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現役フリーランスエンジニアの仕事の探し方を晒してみる

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

私は大阪でフリーランスのエンジニアを10年以上やっているのですが、周りから「どうやって仕事とってるの?」ということをたまに聞かれます。

以前、フリーランスを目指す人向けのカンファレンスで話をする機会があったのですが、そこでも同じようなことが話題に上がりました。

フリーランスのITエンジニアがカンファレンスで登壇した結果

そりゃ、みんな気になりますよね。

フリーランスなんて仕事がないとスキルがいくらあっても意味ないですし。

そんなわけで現役フリーランスエンジニアはどうやって仕事を探しているのか、仕事を取っているのか。

私が過去にやったいろんな方法を晒してみようかと思いますので、ご参考にどうぞ。

コネで仕事をゲット

コネで仕事をゲット。

もっとも古典的でよくあるパターンでもあります。

未経験からいきなりフリーランスになる人ってかなりレア。

私自身はそういった人にはまだ会ったことがないですね。

ほぼ会社員でエンジニアやって、どこかのタイミングでフリーランスに転身。

このパターンかと思います。

そうなると、これまでのコネが出来上がりますので、それを足掛かりに自らのフィールドを広げていくことができます。

コネはお互いのことをよくわかっている状態ですので、リスクは少ないです。

ただし、良くも悪くも人間臭いやり取りが多く、断りにくいなどのデメリットもありますね。

SESをやっている企業に営業

SESをやっている企業にいきなり営業かけて仕事をもらうという強引な手を過去使ったことがあります。

そもそもSESがわからない人のために簡単に説明しておきます。

SESはエンジニアの労働(時間)を提供する契約形態です。

エンジニアが160時間の労働を提供する。

その対価として、クライアントは100万の報酬を支払う。

こんな感じですね。

日本では自称IT企業と言いながら、エンジニアをSES契約にてクライアントに派遣するところが少なくありません。

ぶっちゃけやっていることは派遣会社とそう変わらないんですけどね。

まあ、良い悪いは置いといて、そういった企業に「仕事ありませんかー?」と自分のスキルを携えて営業かけるわけです。

向こうからすると、このケースってリスク少ないんですよ。

経験あるエンジニアであればあるほど。

クライアントにフリーランスを100万で売ったとします。

で、フリーランスには90万を支払う。

ちょっとした営業や事務手続きの手間はいりますが、毎月ほぼ何もしないで利益が上がります。

見方によると中間搾取ですが、フリーランスは簡単には大手のクライアントと直接取引できません。

その仲介手数料と思えば、10~20%はそこまで高くないと思います。

コツとしては、良い取引先を持っている会社を探すことですね。

その辺はホームページなんかでも調べられますし。

リソース不足の企業に営業

リソース不足の企業に直接営業。

私は過去にこの方法で2回営業かけて、2回とも仕事を得ました。

これ、意外と使えます。

営業する先はエンドユーザーやクライアントとなるところで、ベンチャーや中小企業だけですが。

大手はまず相手にしてくれないでしょう。

最近ではネットで人材募集している企業がほとんどですし、IT関連であればほぼネットは使っています。

「ITエンジニアを急募」といったキーワードで探し、自分がやってきた領域と重なるのであれば、コンタクトを取ります。

状況が切迫してそうであればあるほど、可能性は高まります。

会社側は社員を探しているので、そもそもニーズにズレはあるんです。

そういった状況を常に念頭におくべきで、しつこいのは駄目です。

ただ、今ってなかなかエンジニアの採用って思うようにいきません。

私はこれまで何度かエンジニアの人材採用の手伝いをやったことがあるのですが、ベンチャーや中小企業にとって、これは本当に難しい問題。

とにかく人がいません。

もちろん「低賃金の奴隷を探してるからだろ?給料あげたら見つかる」という指摘もごもっとも。

しかし、現実はそんなに簡単ではなく、ベンチャーや中小にとって求職者が満足するまで賃金を引き上げるのは事業の損益分岐点にも関わる大問題です。

そういう事情もあって、目の前の仕事やタスクを片付けるために、フリーランスを使うという選択は充分あり得ます。

クラウドソーシングを利用する

最近ではクラウドソーシングを使うという手もあります。

ただ、クラウドソーシングはなかなか難易度が高いのも事実。

なぜかというと、発注者側のITリテラシーが低い場合が少なくないからです。

たとえば、発注の内容が「これは1人月ぐらいかかりそうだな」と思うような案件を平気で予算10万円以下で出していたりします。

で、受注者側も10万で受けていたりしますので。

まともなエンジニアであれば、こういった地雷案件はスルーするはずですね。

もちろん、こういった地雷の中にもまともな案件は存在しますので、目利きができるのであればクラウドソーシングは強力な営業ツールとなってくれるでしょう。

中にはクラウドソーシングじゃないと出会えなかった面白い仕事もあって、アンテナを張っておく価値はあるかと。

エージェントを利用する

エージェントの存在によってフリーランスは会社員並みの安定を得られるようになってきました。

これ、本当に劇的な変化。

エージェントってなんなのか。

簡単に言うと、フリーランスの代わりに仕事を探してくれる会社です。

SESの派遣会社と似ているところはありますが、圧倒的に違うのが案件の数です。

とにかくあらゆる業界、業態、様々な企業とパイプを持っています。

当然のことながら中間マージンは取られますが、会社に搾取されるよりはずっとまともな手数料です。

フリーランスとして働くのであれば需要、すなわち案件の集まるエージェントに登録しておくのは必須です。

おすすめは ギークスジョブと、ITプロパートナーズ 、それにレバテックフリーランスです。

私も利用したことがありますが、それぞれ案件が豊富で単価も比較的高い傾向にあります。

最近は案件を紹介してもらってもなかなか仕事ができていないのですが、それでも業界の動向やクライアントの求めている技術者の傾向、業界内の景況感を教えてくれるので大変助かっています。

ギークスジョブについて詳しく知りたい人はこちら↓

IT系フリーランス、フリーエンジニアの仕事探しは【ギークスジョブ】

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まとめ:そもそもエンジニアは仕事を探さない時代になってきている

タイトルが「フリーランスの仕事の探し方」となっていますが、そもそもそういう時代でもなくなってきています。

仕事を探す必要がなくなってきているんです。

世の中では「マッチング」というキーワードが溢れ、なんでもかんでもマッチングしようと躍起です(笑

理由は単純でマネーが動くからですが、エンジニアとクライアント間は特にそうです。

両者をマッチングさせるとマネーが動くので、ビジネスとしてこれからも拡大していくでしょう。

エンジニアにとって収入面では直取引がもっとも望ましいですが、面倒なことも少なくないです。

できれば、常に両方選択肢としてあるというのが望ましいでしょう。

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