが好きな人間からすると、んー羨ましい!

そんなことをしていると、船の時間になって大神島をあとにしました。

大神島4

多分、また来ると思います。

まとめ

宮古島周辺の島はどれも個性的です。

それぞれに魅力があり、どれも強烈なインパクトがありました。

宮古島に来たら、周りの離島もぜひ訪れてみてください。

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