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中古のベンツCクラスを5年間所有してみた結果

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

ベンツのCクラスを購入してからそろそろ5年という月日が流れようとしています。

その間にいろんなことは・・・ありませんでしたが、所有してみた感想を述べてみようかと。

はじめに断っておきますが、私は自動車は好きですが自動車評論家ではありませんし、運転に関しても素人です。

なので、あくまで一般人目線にてCクラスを評価します。

「Cクラスを所有してみたいけど、維持費高そう。故障多そう。実際どうなの?」といった人の参考になれば幸いです。

メルセデス・ベンツのCクラスとはどんな車でなぜこの車を買ったのか

私が所有しているメルセデス・ベンツのCクラスの紹介を簡単にしておきます。

年式:2011年
グレード:C200アバンギャルド
走行距離:28,000キロぐらい

ベンツCクラスの外観

メルセデス・ベンツとしては購入しやすいエントリーモデルの仲間です。

昔は「小ベンツ」なんて揶揄されていたそうですが、現在はメルセデス・ベンツの主力車種として販売されており、日本でも人気のあるモデルです。

私がCクラスを買った理由は

・デザインが好み(特に内装)
・ボディサイズがちょうどいい
・自動車としての基本性能の高さ
・運転がしやすい
・メルセデス・ベンツの良さを感じられる
・価格が手頃
・維持費がそこまでかからない

といったところです。

もちろん買う時点(試乗した上)での期待値ですね。

では、実際はどうだったか。

Cクラスの運転について

Cクラスの運転についてですが、「かなり運転しやすい車」です。

ハンドリングが秀逸で、ハンドルを切った分だけ車が思った方向に曲がってくれます。

制限速度内で走る分には「本当の意味で安全に運転しやすい車」かと。

運転する楽しさもそこそこ味わえます。

BMWの3シリーズには敵いませんが、自らハンドルを握っていると機械としての車と対話している気分にはなりますね。

パワーについては自分にとっては充分すぎるほどあります。

排気量は1500ccと驚くほど小さいですが、ダウンサイジングターボでアクセルを踏み込むとしっかり加速してくれます。

一般道で普通に運転していてパワー不足を感じることはありませんし、高速でもスムーズな加速でストレスはないです。

Cクラスの乗り心地について

人によって乗り心地の定義はいろいろあるかと思います。

・揺れが少ない
・静粛性に優れている
・ボディ剛性
・発進・停止がスムーズか

などなど。

価格の面から考えると、Cクラスの乗り心地に関しては「まあまあ良い」というのが率直なところ。

これ、履いているタイヤにもよると思うんですけどね。

私のCクラスにはミシュランのタイヤを履かせていて、ちょっとスポーツよりなので乗り心地は犠牲になっているところがあります。

足回りに関しては、3シリーズと比較するとマイルドですが、クラウンと比べると硬く感じます。

当たり前のコメントしかできませんが、もう少し柔らかくてもいい気がしますね。

でも高速やワインディングなんかを走ると「これでいいんだ」と思ってしまうので何を優先するかだと思います。

Cクラスのトラブルについて

cクラスを所有して4年、トラブルは皆無です。

「ベンツは壊れやすい、故障しやすい」

なんていう情報をネットで見たりしますが、自分の場合はまったくトラブルなしでここまでやってこれました。

本当になんにもないです(笑

好調、ひたすら調子がいい。

付け加えておくと、買うときと買ったあとに気をつけている点がそれぞれ一つずつあります。

1点目は、買った車体。

前オーナーは「法人」でした。

走行距離は5年で2,0000キロほど。

年間4000キロ弱。

そこまで車を酷使していないけど、最低限は走ってる状態です。

あと、整備記録もすべて確認し、正規ディーラーで定期点検&車検を受けていました。

法人所有であまり使われていない車は状態が良いことが多いです。

それでいて、整備は必要経費としてしっかりやります。

2点目は車のコンディションを保つために、最低限の整備には気を配っています。

これについては次で説明します。

Cクラスの維持費について

Cクラスを所有するにはどれぐらいのランニングコストがかかるのか。

私の場合は、国産車と大して変わっていません。

年間費用ですが、年一回のオイル交換ぐらいなので1~2万ぐらいです。

その他の整備については車検のタイミングでまとめてやっています。

Cクラスの車検費用はベンツであっても10〜12万程度。

前回は10万円を切りました。

ベンツのCクラス
ベンツのCクラスの車検費用をガチ公開してみる

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ブレーキオイルとカーエアコンフィルターを交換しての費用です。

