どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
タイトルどおりです。
「2018年の大阪で働くフリーランスのITエンジニアを取り巻く現状」を赤裸々に語ってみようかと思います。
大阪でITエンジニアをやっていて、フリーランスに興味のある人。
大阪でフリーランスをやっていて、ほかのフリーランスが気になる人。
大阪以外でフリーランスをやっていて、他の地域のフリーランスが気になる人。
上のどれにも当てはまらないけど、読んでみようと思った人。
どうぞ数分間ですが、参考にしてもらえたり、楽しんでもらえたら幸いです。
無数にいるフリーランスの一人のサンプルに過ぎませんが、実態でもありますので。
Kerubitoのスペックについて
私は大阪を拠点に10年以上フリーランスとしてIT業界をうろついています。
社会人としての経験をほとんど積まずにフリーランスになったため、はじめはかなりやばかったですが、なんとかここまでやってきました。
これまでやってきた仕事としては業務系とモバイル系にわかれます。
業務系のシステムとしては製造業、流通、金融、建設、メーカーなどで基幹系が多かったです。
モバイルはBtoBがほとんどでヘルスケア、美容、建設、旅行、製造といった分野の仕事をやってきました。
ポジションとしてはリーダー、設計者、実装者、テスター、保守といったものを必要とあればなんでもやる便利屋ですね。
IT土方と言われれば、そうなんでしょう。
ITエンジニアとしての総合力を自己評価すると、並レベルかと。
10段階評価であれば、6。良くても7。悪ければ5程度だと思っています。
根拠としてはなんでもやりますが、どれもスペシャリストではないので。
深く掘り下げることができず、どれもそれなりにこなしますが、それ以上にはなりませんね。
数年継続していた仕事の契約終了
2015年から2年ほど継続していた仕事があったのですが、2017年末でその仕事の契約が切れました。
フルリモートで月50時間程度をどのような作業を依頼してくれても構いませんよ、というちょっと変わった仕事でした。
モバイルとクラウドを絡めたなかなか面白い仕事だったのですが、クライアントの経営状態が少しづつ傾いてきたので、以前から雲行きが怪しいなと。
そんな矢先、クライアントから完全な請負に変更してほしいという話があり、面倒なことになりそうだったので丁重にお断りしました。
フリーランスのITエンジニアは完全に売り手市場
もう一つ並行してやっていたモバイル関連の仕事は請負で定期的に仕事をもらってはいたのですが、新しいもの好きで飽き性な私はちょっと退屈気味・・・。
そこで2018年に年も変わって、ちょうどキリもいいので、何か新しいことでもはじめようかと。
そこで知り合いの会社やエージェントにコンタクトをとってみると、案件があるわあるわ。
もちろん、場所や業界、スキルマッチ、報酬などで現実的に仕事ができそうな案件は絞られてきますが、それでも選り好みしなければいくらでも仕事はある状況に改めて驚かされましたね。
私が案件探しをはじめて2週間程度の間に届いた案件の数は10を超えていました。
案件の中身としては、私の希望が業務システムの上流工程、もしくはモバイル開発だったため、そういったものばかりです。
いくつか紹介すると「Iot関連のアプリ開発」、「動画配信アプリの開発」、「モバイル向けの電子書籍アプリの開発」、「医療系システムの開発」、「会計システムの開発」といったところです。
エージェントもエンジニアをクライアントに提案できない状況のためか、とにかく面談を進めてきます。
こっちとしてもできるだけ選択肢を広げたいのは山々ですが、面談となると時間とパワーを必要としますので、そこは慎重にことを進めました。
フリーランスのITエンジニアは我儘が言える状況
現状は完全にエンジニアの売り手市場。
ということは、こちらの我儘も聞いてくれたりします(笑
一番大きいのは、お金ですね。
単金交渉がしやすいです。
私はそこまで単金にこだわりはないのですが、高ければそれに越したことはないわけで。
私がもっとも重要視するのは稼働率ですね。
現状では週5案件が多いですが、人手不足なのでそんなことは言ってられないという現実もあります。
なので、交渉次第では週5が週4、週3になったりします。
あとはリモート作業についても、情報漏洩のリスクが少ないクライアントであれば、交渉の余地ありです。
結局、フリーランスに求められていることって結果ですので。
正社員であれば、結果よりも勤勉に働くことが求められますが、フリーランスはコストとアウトプットが可視化しやすいですので、圧倒的に結果重視となります。
逆にいうと、結果さえ出せればそれほど何も言われないというのがフリーランス。
2018年5月現在
2018年5月現在はIot関連のモバイル開発をメインにやっています。
それと並行してモバイルの請負開発ですね。
Iot関連のモバイル開発は、はじめは週3でクライアント先に常駐していたのですが、作業的にはリモートでもいけそうだったので、今は週1でクライアント先に行って、週2をリモートで作業しています。
リアルな情報をお届けしたいので、単金も載せておくと税込で50万前後です。
残業はほぼないですね。
大阪で一部リモートで作業できるということを考えたら、悪くない条件だと思います。
一方、モバイルの請負開発に関しては少し前に納期のきつい見積依頼がきて、やんわり断ったのでもう仕事がこないかもしれません(笑
今年はブログの収益化にも取り組みたいと思っているため、ちょっとこれ以上はITの仕事を増やしたくないというのが正直なところですね。
まとめ
以上、「2018年の大阪で働くフリーランスのITエンジニアを取り巻く現状」でした。
上でも書きましたが、私自身のITエンジニアとしての能力はそれほど高いものではないかと。
ただ、これまで様々な経験を積んできていますので、交渉術には少し長けているかもしれません。
たった一つの事例に過ぎませんが、特別スキルがあるわけでもないエンジニアでもこれぐらいの待遇が望めるのが今の大阪のIT業界です。
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