どうも、年に何度か台湾を訪れているKerubitoです。
いきなりですが、夏の台湾はとにかく暑いです。
私は大阪に住んでおり、真夏の大阪は気温が35度越えは当たり前で、37度や38度に達する場合もあります。
郊外はまだましですが、中心部である梅田や堂島、本町などはヒートアイランド現象のためか、日中はサウナ状態・・・。
それでも、台湾、特に台北や高雄などの大都市は真夏の大阪よりもやばいと感じることが多々あります。
主な原因は日差しの強さだと思います。
日本よりも南にあるので当然なのですが、とにかく直射日光が暑いを通り越して、痛いです(笑
ですのでよほど暑さに強い人でなければ、夏の台湾を旅行するなら暑さ対策は必須かと。
台湾の夏はいつ?
ガイドブックなどでは台北の夏は6月〜9月というように書かれているものが多いかと思います。
ですが、すでに5月の時点で最高気温が30度を超えてきますので、体感としては5月から日本の夏並みに暑いです。
最も暑くなるのは7・8・9月で、この時期は猛烈に暑くなる日は灼熱地獄と化します(笑
注意しないといけないのが、数字上の気温はそこまで上がらないんですよね。
本日の最高気温は35度みたいな。
大阪で連日37度を体験している者からすると大丈夫と思うじゃないですか。
でも、もう体感がちょっと違うレベルです。
おそらく台北のほうが大阪よりも湿度が高いのと、上でも書いた直射日光の強さが原因かと。
なので、天気予報のサイトで最高気温が33度となっていても、楽観してはいけません。
台湾の暑さが牙を剥いてきます(笑
台北と高雄では気候が違う
台湾の北部に位置する台北と、南部の高雄では気候が違います。
台北は冬になるとかなり気温が下がる日もありますが、高雄はあまり寒い日がない印象です。
12月の上旬に高雄に行った際には、ずっとTシャツでうろうろしていましたし、店で食事をするときだけ、薄手のシャツを羽織ったりしていました。
逆に5月の高雄は、大阪の真夏並みに暑かったです。
ちょっと駅まで5分歩いただけで、汗が噴き出してくるレベルです。
ですので、同じ台湾でも台北と高雄の気候は少し違います。
夏はどちらもひたすら暑いのですが、気をつけないといけないのは冬の違いですね。
夏の服装について
5月〜9月はとにかくできる限り薄着で過ごすことをおすすめします。
私の場合は、仕事だと仕方なくTシャツに綿パンですが、プライベートだとTシャツに短パンです。
できれば靴も履きたくないので、ビーチサンダルやスポーツサンダルにしたいのが本音です。
ですが、けっこう歩くためスニーカーにしています。
現地の人はかなり軽装ですね。
男性は大多数がTシャツ、またはランニングシャツに短パン+サンダルといったラフの極致(笑
女性もTシャツにショートパンツやミニスカートといった涼しげな格好が多いです。
現地の人は5月の夜でもタンクトップでいけるみたいです。
屋外と屋内の気温差に注意
ガイドブックなどにもよく書かれていますが、台湾の夏はとにかく屋外と屋内の気温差が激しいです。
特に屋外で汗をかいた直後に、飲食店で食事をするときには注意が必要です。
店内はエアコンがガンガン効いていますし、入店した直後は冷たい風が心地よいでしょう。
しかし、しばらくすると汗が乾き、体温を奪います。
1、2度ならたいしたことはないかもしれませんが、飲食店やタクシーや電車での移動、ショップなどを出たり入ったりするたびに体温が上がったり下がったり。
これで身体がおかしくならないほうが不思議です。
これを防ぐには、常に羽織るものを持っておいたほうがいいでしょう。
荷物はできるだけ少ないほうがいいですが、体調を崩しては元も子もないので。
あとは、一箇所に長居するのも避けたほうがいいかもしれません。
暑いのでカフェで休憩・・・。
私もちょくちょく休憩しますが、何時間もいると身体が気づかないうちに冷えてしまいますので。
暑さ対策
台湾の夏を乗り切るための暑さ対策です。
これをやるのとやらないのでは、旅の快適度が違ってきます。
日傘
とにかく台湾の夏の直射日光は凄まじいものがあります。
まさに殺人的な強さですので、物理的に遮断してしまうのが最も効果的です。
日傘と書きましたが、おすすめは晴雨兼用の傘です。
台湾の夏は突然の雨(スコール)が多いですので、雨も凌げれば一石二鳥です。
