真夏の宮古島を自転車(ロードバイク)で走破する本シリーズもいよいよ最終回となります。
今回は青い海はあまり出てきませんので、そっちを期待されている方はこちらをどうぞ。
最初から読みたい方は出発編からどうぞ。
街走り
街歩きというのはよく聞くと思いますが、今回は街走りです。
ちょっとググってみたところ、「街走り」なんていう言葉はないみたいですが・・・。
約1ヶ月近くひたすら青い海を求めて自転車(ロードバイク)を走らせ、綺麗な海を眺めて、潜ってを繰り返していました。
ですので、最後にちょっと住宅街なんかをのんびり走ってみようかと。
泊まっているゲストハウスを出ると、早速住宅街です。
いやー、のんびりしてて良い雰囲気だ。
最高気温が36度で、日差しが殺人的に強いですが!
少し走ったところで休憩していると、子猫が寄ってきました。
猫好きにとっては堪らないシチュエーション。
本当に小さい。手のひらに乗ります。
子猫とずっと遊んでいるわけにもいかないので、探索再開。
なんでもない家並みだけど、南の島が好きな自分にとってはなんとも言えない雰囲気です。
椰子の木が並んでる道を走っているだけでテンション上がりますわ!
宮古島が日本の領土でマジで良かったです。
パスポートなしで、自転車を持ち込んでこんな南国を満喫できることに感謝。
と心が満たされても腹は減る。
昼食は地元で人気のそば屋さん、古謝そば屋へ。
この店には以前、宮古にきたときにも訪れたことがあるんですが、伝統的な「宮古そば」が食べられます。
麺に独特のコシがあって、あっさりしたスープとよくあってるんですよね。
また、そばに乗っている味付け肉やかまぼこと一緒に麺を食べると、口の中に幸せが広がります(笑
腹も満たせたので、また住宅街をひたすら走ります。
といっても、宮古島は小さな島ですのでいつの間にやらこんな景色に。
さらに10分ほど走るだけで、こんな素敵な風景が眼前に広がります。
結局こうなるのね、と思っていたら「宮古島市熱帯植物園」の看板が。
せっかくなので行ってみることにしました。
園内には熱帯植物が展示してありましたが、都会の植物園と比べて自由というか、公園みたいな感じですね。
馬小屋があって馬がいました。
坂道を登ります。だんだんと勾配がきつくなってくる。
道の先には展望デッキがありました。
ずっと海ばかり見ていたので、こういう山というか森もいいなと。
人が少ないのでかなりのんびりでき、癒されます。
宮古島は海関連のスポットは多いのですが、こういった観光スポットはあまりないので貴重ですね。
宮古島市熱帯植物園をあとにして、さらに自転車を漕ぐと海に出ました。
時間にしたら10分ほどでしょうか。
なんか絵になるなー。
さらに海沿いに走っていると、漁港があったので突入してみました。
すると、綺麗な芝生があったので、思わず寝転んで休憩。
漁港で釣りをしていた子供たちと遊んだりしていたら、あっという間に夕方に(笑
慌てて一度ゲストハウスに戻り、シャワーを浴び、服を着替えて晩御飯を食べに出かけました。
宮古島最後の夜に美味しい魚でも食べたいなと思い、何度も行っている「郷家 ご~や」に。
魚の名前は忘れましたが、造りがめちゃうま!
油が程よく乗っていて、生臭さなんて皆無。
口の中でホロリと崩れるような食感が心地よいです。
また、お通しがサラダバーみたいになっていて、連日野菜不足だった自分にとっては嬉しい限りでした。
郷家はこういう居酒屋系では一番のおすすめです。
味やサービスも都会のそれに引けを取りませんし、毎晩19:30から島唄三線ライブをやっていますので、宮古島の雰囲気を味わいたい人にはうってつけかと。
大阪に戻る
街走りを楽しんだ翌日、いよいよ自宅のある大阪に戻ります。
昼前の飛行機でしたので、朝から自転車で空港を目指します。
別に遊びに行ってるわけじゃありませんよ。
あくまで空港へと続く道です(笑
空港が見えてきました。
南国感満点の空港に到着。
一抹の寂しさも感じつつ、自転車をバラして輪行バッグにつめます。
飛行機は定刻どおりに飛び立ちました。
遠くに池間島が見えます。
「帰りたくねぇ!」
と心の叫びが・・・。
さらば宮古、また来るので・・・。
そんな感傷に浸っていたこともすぐに忘れ、iPadで電子書籍を読む(笑
那覇で乗り換え、あっという間に見慣れた街並みが眼前に広がります。
真ん中やや左が、あべのハルカスっぽいです。
うーん、空が汚い(笑
ごちゃごちゃしてるし、人は多いし、空気は汚い。
それでもいつの間にか大阪が自分の街になっている。
そんなことを再認識させてくれる旅でもありました。