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格安アクションカメラのMUSON(ムソン)MC2の実機レビュー

先日、格安アクションカメラを購入してみました。

以前から海などで水中撮影をしたいと考えていたところ、アクションカメラでも水中撮影が可能と知ったためです。

アクションカメラでいうとGoProが有名ですが、最近ではGoProよりもずっと低価格で性能的にはそれほど変わらないモデルが各メーカーから発売されています。

俗にいう「GoProもどき」っていうやつです。

各社から様々なモデルが発売されていますので比較検討し、その中から私が選んだのはMUSON(ムソン)のMC2です。

MUSON MC2の特徴

MUSON MC2の特徴です。

・多彩なビデオ解像度1080P/720P/4K/2.7Kに対応。2.0インチLCD搭載により、高画質のウルトラHD4K録画が可能。

・ループ録画、タイムラプスビデオ、タイムラプスフォト、スローモーション、ドライブレコーダーモード、動体検知、連写など、様々な撮影機能。

・視野角の調整が可能。

・鮮明な映像を表示する高感度CMOSセンサーを搭載。ノイズの少ない高画質な映像で夜間でも高い視認性を確保します。iso感度、露出補正、ホワイトバランスなどを調整することによって、好みの写真を撮ることができます。

・新技術UltraHDを搭載し、解像度は今までのフルHD1080Pの4倍のきめ細かさが表現できる4608*2592。また、170度広角レンズを搭載していますので、広範囲の撮影が出来ます。

・Ezi cam(iOS/Android)というアプリにて、Wi-Fi経由でアクションカメラの制御が可能。さらに専用のリモコンを使えば、15メートルまで遠隔操作ができます。

・ハウジング(防水ケース)を付属しており、深度30メートルまでの防水に対応。耐水性に優れており、潜水や水泳などの水中撮影も可能。

MUSON MC2の基本スペック

 

 MUSON MC2
動画解像度1440p30、1080p60、720p120
写真解像度1200万
画面サイズ2インチ
レンズ170°広角レンズ
幅×高さ×奥行き59.3×41.1×24.6mm
重量64g
防水30m
手ブレ補正静止画のみあり
バッテリ1050mAhバッテリー×2

 

動画撮影に関しては、以下のような解像度とフレームレートです。

  • 4K(3840×2160):25fps
  • 2.7K(2716×1524):30fps
  • 1080p(1920×1080):60/30fps
  • 720p(1280×720):120/60fps

商品説明などでは「4K対応」を売りにしているようですが、フレームレートが25fpsですので、おまけ程度に考えておいたほうがいいです。

バッテリは60〜90分ほど持ち、はじめから2個付いているのが嬉しいところ。

MUSON MC2の中身

外箱です。

MUSON(ムソン)アクションカメラMC2の外箱

外箱を開けると中からさらにケースが出てきました。

MUSON(ムソン)アクションカメラMC2のハードケース

このケース、ハードケースっぽい造りで頑丈ではありますが、ちとサイズが大きくかさばります。荷物や極力コンパクトにしたい私的には外出時はまず持ち歩かないでしょう・・・。

さらに中身を開けると「これいったいどうやって使うの?」というぐらい多くのアタッチメントが付属しています。

MUSON(ムソン)アクションカメラMC2の中身

格安なのにこれだけ付属品が付いているのはお得感があります。

MUSON(ムソン)アクションカメラMC2の付属品

個人的に一番重要なハウジング(防水ケース)です。

MUSON(ムソン)アクションカメラMC2のハウジング

格安アクションカメラということもあり、このハウジングに関してはかなり疑ってかかっています。

ですので、試しにハウジングの中に硬貨(500円玉や100円玉)を詰めて、水を張ったバケツに1時間ほど沈めてみました。

結果は全然問題なし!

硬貨はまったく濡れていなかったので、初期不良はなかったです。

後日、奄美大島の海で水中での動画撮影を試してみました!

格安アクションカメラのMUSON(ムソン)MC2で水中を撮影してみた

本体正面です。

MUSON(ムソン)アクションカメラMC2の本体正面

本体の表面が柔らかい素材でできているため、様々なところに取り付ける際に傷がつきにくいので好印象です。

その分、ちゃちな印象は拭えませんが・・・。

本体背面です。

MUSON(ムソン)アクションカメラMC2の本体背面

ハウジングを装着するとこんな感じに。

MUSON(ムソン)MC2にハウジングを装着

MUSON MC2と硬貨を比べてみました。

MUSON(ムソン)MC2と硬貨を比較

これでいかにMUSON MC2がコンパクトか分かってもらえるかと。

あまりに小さく軽いので、手に持って撮影するのが難しいくらいです。

MUSON MC2の充電

MUSON MC2にはバッテリー用の充電台とmicroUSBケーブルが付属していますので、これで充電します。

MUSON(ムソン)のMC2の充電

少し残念なのがコンセントがないこと。でも、これはスマホを持っている人が大半だと思いますので、そこまで困らないでしょう。

MUSON MC2の実機レビュー

試しにクロスバイクにMUSON MC2を装着し、走ってみました。

画質は1080p(1920×1080):60fpsで撮影しています。

8,000円前後でこの画質の動画が撮影できるなんて、すごい時代になったもんだなと・・・。

値段からすると画質は満足ですが、やはり気になるのは手ブレです。

上のサンプルは自転車に乗っているのでまだましですが、手に持って歩くとそこそこ揺れます。

また、自転車の場合でも上のサンプルは比較的路面状態が良い場所なんでそれほど気になりませんが、繋ぎ目だらけの裏道や、でこぼこ道なんかは画面がかなり揺れますね。

この辺りは高価格帯のカメラとの明らかな違いだと思います。

写真はこんな感じで撮れます。

mc2で撮った写真

MUSON MC2は買いか?

個人的には今年ベスト5に入る「買ってよかったもの」です。

1万円以下でフルHDの動画がそこそこ綺麗に撮影できて、その上水中撮影も可能とか、なんて良い世の中になったんだ・・・。

ただ、アマゾンの評価的には以下のようなものもありますので、注意が必要です。

・新品のはずなのにハウジングが傷だらけ。
・買って数回使ったら電源が入らなくなった。
・本体が熱を持つと電源が入らなくなる。
・水につけるとすぐ壊れた。

私のMUSON MC2は今のところまったく問題はないですね。

結局のところ、こういった安い製品にありがちな個体差によるところだと思います。

こればかりは運もありますが、1年保証つきですので初期不良は対応してくれるでしょう。

GoProに比べると品質面でのリスクは多少ありますが、機能的にはそれほど違いのない製品が3分の1以下で買えるというのは消費者にとっては良いことだと思います。

本格的に使おうとするとどうしてもGoProなどの上位機種が必要になってくると思いますが、ちょっとした動画撮影などであればMUSON MC2はかなり使えるのではないでしょうか。

格安アクションカメラを比較してみました。

格安で買えるアクションカメラが凄い!初心者におすすめな機種を比較してみた

MUSON(ムソン)MC2をドライブレコーダーとしても使ってみました。

格安アクションカメラのMUSON(ムソン)MC2はドライブレコーダーとして使えるのか

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