Androidでガシガシ使えるタブレットを探していたところ、HUAWEI(ファーウェイ)のMediaPad M3 Lite 10というモデルが良さげな感じだったので、お店で触ってみました。
画面も10.1インチで見やすく、液晶も綺麗。
試しにネットをしてみたりと少し弄った限りではサクサク動きます。
私はスマホがHUAWEI(ファーウェイ)のP10liteということもあり、画面デザイン全般にもまったく違和感がないので、余計に印象が良かったです。
さらに価格も3万以下とお手頃だったため、即購入。
MediaPad M3 Lite 10を開封
MediaPad M3 Lite 10の外箱です。
シンプルで高級感もそれなりにありますが、あからさまにAppleの影響を受けていますね(笑
裏にはMediaPad M3 Lite 10のセールスポイントが書かれています。
外箱を開けると、中から端末がお目見え。
ですが、まだ端末を白いビニールが覆っています。
付属品はシンプルで充電ケーブルやコンセント、ちょっとした冊子だけです。
MediaPad M3 Lite 10の外観
白いビニールを外すとようやくMediaPad M3 Lite 10とご対面!
一番薄いタイプのipadに比べると正直、ボテっとした印象は拭えません。
これはボディ自体の厚さと各所におけるカーブなどの違いでしょうが、価格差を考えるとMediaPad M3 Lite 10の出来はそれほど悪くないと思います。
むしろ、同価格帯の他のメーカーのタブレットに比べて洗練されたデザインで素晴らしいとまではいかないまでも、満足いくレベルかと。
周囲をアルミのような素材で囲っているのが見た目の特徴です。
こだわりのポイントなのかもしれませんが、もっと暗い色の方が高級感を出せると思うんですがね・・・。
ぱっと見の印象としては、表面をフラットにしてより薄く見せている感じです。
MediaPad M3 Lite 10のボディはカーブや突起がほぼなく、あくまでもシンプルな造形です。
変に凝らずにすっきりまとまっていて、道具としても手に持ってしっくりきます。
裏側は明るいグレーで少し艶を出しています。
美しいというわけではありませんが、綺麗にまとめている印象です。
上の写真の小さな穴ですが、これはスピーカーの穴で、端末の四隅にあります。
というのも、MediaPad M3 Lite 10は4基のスピーカー(クアッドスピーカー)を備えています。
さらにこのスピーカーはオーディオ機器のブランドであるharman/kardonがチューニングしているらしいです。
ちょっと聞いてみたところ、確かにタブレットにしてはサウンドに迫力がありました。
harman/kardonの効果がいかほどかはまったくわかりませんが(笑
MediaPad M3 Lite 10とNexus7を並べてみました。
左のNexus7は画面が7インチ。対して右のMediaPad M3 Lite 10は10.1インチです。
その差は歴然。
大きければいいというわけではありませんが、Nexus7はちょっと込み入った調べものをしたり、動画を視聴するには画面サイズが物足りないんですよね。
逆にSNSなどの軽い使い方の場合は、Nexus7のサイズ感のほうが手軽だったりしますが。
MediaPad M3 Lite 10のスペック
一応簡単にMediaPad M3 Lite 10のスペックを紹介しておきます。
MediaPad M3 Lite 10の基本スペック | |
CPU | MSM8940 1.4GHz+1.1GHz |
メモリ | 3GB |
記憶容量 | 32GB |
OS | Android 7.0 |
画面サイズ | 10.1インチ |
画面解像度 | 1920x1200 |
背面カメラ | ○(800万画素) |
前面カメラ | ○(800万画素) |
幅x高さx奥行 | 240x7.1x173 mm |
重量 | 460g |
バッテリー容量 | 6660mAh |
CPUはこの価格帯のタブレットとしては普通かと。
メモリは3GB積んでいますので、現状は充分でしょう。これでいつまで快適に使えるかですね。
突出しているのが本体の厚さで、7.1mmと比較的薄いところ。
個人的にいくらスペックが良くても分厚く重いタブレットは使う気になれないので、薄さと軽さがこのタブレットを買った決め手といってもいいぐらいです。
安いタブレットは分厚くどっしりしたモデルが多いので、3万以下でこのサイズは貴重じゃないでしょうか。
バッテリー容量も地味に多いのが嬉しいですね。
カメラも背面、全面ともに800万画素と同価格帯のタブレットよりも優れています。