同クラスの国産車とそれほど変わりません。

車のコンディションを保つと、トータルで維持費が抑えられるのでおすすめです。

というか、命を乗せて走るものですので最低限以下のようなことは日々意識しておくべきかと。

・タイヤの空気圧
・タイヤの溝
・エンジンオイルの劣化具合
・ブレーキの効き具合
・オイルエレメントの交換時期
・ブレーキフルードの交換時期
・エアコンフィルター

ぶっちゃけこれ以上のことはもう運にもよるかと。

明日エンジンがぶっ壊れるかもしれませんし、オイルが漏れ出すかもしれない。

そうなったらベンツだと高くつくことも念頭に置いておくべきでしょう。

あと、「維持費のことを気にするならベンツなんかに乗るな」とネットでコメントしている人がいたりしますが、「はあ?」ってなります。

Cクラスは普通の車なので、維持費のことは知っておくべき。

お金の使いどころなんて人それぞれですし、お気の毒な頭の持ち主に惑わされてはいけません(笑

最低限の費用で車のコンディションを保ち、楽しいカーライフを送るのも一つの考え方です。

私が自らやっている日常点検についてはこちら。

Cクラス(C204)のエンジンルーム
ベンツCクラス(W204)の日常点検で確認すべき項目

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Cクラスの良かった点

所有する喜び

私は所有物を他人に自慢するような性格ではありませんが、単純に良い車を所有しているという満足感がCクラスにはあります。

Cクラスならいつでも安全に快適に目的地へと連れていってくれる。

そう思わせてくれる車です。

国産車に乗っているときは「あの車いいな〜」みたいなことをよく思っていたんですが、Cクラスに乗ってからはあまり思わなくなりました。

3シリーズもクラウンも良い車。

乗用車として完璧に近い

「普通の車」という領域においてCクラスは完璧に近い車だと思います。

細かい不満点はいろいろあります。

ただ、走る・曲がるといった挙動、高速域でも安定した走行性能という車に必要な要素が高次元で実現されている車です。

Sクラスといった高級車の持つゴージャス感とは無縁ですが、車という機械に必要はものはきちんと備わっています。

運転が楽しくて楽で疲れない

単純に運転が楽しいです。

車とは本来こういうもの、というような高揚感を与えてくれます。

上でも書きましたが、ハンドルを操作することによって思った方向へと車が進んでくれますので、運転そのものもすごく楽にできます。

その分、周囲の状況に目も配りやすくなりますので、より安全に移動できるのもいいですね。

また、Cクラスはボディ剛性が高いので車外との距離感があり、シートのホールド感もいいので疲れにくいです。

Cクラスの悪かった点

コスパが悪い

車も製品である以上、費用対効果は重要です。

趣味としての車となるとまた違ってきますが、価格設定が高めなのは否めないですね。

ぶっちゃけ、「高いから良いもの」という日本人の価値観を逆手に取った商売かと。

ブランドなんかはどうでもよい自分にとってはめちゃめちゃ迷惑な話ですが、Cクラスと同程度の車が国産車にないので仕方がないです。

もしCクラスをマツダやスバルが作ってくれたら喜んで買うんですけどね。

そこまで精密に作られている?コストダウン?

Cクラスに対して期待値が高過ぎたのかもしれませんが、そこまで精密に作られているわけではないのでは?

という疑問があります。

具体的には高速になると、音がそこそこ入ってきます。

それと車内もちょっと軋んだりしますね。

コンソール周りからちょっとした音が聞こえてきたりもして、「あれ、なんの音?」と思うことがあります。

いつもってわけじゃないんですが。

以前、最新型のCクラスを1日借りたことがあって遠出したのですが、その際にも同じような印象を持ったので、このクラスのベンツでは普通?

高速中心でクラウンを数日乗ったこともあり、クラウンのほうがこういった質感は高いのではないかと思う部分もあります。

ただ、クラウンのフワフワした乗り心地は酔ってしまうので、これも何を優先すべきかということなのかもしれませんが。

まとめ:Cクラスは良くも悪くも普通の車

Cクラスは非常に良くできた車。

4年乗った感想を一言で言い表すなら、これ。

良くも悪くも普通の車じゃないでしょうか。

豪華さや見栄えであれば、クラウンの勝ち。

故障の確率も相対的に低いでしょうし。

ただ、車の基本性能としてはCクラスはかなりのレベルで、買って後悔するような車ではないと思います。

後悔するのであれば、そもそも車に求めているものが違うんでしょう。

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