数年前に旅行で沖縄県の宮古島に行ってから、島の魅力にすっかりはまってしまい、「いつかは自転車でこの島を回ってみたいなぁ」と思うようになりました。
そして、ようやく真夏の宮古島を自転車で走ることができましたので、その様子をお届けしようと思います。
準備
今回、宮古島には1ヶ月ほどの滞在でしたので、いろいろ準備が必要でした。
着替えや身の回りのものは当然ですが、それに加えて現地で仕事をする必要があったため、Macbookも持参しました。
私はフリーランスのエンジニアをしており、これ1台とネットさえあればどこででも仕事ができます。
ただ、現在は大阪に住んでおり、ここまで長期間大阪を離れるのはフリーになってからはじめてでした。
ですので、多少の不安もありましたが、まあなんとかなるかと・・・。
あと、もっとも大変なのは自転車(ロードバイク)です。
飛行機で輪行することになるので、輪行袋が必要に。
買ったのはOSTRICH(オーストリッチ) の輪行袋 L-100です。
ちょっと中身が入りきっていませんが(笑
いろいろ調査した結果、オーストリッチというメーカーの輪行袋が安くて、信頼性も高そうでしたのでこれに決めました。
実際に使ってみた感想としては、「可もなく不可もなく普通」というのが正直なところです。
そもそも自転車が入ればいいか、くらいの期待値しかありませんので。
私がもっとも重視したのは「軽い」ということだったので、その点では非常に軽量で良かったですね。
大阪から宮古島へ出発
出発当日、伊丹空港まで自転車を入れた輪行袋を担いで歩くのが、めちゃめちゃしんどかったです。
真夏の真昼間だったので、自転車を担いで歩くと汗だくに・・・。
それでもなんとか最寄の駅にたどり着き、空港まで電車で移動。
空港に到着するとすぐにチェックインしました。
利用した航空会社はJALだったんですが、預ける手荷物のことが気がかりでした。
というのも、輪行袋に入れた自転車のサイズがJALの国内線の規定を超えていましたので。
規定では
3辺(縦・横・高さ)
50cm×60cm×120cm以内
となっています。
横幅が確実に70cmを超えていました。
「これやばいんじゃね?」とJALの公式ページで調べると、規定サイズを超えるスポーツ用品は航空機の貨物室に搭載可能な場合に預かってくれるという一文が。
ん?
搭載可能な場合?
うーん、なんとも曖昧な・・・。
さらに注意書きに「目安内であっても他の手荷物の搭載状況や天候によってはお預かりできないことがあります。」と書いてあり、さらに不安が増大する。
そこで直接JALに電話して聞きました。
すると、搭乗日を聞かれ、「その日であれば席に余裕がございますので、現時点ではおそらく大丈夫かと」という返答。
ただ、確約はできないと念押しされましたが、まあ大丈夫だろうと当日を迎えました。
結果、呆気ないほどすんなり預けられました。
「自転車ですか?」
「はい」
「お預かりしますね」
といったやりとりだけでしたね。
もちろん、今回はたまたま運が良かっただけかもしれませんが、繁忙期でなければあまり気にする必要はなさそうです。
伊丹から那覇経由で宮古島へ
伊丹空港から宮古島への直行便はありませんので、一旦那覇で乗り継ぎます。
那覇行きのボーイング機。
那覇行きはかなり席に余裕があったみたいで、3列の座席を一人で占領&足元も広々でした。
ご機嫌で那覇に到着すると、めっちゃ晴れてるのに雨降ってる・・・。
いきなり沖縄の洗礼を浴びますが、どうせすぐ止むだろうと気にしないことに。
現地ではすべて自転車での移動を考えていましたので、雨が一番の大敵です。
こればかりは天に祈るしかない。
少し不安になりながらも宮古空港に到着。
空港で自転車を組み立て、いざ外に飛び出すと・・・。
ちょっと雲はあるけど、太陽が眩しいくらい良い天気やないかー!
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