どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
世間(のごく一部)を騒がせているiPadmini6(第6世代)。
先日、私も購入してみました。
で、使ってみて2ヶ月ほどが経ち、買ってどうだったかを振り返ってみようと思います。
iPadmini6(第6世代)を買うべきか迷っている人の参考になればという次第です。
特に「iPadmini6(第6世代)って高くね」と思っている人には特に読んで欲しいです。
私は買う前にこの一点で相当迷いました。
以前、iPadmini3を買った際には3万ぐらいでした。
今回、iPadmini6(第6世代)は6万。
単純な価格比較だと倍ですよ、倍。
iPadmini6(第6世代)に6万出す価値があるのかと自問自答の日々(笑
迷っていても仕方ないと、結局買いましたが。
それと、私はApple信者とかではなく、できればAppleとは距離を置きたい人です。
なんでもそうなんですが、特定のメーカー、製品に依存するのは消費者としてはよくない状況ですので。
常に選択肢があるのが、望ましいですしね。
それでもAppleの製品は魅力的ですし、OS(基本ソフトウェア)が独自のものなので、比較が難しくもあります。
そういったことを踏まえて、iPadmini6(第6世代)への評価について結論から申し上げると「長い付き合いになりそう」。
私は新しいデバイス買うと「これはすぐに使わなくなるな」、「長く愛用することになりそう」といったふうに、どれぐらいそのデバイスと付き合うことになるかを想像します。
短い使用期間=低評価
長い使用期間=高評価
つまり、iPadmini6(第6世代)は最高クラスの評価(笑
iPadmini6(第6世代)とはどのようなデバイスなのか?
iPadmini6(第6世代)がどんなデバイスなのか、簡単に紹介しておきます。
製品名のおしりにminiがつくとおり、小さいiPadです。
iPadはProだと12インチや10インチ、無印のiPadやiPad Airはおおよそ10インチ前後。
それに対してiPadmini6(第6世代)の画面サイズは8.3インチ。
大半のユーザーにとって、ほかのiPadとiPadminiの違いはサイズだけです。
もちろんプロセッサ、メモリ、カメラ性能など違いはあります。
しかし、そんなものは一般ユーザーは気づかないレベルでしょう。
少しだけ補足がありますが、それはのちほど。
あえていうなら、関係あるとすると本体のカラーバリエーションでしょうか。
iPadmini6(第6世代)にしかないカラーがあります。
iPadmini6(第6世代)を何に使っているのか
私はiPadmini6(第6世代)以下のような用途で使っています。
・ブラウジング
・SNS
・動画視聴
・GoogleマップやGmailなどのアプリ
これらのほとんどに共通することが、ビューアとしての使い方だということ。
ビューアとは何らかのデータを表示する機器やソフトウェアを指し、たとえばYouTubeを見るのにiPadを使っていたら、それがビューアとして使っているということになります。
上でいうと、SNSで投稿したり、Gmailでメールを作成したりするのはパソコン的な使い方ですね。
自分はiPadmini6(第6世代)を9割以上ビューアとして使っています。
そして大半のユーザーもこのような使い方をしているはず。
スペック的にはクリエイティブなイラスト作成、動画編集、ライティングなどにも使えますが、あまり適しているとは思えません。
もちろん、理由は画面サイズですね。
iPadmini6(第6世代)の魅力
言うまでもないことですが、iPadmini6(第6世代)の最大の魅力はサイズ感です。
数字で表現してもピンとこないかもしれませんが、高さが20センチを切り、幅も13センチのコンパクトサイズ。
重量はWiFiモデルだと293gしかありません。
成人男性なら片手で軽々扱えます。
自分はiPad ProとiPad Air4も所有していますが、これらは大きくて重いです。
片手でずっと持っているのは筋トレをしているようなもの。
それに対してiPadmini6(第6世代)なら30分ぐらい持っていても手が痛くなりません。
それにもかかわらず画面サイズが8インチありますので、動画視聴も快適。
これは人にもよりますが、スマホの5インチ前後の画面だと動画を視聴するにはもの足りません。
その不満を見事にカバーしてくれたのが、iPadmini6(第6世代)。
iPad ProやiPad Air4は画面が大きくていいのですが、動画を視聴するにはスタンドありきになります。
iPadmini6(第6世代)ならさっと取り出し、手に持って動画視聴ができます。
