いわゆるGoProもどきのMUSON(ムソン)MC2ですが、購入した目的の一つが水中にて動画を撮影することでした。
そこで今回は奄美大島にて実際に水中撮影を敢行してみましたので、その結果をネチネチとレビューしてみます(笑
MUSON(ムソン)MC2の実機レビューについては以下からどうぞ。
MUSON(ムソン)MC2の防水機能
MUSON(ムソン)MC2にはこのようなハウジング(防水ケース)が付属しています。
装着すると、一気にそれらしくなります。
防水自体に問題なかったかどうかですが、私の個体ではまったく不具合なく水中撮影できました。
3日ほど、1日あたり3時間ほどシュノーケリングで使用し、その都度ハウジング内に水が侵入していないかを確認しましたが、その形跡は見当たりませんでしたね。
MUSON(ムソン)MC2は水深30メートルまで耐えられるということですが、今回の使い方では水深7、8メートルほどまで潜って使ってみました。
さらに、何度か10メートルほど潜ってみましたが、特に変化はなく普通に使えました。
素潜りだと10メートルぐらいが限界です。
MUSON(ムソン)MC2の水中画質
実際に撮影した動画がこちらです。
晴れてはいましたが、快晴というわけではなかったので、少し海中が暗いです。
あと水中に濁りがあって、透明度が低かったのが残念な点です。
こっちは魚の群れを撮影したもの。
こっちも少し曇っているので、暗めです。
Youtubeにアップすると画質が劣化するので、実際はもっと高画質です。
画質そのものは想像通りといったところで、なかなか綺麗に撮れているのではないかと思います。
上の二つは解像度が1080p(1920×1080)、フレームレートが60fpsで撮影しました。
ただ、手ぶれ補正がないため、どうしても画面自体が揺れてしまうことのほうが気になってしまいますね。
上の動画は、これでもかなり気をつけて画面が揺れないようにしているんですが・・・。
まあ、はじめての水中撮影でもあり、MUSON(ムソン)MC2自体も購入して数回しか撮影していませんので、この辺りはもう少し慣れてくれば改善する気もします。
MUSON(ムソン)MC2にて実際に水中撮影してみて
実際に水中撮影してみて、何点か気づいたことがありました。
本体の持ち方
MUSON(ムソン)MC2にはご覧の通り、様々な装着パーツが付属しています。
水中で撮影する際にどういったパーツを本体に取り付けたらいいのか迷いましたが、色々試した結果、このような形に。
水中の場合、頭につけるわけにもいかず、手に持つしかないです。
本体がコンパクトで軽いのは非常に助かるのですが、水中だと小さ過ぎるのが仇に・・・。
持つとこんな感じです。
ぱっと見はこの持ち方がしっくりくるように思えるんですが、手振れ補正がないため、なかなか画面が安定しません。
ですので、しばらくするとこんな持ち方に。
これが意外と安定します。
ただ、何度か落としそうになってしまいました。
海の中は波があったりするので、なかなか難しいですね。
撮影した映像の確認
MUSON(ムソン)MC2の画面サイズは2インチのため、撮影した映像の確認が難しいです。
特に魚などの小さい対象物を撮影する際は、確認はもはや無理。
これが1メートルぐらいある魚ならなんとかなるんでしょうが、数センチ〜数十センチのサイズともなると、小さ過ぎてなにがなにやらわかりません(笑
あとでPCで確認すると「お、意外と撮れてるな」といった状態でした。
当然、撮影しながらの確認はまずできませんので、感覚的に撮れてることを想像しながら魚やサンゴにカメラを向けていました。
これは何度もやって、慣れていくしかなさそうです。
操作性について
ハウジングをつけるとどうしても各種ボタンが押しにくくなります。
自分の場合は男ということもあり、意識して強めに押せば反応してくれたので、そこまで不便という印象はありませんでした。
ですが、女性だとこのボタンの押しにくさは少し苦労するかもしれません。
また、上でも書きましたが、本体が非常にコンパクトですので、ちょっとした波でも何度か本体を落としそうになりました。
実際には落としませんでしたが、水深のあるところでサンゴの隙間などに落としたらもう・・・。
まとめ
値段のことを考えると、素晴らしい出来だと思います。
数千円で手軽にフルハイビジョン画質の水中撮影ができるなんて、凄いの一言です。
手振れ補正がないという欠点が悔やまれますが、これは努力でそれなりに改善できそうですので。
慣れたら、かなり良い感じの映像が撮れるんではないでしょうか。
また一つ、南の島の楽しみが増えました。
MUSON(ムソン)MC2をドライブレコーダーとしても使ってみました。