我儘を言うと、このサイズのタブレットでカメラを使う人ってあまりいないと思うので、カメラのスペックを下げて他のところに回して欲しいかも。
あと、マイクロソフトの「Office Mobile」がついています。
Androidでオフィスってどうなんだろうと興味がありましたので、これから使ってみようと思います。
MediaPad M3 Lite 10の使用感
それでは様々な角度でMediaPad M3 Lite 10の使用感をレビューしていきたいと思います。
MediaPad M3 Lite 10を持った感じ
タブレットって持った感じがけっこう重要かと思います。
上でも書いていますが、分厚くて重いと苦痛でしかないので(笑
ディスプレイが10インチ以上になってくると、比例して本体サイズや重量も上がってきますので、持ちにくくなってきます。
その辺、iPadProはよく出来ていて、あの形状は理想的なんだと妙に納得させられます。
肝心のMediaPad M3 Lite 10はどうかというと、悪くないと思います。いや、むしろ好きな形状ですね。
縦向きで持つとこんな感じです。
ずっしり感はスマホと比べるべくもないですが、タブレットとしては重さも抑えてありますし、薄さによって手の疲労もかなりマシなほうかと。
斜めからもある程度までは視認できます。
横向きだとちょっと持ちづらいですね。
ただ、この端末ってナビゲーションボタンが横向きで持ったときに下にくるようになっていて、電源ボタンや音量ボタンも横向き前提になっているようです。
電源ボタンと音量ボタンは横向きに持って、右上にくるようになっています。
縦だとナビゲーションボタンは右で、電源ボタンと音量ボタンは左上になりますね。
まあ、慣れの問題かもしれないですけど、ナビゲーションボタンが右というのは若干違和感が・・・。
インターネットを使ってみる
タブレットでやることといえば、ネットでしょう。
プリインストールされているChromeでyahooを開いてみました。
横向き。
縦向き。
ページの開く速度や描画はまったくストレスなく、サクサク動いてくれます。
画面も非常に綺麗で、これが3万以下で買えるようなったことに驚くばかりです。
ピンチイン、ピンチアウトによる画面の拡大・縮小もスムーズで、iPadと比べると少し引っかかりますが、それはあくまでも比較した場合の話です。
単純に情報を閲覧するという場面で、これぐらいスムーズに応答してくれたら不満はないレベルでしょう。
最大まで拡大してみました。
横向き。
縦向き。
一昔前だと、文字のギザギザが見えたりしていたのですが、非常に綺麗で読みやすいです。
スクロールもスムーズで快適ですね。
動画を再生
ちょっと重たい処理として、高画質の動画再生をしてみました。
なんの問題もなくスムーズに再生されましたね。
画面も綺麗で、横に並べて比較していない段階では、iPadProに劣っているとも思えないんですがね・・・。
動き自体も滑らかで、細かいことはあまり気にしない私なんぞは満点をあげたいぐらいです。
アプリを使ってみる
メジャーどころばかりですが、グーグルDrive、Googleマップ、Excel、Facebook、Twitterをいろいろ触ってみたところ、なんの違和感もないですね。
むしろ画面も大きく、サクサクなのでいろいろ捗ります。
ただ、Excelだけはちょっと使いづらい・・・。
これはMediaPad M3 Lite 10がどうというよりも、AndroidのExcelを使いこなせていないだけだと思います。
キーボードに関しては、スマホよりも大きなぶん、使いやすい気がします。
大き過ぎてスマホをずっと使っていた直後だと違和感が半端ないですが(笑
カメラを使ってみる
カメラで写真を撮ってみました。
カメラモードを起動しているところです。
なんの変哲もない撮影風景ですね。
で、撮れた写真がこちら。
うーん、悪くはないんですけどね。
実際の色よりも薄いというか、霞がかかったような感じになっちゃいますね。
購入を検討されている方はあまりカメラには期待しないほうがいいかもしれません。
まとめ
値段が値段だけにちょっと不安でもありましたが、MediaPad M3 Lite 10には今のところ満足しています。
これから使い込んで、いろいろと手を入れた結果がどんな風になるか気になるところではありますが。
そのままの状態でライトに使うのであれば、価格以上の価値はありそうです。
こんな人に向いているんじゃないでしょうか。
・コスパの高いAndroidのタブレットを探している。
・薄くて使いやすいタブレットが良い。
・画面が大きいタブレットが好み。
逆にカメラ機能に重点を置いている人には不向きなモデルかもしれません。
MediaPad M3 Lite 10を買う際に格安タブレットを比較してみました。