どうも、Appleとは付かず離れずの関係でいたいKerubitoです。
iPadがなくても平気でいたかった私がたどり着いたタブレット、HUAWEI MediaPad M3 Lite 10。
ネットやSNS、音楽や動画といった普段使いには持ってこいの機種です。
それに3万円以下とお手頃価格ですので、外出時にも気兼ねなく持ち歩けます。
今のところ不満はないのですが、こうなってくると限界が知りたくなります。
別にSっ気はありませんが、MediaPad M3 Lite 10が悲鳴を上げる姿を見てみたい(笑
「高負荷といえば、ゲームでしょ?」ってことで、MediaPad M3 Lite 10でゲームがどこまで快適に動作するか試してみました。
注意点としては、各タイトルを数時間程度プレイしただけですので、最後まで快適に動作するかはわかりません。
おそらく途中から動作が重くなるというのは考えづらいですが、念のため。
MediaPad M3 Lite 10のスペック
MediaPad M3 Lite 10のスペックについて、紹介しておきます。
MediaPad M3 Lite 10の基本スペック | |
CPU | MSM8940 1.4GHz+1.1GHz |
メモリ | 3GB |
記憶容量 | 32GB |
OS | Android 7.0 |
画面サイズ | 10.1インチ |
画面解像度 | 1920x1200 |
背面カメラ | ○(800万画素) |
前面カメラ | ○(800万画素) |
幅x高さx奥行 | 240x7.1x173 mm |
重量 | 460g |
バッテリー容量 | 6660mAh |
ゲームをする上で重要になってくるのがCPUとメモリ。
タブレットのCPUとしては、平凡と言わざるを得ないでしょうね。
ベンチマークソフトのAntutuのスコアがこちら。
うーん、体感としては快適なMediaPad M3 Lite 10ですが、数値化されると・・・。
同じくHUAWEIの格安スマホであるP10 liteのトータルスコアが軽く5万を超えることを考えると、少し不安な結果です。
ただ、3dのスコアが僅かですがP10 liteよりも高かったのは心強いです。
参考としてP10 liteのスコアも載せておきます。
メモリは3GB積んでいますので、このあたりは大丈夫かなと。
動作検証したタイトル
今回、動作検証に使ったタイトルは以下です。
・ポケモンGO
・星のドラゴンクエスト
・みんゴル
・アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
・HIT(ヒット)
・N.O.V.A Legacy
メジャータイトルを中心に、ジャンルもそれぞれ異なるものを選びました。
2Dのゲームで動かないものって想像できなかったので、結果的にすべて3Dとなりましたね。
ポケモンGO
拡張現実(AR)を利用した、任天堂の大ヒットゲームです。
メジャータイトルでポケモンGOは外せないかと。
3Dゲームですが、そこまで負荷のかかるゲームとは思えないですね。
老若男女が楽しめるようにしてあるはずです。
公式サイトの推奨スペックからもそれは想像できます。
Android版については、バージョンが4.4以上ですので。
4.4といえば2013年にリリースされたバージョンですから、そう考えるとかなり昔の端末でも遊べるということになりますし。
Android版
- Android 4.4以上
- 720x1280 pixels以上(タブレットは最適化されていません)
- Intel CPU搭載端末はサポート対象外
- ネットワーク環境(Wi-Fi, 3G, or 4G)
- GPS、位置情報サービス
iOS版
- iPhone 5s以上
- iOS 9以上
- ネットワーク環境(Wi-Fi, 3G, or 4G)
- GPS、位置情報サービス
- ジェイルブレイク(脱獄)端末はサポート対象外
ポケモンGOがプレイできないとなったら、購入を見送る人もいるんじゃないでしょうか。
実際にプレイしてみたところ、快適に動きます。
ゲーム全体としてはなんだかもっさりした印象を受けるのですが、これはiPhoneでやっても同じですので、ゲーム特有のものでしょう。
小手調べとしては、まったく問題ないかと。
このサイズのタブレットを持ち歩いて、ポケモンGOをする人はあまりいないかと思いますが(笑
星のドラゴンクエスト
もはや伝説になっている名作RPGのモバイル版です。
昔、スーファミでプレイしていた者からすると、モバイルでプレイできるドラクエに違和感を覚えますが・・・。
公式での動作環境がこちら。
Android版
- Android OS4.0以降
iOS版
- iOS:iOS 7.0 以降
- iPhone5 以降
- iPad 第三世代以降
- iPad mini 2 以降
バージョン4.0はリリースが2011年まで遡りますので、かなり昔の端末でも遊べるってこと!?