上で「クリエイティブな作業には向かない」的なことを書きましたが、最近ブログもiPadmini6(第6世代)で書いていたりします。
サードパーティ製のキーボードの打ち心地が酷くてこれまで書く気にならなかったのですが、Apple純正のMagicキーボードに出会って、一変。
このキーボード、コンパクトなんですが、MacbookProやAirと同様のキーピッチで打刻感も同じなので神です。
iPadAir4のキーボードとしてMagicKeyBoardが最強な理由
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話を戻そう。
iPadmini6(第6世代)って、ほかのiPadを持っている人がサブで買うみたいなイメージがあるかもしれませんが、そうでもないなと。
iPadmini6(第6世代)が1台あれば、大抵のユーザーは満足できるんじゃないでしょうか。
画面サイズが必要なイラスト作成や動画編集をする人は迷いなく、ProやAirを選ぶと思うんですよね。
なので、タブレット何がいいんだろう?と迷っている人はiPadmini6(第6世代)もあり。
iPadmini6(第6世代)の不満点
iPadmini6(第6世代)に対して不満がないわけではなく、ベゼルなんとかならんのか?と思っています。
まあ、改善点としてわざと残しているんでしょうけど・・・。
厚さも気になりますね。
サイズの割にはボリューム感があるので、これで薄くなったら完璧です。
iPadmini6(第6世代)はなぜ高いのか
iPadmini6(第6世代)が高くなったのにはいくつか理由があるかと。
一番大きいのは日本のデフレですよね。
iPadmini6(第6世代)はグローバル製品で、Appleはアメリカの企業。
そのため、値付けはドルベース、アメリカ基準になります。
上でiPad mini3の倍になったと書きましたが、ipad mini3は2014年に登場したモデルです。
つまり7年前。
アメリカのインフレ率は年に3%前後ですので、単純計算で7年前から20%製品価格が上がっていてもおかしくありません。
わかりやすい例だと、アメリカではビックマックが600円を超えていて、日本は390円。
ビックマックはローカライズされた価格だけど、Apple製品はそうじゃない。
それに半導体をはじめとする部品の値上がり、人件費や輸送費の上昇も価格に転化されているものと思われます。
最後にAppleブランドも一因かと。
ベンツやロレックスは高いから価値があるというユーザー心理をついたブランド戦略をAppleはとっていますので。
Apple製品の減価率が低いのは有名な話。
まとめ:結局のところiPadmini6(第6世代)は高い!?
iPadmini6(第6世代)は高いのか?」と問われたら、絶対的には価格相応という結論、自分的には。
理由としては製品寿命が長くなる可能性が高いからです。
3年はばりばり使えるでしょう。
おそらく5年、普通に使えると予想します。
なぜならプロセッサとメモリの戦闘力が高いから。
iPadmini6(第6世代)に搭載されているA15 BionicはiPhone13にも採用されている最新のプロセッサです。
メモリも4GBと充分。
以前はiPadminiのスペックは抑え気味で、あまり長く使えるものではありませんでした。
しかし、今回のモデルチェンジでサイズはコンパクトだけど、iPadやiPad Airよりも高機能となっており、おのずと製品寿命も長くなります。
つまり、長く使えるなら6万円でも高くないというわけです。
場合によっては3年使って、売却してもそこそこの値がつくと思われます。
いっぽう、相対的な評価としてはやや割高かな、という印象。
ほかのAndroidのタブレットは同じようなスペックでもっと価格が抑えられています。
ただ、iPadmini6(第6世代)とガチンコでライバルになるようなデバイスがないというのもあって、相対評価自体があまり意味を持ちませんが・・・。
冒頭で「プロセッサ、メモリ、カメラ性能など違いはあるけど、そんなものは一般ユーザーからしたらないにも等しい」と書きましたが、少し補足しておきます。
iPadmini6(第6世代)と比べてiPad Proは別格です。
M1チップというMacbookProにも搭載しているモンスタープロセッサを採用していますので。
ですので、製品寿命という観点で考えたらiPad ProはiPadmini6(第6世代)よりも長くなるでしょう。
しかし、そこはそもそものターゲットが違います。
プロ向けと一般向けの違いです。
というわけで、iPadmini6(第6世代)は価格だけ見ると高く感じますが、実際使いはじめるとその価値は充分あるという結論となりました。