どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
フリーランスにとって確定申告は手前と時間がかかる頭の痛い問題。
私もフリーランスになって10年以上経ちますが、毎年2月は気が重くなります。
数年前からクラウド会計を使うようになってからかなり経理処理が楽になったのですが、それでも確定申告は相変わらず。
ですが、今回電子申告をやってみてかなりの手間と時間を軽減することができました!
電子申告ってはじめるのが面倒そうだな・・・。
そう思ってずっと敬遠していました。
そんな過去の自分に言ってやりたい。
本記事では電子申告をするための準備から電子申告の実際のやり方までの実体験をお届けします。
「電子申告ってどんな感じ?』という人の参考になれば幸いです。
確定申告のこれまでの歩み
本題に入る前に簡単に私のこれまでの確定申告の歩みについて紹介しようかと思います。
まず、フリーランスになった直後はすべて手作業でやっていました。
日々の売上や経費の記帳といったことすべてです(笑
幸い仕事で会計周りの知識があったので、貸借対照表や損益計算書も作れます。
ただ、めちゃくちゃ面倒。
今から考えると、ITエンジニアをやっておきながら本当にアホなんですが、なまじできたのがよくなかった。
数年経って、クラウド会計のfreeeを出会い、日々の経理処理が劇的に楽になります。
確定申告書作成も同じく。
しかし、決算書などはすべて紙で申告していました。
はじめは税務署まで提出しに行ってましたが、やがて面倒なので郵送に変わります。
それでも申告書を印刷したり、社会保険の支払証明書などを添付したりするのが本当に面倒・・・。
最終的にたどり着いたのが電子申告です。
確定申告で電子申告をするのに必要なもの
確定申告で電子申告をしようと思ったら、以下のものが必要になってきます。
・インターネットに接続できるパソコン(できればスマートフォンも)
・マイナンバーカード
・電子申告の利用者識別番号、暗証番号
・電子証明書
一番上は当たり前過ぎますが、問題なのは下三つ。
電子申告にはまずマイナンバーカード が必要になります。
これは取得するのに少々手間がかかりますが、これからは必要になってきますので、まだの人は交付してもらいましょう。
利用者識別番号、暗証番号はe-Taxのサイトから取得できます。
私はfreeeの「freee電子申告開始ナビ」を利用しました。
電子証明書に関しても「freee電子申告開始ナビ」経由で登録できます。
のちほど詳しく説明しますが、日々の経理処理・決算書作成・電子申告などもろもろ考えると、クラウド会計ソフトはもはや必須。
クラウド会計ソフトは必須
よほどの事情がない限り、クラウド会計ソフトは必須かと。
私が使っているfreeeは日々の売上、経費、振替などの処理から、月次締め、決算書作成までを簡単にできます。
さらに電子申告、納税まですべてオンラインで完結できるので、手間と時間をとんでもなく節約できます。
仮に月に10時間かかっている経理処理が3時間になったとして、時給3000円なら2万1000円のコスト削減です。
使えばわかりますが、それぐらい短縮できます。
ただ、かなり複雑な仕訳となる場合は不向きかもしれません。
自分の場合は一番やすいプランで月々1,000円ぐらいなので、めちゃめちゃ元が取れています。
クラウド会計ソフトのfreeeを使った電子申告準備
クラウド会計ソフトのfreeeを使った電子申告の準備について紹介していきます。
準備としてやることは以下の3つ。
・スマホのアプリをインストールする
・利用者識別番号と暗証番号を取得する
・マイナンバーカード で電子証明書を登録する
スマホのアプリをインストールする
電子申告はスマホとパソコンのどちらかでやることになるのですが、スマホがめちゃめちゃ便利です。
マイナンバーカードの情報を読み取る必要があるのですが、スマホだとこれが簡単にできますので。
PCだとカードリーダーが必要になってくるので、少々敷居が高くなります。
カードリーダーも数千円で買えるのでたいしたことないですが、スマホでやれば最強ですよ。
スマホのアプリはiPhone用、Android用とありますが、事前に対応機種を以下で確認しましょう。
https://www2.jpki.go.jp/prepare/pdf/nfclist.pdf
利用者識別番号と暗証番号を取得する
利用者識別番号と暗証番号の取得はfreeeからもできます。
事業主の情報を入力し、最終的にはe-Taxのサイトにて利用者識別番号と暗証番号が取得できます。
利用者識別番号と暗証番号は忘れると厄介ですので、必ずどこかに控えておきましょう。
マイナンバーカード で電子証明書を登録する
マイナンバーカード を使った電子証明書の登録は簡単です。
利用者識別番号を入力し、登録をクリックするとQRコードが表示されます。
これをスマホで読ませると、アプリが立ち上がり、ログイン画面が表示されます。
ログインすると、電子証明書がダウンロードされ、マイナンバーカード の読み込みを行います。
マイナンバーカードの読み込みが成功したら、電子証明書が登録されます。
クラウド会計ソフトのfreeeを使った電子申告
準備ができたらいよいよ確定申告です。
といっても、クラウド会計ソフトならば数分もかからないかと。
freeeの場合は確定申告書ができたら、QRを読ませてアプリへと飛びます。
ログインすると確定申告書のダウンロードが自動ではじまります。
あとはマイナンバーカードをスマホの背面カメラのレンズにかざすだけです。
マイナンバーカードの読み込みが完了し、申告書類の送信が完了したら終わりです!
慣れたらものの1分ほどで終わります。
まとめ;電子申告をやらない理由がない
いざ電子申告をやってみて思ったのが
認めます、去年までは情弱でした。
フリーランスエンジニアとか調子乗ってますが、情弱でした。
しかし、今年からは違います。
おそらくですが、来年からは準備はいらないので申告書作ったら1分で提出できるはず。
時間と手間の軽減を考えたら、クラウド会計ソフト、スマホの電子申告はもはやマストと感じました。
スマホでマイナンバーカード が読めるのは神です。
さらに納税もe-Taxのサイトからネットバンキングで3分もかかりません。
面倒で時間もかかる確定申告から納税まで効率的にやりましょう!
クラウド会計や確定申告などについてはこちらもどうぞ。
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