最近は海外旅行でも、もはやネット環境は必須になってきていますよね。
私も仕事や旅行でアジアの国々を訪れる時は必ずネット環境を用意します。
海外でネットを使えるようにするにはいくつか方法がありますが、料金が安く手軽なのはWiFiをレンタルか現地でsimカードを契約するかだと思います。
simカードの契約は少し知識が必要ですが、料金は安いです。
でも私は利用しません。なぜならかなり待たされる事が多いからです。
最近は少しましになってきているようですが、以前は中国人観光客が受付カウンターの周りを取り囲み、どこが最後尾かさえも分からないような状況でした(笑
海外での時間はビジネスであっても旅行であっても貴重ですから。
ですので、私はもっぱらストレスの少ないレンタルWiFiを利用しています。
レンタルWiFiとは
実際にレンタルするのはWiFiルーターです。
サイズはiPhone7よりもひと回り小さいぐらいです。
この機器とスマホを接続してネットができます。家のWiFiルーターがコンパクトになって持ち運べるようになったという感じです。
関空でレンタルできるWiFi
関空でレンタルできるWiFi事業者は以下になります。
・グローバルWiFi
・イモトのWiFi
・Wi-Ho(ワイホー)
・アロハデータ、韓国データ、タイデータ、台湾データ、ユーロDATA、U.Sデータ、ワールドDATA
・JAL エービーシー
この中でおすすめなのがグローバルWiFi、イモトのWiFi、Wi-Ho(ワイホー)の3つです。
下二つは料金が高いのとあまりシェアがないので私の候補からは外れています。
グローバルWiFi
グローバルWiFiは年間利用者が100万人を超える業界最大手で、価格・品質・サポートなどで最もバランスのとれた事業者でしょう。
事前に申し込んでおくのが安全ですが、万が一忘れた場合でも関空で当日レンタルができます。
ただ、WiFiルーターの在庫がない場合はレンタルできませんので、注意が必要です。
アカウント登録すれば、ちょくちょくメールでセール情報やクーポンを知らせてくれます。
「どこの業者が良いか分からない」っていう初心者の方はここにしておけばまず間違いないです。
関空で利用する場合は出発日に空港でWiFiルーターを受け取り、帰国日に返却するのがスムーズでしょう。
グローバルWiFiのおすすめポイントは受付カウンターが関空の第1、第2のそれぞれのターミナルにあるところです。
例えば、ピーチ・アビエーションを利用した場合は第二ターミナルになりますので、わざわざ第一ターミナルに寄らずとも第二ターミナルでWiFiルーターの受け取りや返却ができます。
第1ターミナルの場合は、受取と返却の場所が違いますので、注意してください。
第1ターミナル
■受取
国際線であれば第1ターミナル 4階 出発ロビーです。
国内線であれば第1ターミナル 1階到着ロビー 北到着口側です。
■返却
1階到着ロビー 南到着口側、もしくは北到着口側です。
返却時に営業時間(7:00~22:00)外であれば、返却Boxを利用しましょう。
第2ターミナル
受取、返却ともに第2ターミナル国際線 到着ゲート前の関空まち処で可能です。
イモトのWiFi
タレントのイモトアヤコを起用して有名になったイモトのWiFi です。
ネーミングがちょっとアレですが(笑)中身はいたってまともです。
価格も安めで、世界170カ国に対応しています。
イモトのWiFi も在庫がある限り当日レンタルが可能です。
さらに受付カウンターが関空の第1、第2のそれぞれのターミナルにあるので安心。
第1ターミナル
受取、返却ともに第1ターミナル 1階到着ロビーです。
第2ターミナル
受取、返却ともに第2ターミナル国際線 出発ゲートで可能です。さらに返却は到着ゲートでも可能です。
イモトのWiFi の面白いところは、関西空港駅(南海電鉄改札横)でもWiFiルーターの受取、返却が可能なところです。
もちろん営業時間外の場合は、返却Boxに返すことができます。
Wi-Ho!(ワイホー)
Wi-HO! は知名度としては上の二つに比べて劣りますが、ちょくちょくセールなどをやっていて安くなるので、その時にうまく利用すればお得です。
何度か利用していますが、台湾、香港などで使った限りでは通信速度・電波に問題はなくいたって快適でした。
空港での当日レンタルはできないので、事前申し込みが必須です。
関空での受取、返却は上の二つに比べて少し不便です。
まず、受付カウンターが第一ターミナルにしかありません。ですので、ピーチ・アビエーションなどの第2ターミナル利用の場合は、第一ターミナルに寄る必要があります。
ただ、事前に無料でWiFiルータを自宅に届けてくれます。これを利用すれば第2ターミナル利用でも受取は楽ちんです。
受取は第1ターミナル 4階出発ロビーの関西エアポートバゲージサービスです。
返却は第1ターミナル1階到着ロビーの関西エアポートバゲージサービス返却Boxです。
返却時は返却Boxのみとなるので注意が必要です。
3つのサービスの比較
それでは3つのサービスを価格・品質・利便性という視点で比較してみたいと思います。
価格
やはり最も気になるのは、価格かと思います。ただ、このWiFiレンタルサービスの価格は事実上通常価格というものが存在しないです。
一応あるみたいですが、常にセールやクーポンなどの割引施策をやっていますので普通の価格で利用するのは非常にもったいないです。
実際にこの記事執筆時点で3つのサービスのサイトを覗いてみたところ、以下のような割引をやっていました。
なので、価格でどこが一番安いっていうのはその時々や行き先で変わってくるため、実際に旅行に行く際にそれぞれのサービスを比較してみる事をおすすめします。
品質
私が使用した事があるのは台湾と香港だけですので、もしかすると他の国では状況が変わってくるかもしれませんが、それぞれのサービスでの品質の差は正直感じません。
品質とは具体的には電波状況と速度を指しますが、どのサービスも都市部であれば電波が途切れるなんて事はありませんし、地下鉄でもガンガン入ります。
速度ですが、ちょっと試しに計測した限りでは2Mbps〜10Mbpsといった数値で、速くはないですが普通にネットするのであれば不満は出ないレベルです。
速度を3Gと4Gから選択できる国がありますが、個人的には3Gで十分かと思います。私も以前は4Gを使っていましたが、体感速度では全然変わりません。
動画といった大容量コンテンツを利用するのであれば別ですが、地図を見たりネットやアプリを使ったりするぐらいであれば、3Gで充分かと思います。
利便性
WiFiのレンタルにおいて、私が最も重要視するのはこれです。
「簡単に借りられて、簡単に返せる」
というのも、価格もだいたい横並びですし、サービスの品質も似たり寄ったりですので。
出張や旅行の際って、何かと時間がなかったり色々と気をつけないといけない事も多いです。
そういった状況なので、できるだけ手間をかけずにWiFiのレンタルができるサービスが自分にとっては助かります。
そして、利便性でのおすすめはグローバルWiFiです。
ですが、これは私の使い勝手ですので、それぞれの利便性で選択すれば良いかと思います。