でも、これって動作環境なんですよね。
動作環境は「動くけど快適かどうかはわからんよ」ってことですから。
そこは注意が必要かと。
それでも、iOS 7.0やAndroid OS4.0といったけっこう昔のバージョンでも動作を保証するってかなりすごいことだと思います。
公式サイトに、Androidに関しては動作環境でのバージョンであっても動作しない可能性があると記載がありましたが、これはAndroidの機種の多さを考えると致し方ないでしょう。
プレイしてみた感想ですが、全体的には快適にプレーできるかと。
ただ、アニメーションが多用されるシーンではためにカクつきます。
ちょっとした動きであれば問題ないんですが、画面全体が大きく動いたりする場面ではちょっと苦しさを隠せないときがあります。
こういったシーンです。
3Dグラフィックスがグリグリアニメーションするのですが、たまにカクつきますね。
イベントシーンはスムーズに進行します。
戦闘シーンも問題ないですね。
気になったのが、街へ入ったりイベントに突入したりといった場面転換の際に、少し読み込み時間がかかるところです。
そこまで苦痛というほどでもありませんが、最近のテンポの良いゲームに比べるとちょっと待たされる印象です。
みんゴル
昔、プレイステーションで大ヒットを飛ばしたゴルフゲームのモバイル版です。
みんゴルの推奨環境はこちら。
対応端末
Android版
- メインメモリ2GB以上
iOS版
- メインメモリ1GB以上
シンプルですが、これまでよりも地味にハードルが上がりましたね。
プレイしてみた感想ですが、快適に遊ぶことができました。
スマホに比べて10.1インチの大画面でプレイすると、臨場感と迫力が増します。
ラウンドをプレイする際などにはロード時間が少し長い(10~20秒程度?)のが気になりましたが、実際プレイをはじめるとグリグリ動くし、気になるカクつきなんかもなかったです。
星のドラゴンクエストが気になる箇所があったので心配していたのですが、みんゴルは杞憂に終わりましたね。
星のドラゴンクエストよりもスペックを要求されると予想していたのですが、結果は逆になりました。
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
「デレステ」という名前ぐらいしか知りませんが、音楽系ゲームアプリでメジャータイトルのようなので、動作検証してみます。
特にグラフィックスや3Dアニメーションが売りみたいですので、ベンチマークにはうってつけかと。
プレイして、かなり丁寧に作り込んであるのでびっくりしました。
キャラは喋りまくるし、ゲームを盛り上げる仕掛けもいたるところに施されています。
これ、相当制作費かかってそうだな・・。
実際にゲームを遊んでみると、存分にアイドルたちと戯れられます(笑
こういった2Dのシーンはすこぶる快調に展開していきますね。
このゲームのメインイベントであるLIVEにて、どれだけスムーズに動くかが注目ポイントです。
このように動作設定を4段階で選べるようになっています。
裏を返すと、それだけLIVEシーンでは高負荷がかかるということ。
もちろん一番上の「3D標準」を選択しました。
いざLIVEシーンに突入すると、拍子抜けするほどスムーズに動作しました。
10.1インチの大画面でやると、臨場感ありまくりです!
このゲーム、大ヒットする理由がわかります。
アイドルに興味がない私がちょっとやっただけでも、楽しめるので。
HIT(ヒット)
圧倒的なグラフィックと魅力的なキャラクターたちが織りなす重厚なストーリーがウリの本格アクションRPG、HIT(ヒット)。
おそらく今回のタイトル中、最高レベルのスペックを要求するかと。
公式での必須環境は以下です。
Android OS 4.1.0以上、1.5GB RAM、1.4 GHz quad-core / 1.5 GHz dual-core 以上
プレイしてみると、かなり快適に動きました。
2Dシーンは当然問題なし。
3Dでキャラが動きまくって、バトルの演出も派手にやられても、まったく処理落ちやカクつきは皆無です。
操作性も良くて、プレーヤーの操作とキャラクターの動きにタイムラグもないですね。
敵をバッタバッタとなぎ倒していくのに、爽快感を覚えるほどです。
良い意味で予想を裏切られました。
N.O.V.A Legacy
迫り来る侵略者たちからコロニー政府を守っていく人気FPSシリーズの最新作であるN.O.V.A. Legacy。
公式での動作環境がちょっとわからなかったのですが、今回のタイトルの中でもトップクラスに重たいゲームと予想。
でも、実際プレイしてみると、快適に動きました。
なんの不満もないです。
グラフィックはそこまで綺麗というわけではありませんが、とにかく軽快に動きますので、爽快感重視な作りのようです。
こういうゲームはやはり大画面のほうが圧倒的に楽しめると思います。
動作検証のつもりが、途中から夢中になって敵に銃を向けていました(笑
まとめ
快適に遊べちゃいましたね、ゲーム。
もう少し何かあるかと思っていましたが・・・。
ブログのネタとしてはあまり良くなかったかもしれませんが、MediaPad M3 Lite 10の実用性が証明されたことは素直に喜ばしいです。
正直なところ、MediaPad M3 Lite 10はiPadなどのハイエンドモデルに比べると、スペック面で妥協感が否めません。
ベンチマークにかけるとその差は歴然ですしね。
でも、今回のように現実にコンテンツを利用する際にはそれほど不自由はしないんじゃないでしょうか。
そんな結果になりました。
MediaPad M3 Lite 10に関連する記事です。
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