どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
やっと熊本に行くことができました。
九州は福岡、大分、鹿児島、宮崎、長崎と行って、あとは熊本と佐賀を残すのみ。
そんな中、コロナにも負けず、熊本初上陸。
密を避けながら、絶景とグルメを堪能した4日間の後編になります。
前編はこちら。
熊本旅行記〜絶景とグルメの4日間【2020年9月】前編
どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。 ようやくというか、やっと熊本を訪れることができました。 九州は福岡、大分、鹿児島、宮崎、長崎と行って、あとは熊本と佐賀を ...
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熊本旅行4日間の3日目
夜明け前に起床。
前日も11時には寝落ちしてしまい、おじいちゃんなみに健康的な生活(笑
ドーミーイン熊本とはここでお別れ。
相変わらず安定のホテルだった。
本日は今回の旅の一番の目的、阿蘇山を目指します。
ひたすら車を走らせて1時間ちょっと。
阿蘇山ループシャトルのりば周辺の駐車場に到着。
ここから阿蘇山公園有料道路を通って阿蘇中岳火口まで行けるとのこと。
しかし、ここでまさかの事態に!
火山ガスのレベルが高くて、阿蘇中岳火口周辺は立ち入り禁止になってる・・・。
事前に調べたときに確かにそんなことが書いてあった。
「火山ガスの状況によって、立ち入りが制限される」と・・・。
わかってはいたけど、都合の悪いことは忘れるタイプ(笑
根拠のない自信から「行けるやろ!」と高を括っていました。
1分ほどその場にたたずむも、気持ちを切り替えて周辺の散策。
少し離れたところから阿蘇中岳火口を眺めます。
左側から煙が出てます。おそらく火口かと。
もう少し近づいてみて、違う角度から。
写真だと大したことないように見えますが、実際は煙が黙々出てきてます。
それにしばらくその場にいると、喉の奥がチリチリしてきました。
加えて咳が出てくる。
マスクしてても、硫黄の匂いが鼻に飛び込んでくる。
「これが立入制限のかかる火口ガスか・・・」
その場にいたのは15分ぐらいだったと思います。
逃げ込むように車に乗って、その場を離れました。
車を運転しながら、「あのへんで働いている人って大丈夫なんだろうか」・・・ふとそんなことが頭をよぎる。
草千里。
綺麗なのはわかっていた。
事前にも調べててどんなところかはおおよそ知っていたから。
でも、実際に来てみて絶景を目の前にして、なんにもわかっていなかったことを痛感。
圧倒的な緑と不思議な水たまり?、それにそびえ立つ山、真っ青な空。
ここにしかない風と音と景色。
日本にもこんなところがあるんだと感動。
来てみないと、わからないということを実感。
歩いて奥へと進むと、また別の水溜り?を発見。
もちろん水深は浅くて、深くても数十センチくらい。
水は綺麗で透きとおっていました。
山の上にこんな場所があるなんて自然は本当に面白いなぁ。
草千里で景色を堪能してお腹が空いてきたので、山をおります。
事前に調べていた店に到着すると、まだ11時過ぎだというのに行列。
15分ほど待って、入店できました。
食べたのはこれ。
あか牛丼。
熊本に来たら絶対食べたいと思っていたやつです。
さっそく肉と米を喰らう。
これがあか牛か・・・。
上質な赤身の食感と旨味を堪能しました。
店を出て、今度は阿蘇山をちょっと離れたところから見ようと、大観峰というところを目指します。
車で30分ほどで到着。
おお!
阿蘇山が遠くに見える。
写真だとわかりにくいですが、この大観峰という場所は360度景色が楽しめます。
普通、こういうところって180度ぐらいだと思うんですが、ここは後ろも前も右も左も絶景。
左を向くとこれ。
後ろを振り返るとこれ。
もうね、どっちを向いたらいいか困ります(笑
阿蘇はやはりスケールが違う。
北海道の知床も度肝を抜かれたけど、阿蘇も同レベル。
釧路・知床旅行記4日間の1日目【2018年10月】
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北の横綱、知床。南の横綱、阿蘇という感じ。
沖縄や奄美は自分の中では国外扱い(笑
で、ここもそうだけど、実際にこの場に立ってみないと何もわからないですね。
写真だとちょっと触りだけみたいな。
この記事を読んでくれた人に言いたい。
自然が好きなら、ぜひ阿蘇に行ってみてください。
多少無理してでも。
ここでしか味わえないものがありますよ。
大観峰をあとにして、再び阿蘇山へと向かいます。
今度は違うルートです。
牛
を見にきました。
人懐っこい牛もいて近寄ってきます。
ここにいるのはあか牛なのかな。
後ろを振り返るとこれまた絶景。
いくらでもいれる。
たぶんここに1時間ぐらいいました。
そろそろホテルにチェクインする時間なので、車で向かいます。
今夜のお宿、阿蘇リゾートグランヴィリオホテルです。
普通の部屋を予約したのですが、アップグレードされていました。
ラッキー!
