どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
フリーランスのITエンジニアにとってはここ数年、働き方の自由度が広がってきていると感じます。
その中でもリモートワークは特に注目されている働き方じゃないでしょうか。
私は3年ほど前からリモートワークと常駐を行ったり来たりしていますが、リモートワークはまだそれほど一般的ではないため、案件自体も限られているのが現状です。
ただ、探せばあるというか、そういうものを求めている人には転がってきます。
もちろん何もしないで勝手に転がってくるわけではないので、ちょっとした努力というか準備は必要です。
その中でももっとも重要なのは常にアンテナを張っておくこと。
アンテナといっても業界の動向や、技術に関することなどいろいろありますが、その中でも世の中にどのような需要が存在するのかはリモートワークをする上で最も重要な情報源となります。
需要というのはつまり案件ですよね。
どんなに素晴らしい能力や技術があったとしても、それを世の中が求めていなかったら宝の持ち腐れですから。
逆に言うと、需要と供給のギャップを見つけることができれば、リモートワーク のハードルは下がります。
もちろん、簡単にギャップなんてものは見つかりませんので、段階を踏む必要がありますが。
最初の一歩はリモートワーク案件の情報にアンテナを貼ることでしょう。
今はまだリモートワークの案件は全体からするとそれほど多くはありませんが、それでも扱っているエージェント会社はあります。
そのような会社をまとめてみましたので、リモートワークの足がかりに役立ててもらえればと思います。
リモートワークって?
ちょっとその前に、リモートワークについて簡単に紹介しておこうかと思います。
客先常駐がフリーランスでもよくあるスタイルだと思いますが、リモートワークは自宅などで仕事ができるという働き方です。
ITエンジニアの仕事なんて、ネットさえあれば大概のことはどこでもできますからね。
実例として、私の働き方を紹介しておきます。
作業場所は主に自宅です。
コミュニケーションの手段としてはSlack、Skype、ハングアウトなどを利用することになります。
始業と就業に関しては案件によってばらばらかと。
現場と同じように9:00-18:00でやったり、フレックスだったり。
慣れてくると実績ベースでタスクさえ消化すれば、いつ働いているかとかはあまり重要視されなくなったりもします。
そもそもリモートワークを受け入れているような進歩的な企業は、決まった時間にデスクに座っているよりも実績を重要視しますので。
ただ、関係者から連絡があったときにはできるだけ早く反応できるようには心掛けていますね。
リモート歓迎は少ない現実
まず前提としてあるのが、最初から「リモートワーク大歓迎!」という企業はまだ少ないということです。
どちらかというと、常駐だと人がまったく集まらないので、リモートでもなんとか人手が欲しいといったものが多いかと。
それでも最近は徐々に増えてきていますし、基本は常駐案件を扱っているエージェントでも、こちらの要望を伝えていればそういった案件が出てくれば教えてくれたりします。
それに常駐案件であっても意外と前提は簡単に覆るものです。
詳しくはこちら。
それでは、リモートワークを目指すならおさえておきたいエージェントを紹介していきます。
CODEAL
リモートワークだけを扱っているCODEAL(コデアル)。
時給単価2,500円以上の高収入 × リモートワークの求人のみが掲載されています。
他のエージェントと違って中間マージンが存在しないのが嬉しいところ。
また週2~4といった案件もあり、選択の幅はかなり広いですね。
とにかくいろんな意味で挑戦なことをやっているサービスです。
リモートワークを希望するのであれば、登録は必須かと。
リモートワーク×週何回といったフリーランスからすると、心惹かれるワードが揃っていますが、当然求められるスキルも高めとなっています。
なので、ハードルは少し高めですが、業界の動向を先読みする意味でも情報は常に仕入れておきたいところ。
レバテックフリーランス
案件数も豊富で単価の高い案件が多いレバテックフリーランス。
保有している案件はプログラム開発関連が多いですね。
リモートワークの案件自体、数は少ないながらも扱っています。
レバテックフリーランスはフリーランスへのフォローが手厚いですので、ネット上でリモートワーク がなかなか見つからなくても、直接担当者に相談すると、動いてくれたりします。
私が以前利用した際にははじめは常駐で、途中からリモートに移行することができました。
戦力として認められれば、前提なんてものは意外と簡単に覆ったりするものです。
クラウドテック
リモート案件がなかなか豊富なクラウドテック。
登録しておくと定期的に案件情報をメールで送ってきてくれるので情報収集が捗ります。
その中にもいくつかリモート案件が入っており、私は毎回必ずチェックしています。
担当者の方とも何度か会っているのですが、私がなかなか仕事をできないにもかかわらず、いつも丁寧に対応してくださいます。
正直、クラウドテックで扱っているリモート案件の単金はそれほど高くないのですが、それは裏を返すとそれほど難しい案件ではないということですので。
ですので、リモートワーク の取っ掛かりとして、クラウドテックのリモート案件は最適化と。
ギークスジョブ
ギークスジョブは表立ってリモート案件は取り扱っていません。
私が以前、リモート案件について担当者の方に尋ねたときも「弊社は常駐案件がメインですね」とおっしゃっていたので。
ですので、登録して「リモート案件を紹介してください」とは言わないでください(笑
ではなぜここに載せたのか。
それは私がかなり気に入っているエージェントという、それだけの理由です。
はい、完全な私情です(笑
もちろんエンジニア不足だからという事情があるのでしょうが、私の我儘にも親身になって応えてくれるギークスジョブ。
常駐案件をなんとか一部、リモート案件にしてもらったり・・・。
週5案件を週3にしてもらったり・・・。
クライアント企業とフリーランス双方の利害関係を調整し、成約まで持ち込む姿勢にはかなり助けられました。
フリーランスで選択肢を増やしておきたい人にはおすすめのエージェントです。
IT系フリーランス、フリーエンジニアの仕事探しは【ギークスジョブ】
まとめ
それぞれ特徴のあるエージェントを4つ紹介しました。
最後はちょっと違いますが、おまけです。
本気でリモートワーク を目指すのであれば、はじめの2つは登録必須です。
いきなりは無理でも時代は確実にリモートワーク へと舵を切りつつありますし、こういうことは先行者が俄然有利となりますしね。
フリーランスという立場からすると、選択肢はあればあるほどリモートワークの可能性は高まります。
ですので、パイプは作っておくのに越したことはありません。
しかし、ただ繋がるだけではなかなかリモートワークはできないかもしれません。
リモートワーク を取り入れているクライアントの需要に、自らの技術の引き出しを合わせることも重要です。
兎にも角にも、まずはIT業界のリモートワーク の需要について知るところからだと思います。