日傘は日焼け対策にもなりますので、女性は必須のアイテムかと。
帽子
日傘はずっと手で持っておかなければならないのが、難点です。
それに男性の場合は、どうしても人目が気になるというのもあるかもしれません。
帽子はその点、気軽に使えます。
難点なのは日傘と違って、日差しから守れるのは顔だけなんですよね。
なので、私は日傘派です。
人目なんて気にならなくなりましたよ。
最強なのは、両方です(笑
サングラス
台湾の太陽光線はあまりにも強烈なので、日中ずっと屋外にいると目が痛くなるほどです。
目の紫外線対策としてはサングラスが効果的ですね。
冷却シート
日中屋外をうろうろしていると、とにかく汗が出てきますし、体温も上がります。
あまり暑くなりすぎると、最悪の場合は熱中症になってしまうかもしれません。
対処療法的ではありますが、冷却シートもなかなか効果的です。
私の場合は、ちょっとした郊外に行く場合に持参して、休憩時に貼るのですが。
これがなかなか優れもので、クールダウンに一役買ってくれます。
汗拭きシート
汗かきな人には絶対おすすめです。
汗をかいてそのままにしていると、ベタついて相当不快です。
それに汗が蒸発する際には体温を奪っていきますので。
私はかなりの汗かきで、夏の一番の悩みは暑さそのものよりも、汗をかいた後の不快感です。
夏は好きなのですが、これだけはどうにも慣れることはないですね。
その不快感を和らげてくれるのが汗拭きシートです。
汗拭きシートで汗を拭くだけで、かなり気持ちがリフレッシュされます。
面倒がらずにちょくちょく汗を拭くことによって、疲労感も変わってくるから不思議です。
直射日光を極力避ける
上で屋内と屋外では気温がまったく異なると書きましたが、同じ屋外であっても日向と日陰では体感温度がかなり違ってきます。
くどいようですが、台湾はとにかく日差しが強く、日陰に入ると猛烈な暑さからは逃れることができるんですね。
台北市内はアーケードのようになっていて、屋根があるところがけっこうあります。
このアーケードをうまく使って移動すると、日傘や帽子の登場回数を減らすこともできます。
もちろん、ずっとアーケードを移動し続けるわけにもいかないので、日傘や帽子は持っていったほうがいいですが、コンクリートの壁は完全に日差しをシャットアウトしてくれますので、極力利用しましょう。
水分補給
大切ですよ、水分補給。
「そんなこと言われなくてもわかってるわ」と思われるかもしれませんが、これがなかなか難しかったりします。
喉乾いたな、と感じている時点で身体の水分は足りていない状態ですので、早め早めの水分補給が必要です。
普段は喉の渇きを覚えて、それから飲み物を手に取ると思いますが、旅行中は意識して水分を摂るのをおすすめします。
一気に飲むと汗や尿になるだけですので、頻繁に少しづつ飲むと効率的に身体へ浸透していきます。
旅行中は眼に映るものすべてが珍しくて、いろいろなモノに気をとられがちです。
テンションも上がりますし、水分補給なんて地味なことは後回しになってしまいます。
ですが、猛暑の中、水分補給を怠ると思わぬ事態をも引き起こしかねません。
ホテルで休憩
直接の暑さ対策ではないのですが、旅を満喫するには思い切った休憩も必要かと。
カフェでの休憩も身体をある程度は休められますが、完全に外界と遮断された空間での休憩はまた別物です。
できればシャワーも浴びて、汗を流すとより効果的です。
ホテルの立地にもよりますが、ホテルで休憩するとかなり気持ちも身体もリフレッシュできます。
まとめ
ここまで暑い暑いと書くと、台湾に行くのが嫌になってきた人もいるかもしれませんが(笑
正直にいうと、少し大袈裟に書きました。
なぜなら、何の準備もせずに夏の台湾に行って、暑さにノックアウトされて欲しくないからです。
台湾の真夏の日中は猛烈な暑さであることは、間違いありません。
ただし、きちんと対策をとれば楽しい旅になるはずです。
ポイントとしては以下です。
・できるだけ軽装
・エアコン対策として、羽織るものを用意。
・日傘や帽子は必要
・冷却シートや汗拭きシートも効果的
・できるだけ日陰を移動
・水分補給はこまめに
・ホテルでの休憩もあり
台湾には魅力的なスポットやグルメが満載なので、しっかり暑さ対策をして、ガッツリ楽しみましょう!