さきほどの大観峰が眺められる部屋。
このあと晩ご飯なのですが、この旅最大のピンチが訪れます。
どこも満席や予約で入れる店がないという事態に・・・。
まあ、予約と言いながら県外の観光客を入店拒否しているっぽい店もありました。
こんなことは生きてきた中ではじめての経験。
店はちょこちょこあります。
そこまでど田舎ではなく、観光地でもあるので。
しかし10店以上は断られました。
そもそも店の入り口に「予約でいっぱい」という張り紙が貼ってある店が多かったです。
最後の頼みのファミレスに駆け込んだのですが、料理が提供されるまで1時間と言われる始末。
おそらく夕食難民が殺到してるのでしょう(笑
ファミレスでそれはないわと思い、地元で人気の店、「ヒライ」でいろいろおかずを買って食べました。
ヒライ、ありがとう、本当にありがとう!
ヒライのおかずは美味しかったし、なかなか良い経験ができました。
熊本旅行4日間の4日目
4日目、最終日の目的はただ一つ。
阿蘇山の火口。
こればかりは自然のものなのでどうしようもないですが、リベンジ。
帰りの飛行機は夕方なので2回はアタックできます(笑
朝ごはんを食べ、車を走らせます。
すると、昨日はいなかった馬がいる。
しばし馬を眺めて、阿蘇の山も楽しんでしまいます。
いつの間にかまた1時間ほどロスしたことに気づき、急いで阿蘇火口付近を目指します。
到着してすぐに確信。
警戒レベルが落ちている!
係の人に聞くと、一部制限が解除されているとのこと。
ウヒョ〜!
入れるのね、じゃあお言葉に甘えて。
通行料を払って、阿蘇山公園有料道路を進みます。
有料道路といっても1キロもないぐらいの短い道路です。
阿蘇中岳火口の入り口にある看板を見ると、確かにパトランプが緑になっている。
写真だとちょっとわかりにくいですが、緑が光ってます。
それと昨日はあんなに息苦しかったのが、今日は全然大丈夫。
365日、この危険な場所で仕事をしてくださっている人たちに感謝。
この人たちがいてくれるおかげで、自分はここに立てるのだから。
火山ガスの影響かほとんど植物が育たない場所。
どこかほかの惑星にいるような不思議な感覚です。
火口まで近づくと煙が吹き出していました。
自然のパワーを感じる。
ここまで来れて本当に良かった。
これが見えると見れないでは、印象がまったく変わるので。
登山道も少し歩いてみることに。
軽装なので、ちょこっとだけですが。
日本とは思えないような絶景が眼前に広がる。
阿蘇中岳火口付近は本当に満足度高いです。
言葉であれこれ書いても伝わりそうにないので、写真を見て興味を持ったら、ぜひ足を運んでみてください。
すっかり昼前になってしまったので、後ろ髪をひかれる思いで、阿蘇山をあとにしました。
せっかく阿蘇に来たんだから、やっぱり焼肉!
というわけで、あか牛の館という道の駅にあるお店で実食。
あか牛の焼肉、めちゃめちゃ気に入りました。
日本の「和牛でサシが入りまくっている肉こそ最も上質で美味い」という固定概念が意味わからんのですよ。
美味い赤身も同じぐらい好きな自分にとっては、あか牛みたいな存在がもっと世間に認知されるといいなと思いました。
でも、それはそれで値段が高くなると困るので、知られなくてもいいかも(笑
お腹もいっぱいになって、ちょっと時間もあったので近くにあった白川水源に行きました。
水の透明度が高過ぎて、目がおかしくなりそう(笑
あんまり期待していなかったぶん、余計に楽しめました。
飛行機の時間が近づいてきたので、空港へと向かいます。
定刻どおりに飛行機も飛んで、無事関空到着。
まとめ:熊本の自然は国内最強クラス
期待はしていましたが、その期待を大きく超えてきました。
九州でいうと、個人的にそれまでトップだった鹿児島を抜いて頂点に君臨。
食べ物も同じく。
肉も魚もここまで美味い都道府県ってかつてあっただろうか・・・。
対抗できるのは北海道ぐらい。
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自然もこれまで国内では沖縄の宮古島と北海道の知床がトップだったのですが、三つ巴って感じ。
沖縄県の宮古島を自転車(ロードバイク)で走ってみた【島巡り前編】
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熊本は自然も食べ物も想像を超えるもので、期待以上でした!