どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
台北はこれまで10回以上訪れているのですが、日系ホテルにはまだ泊まったことがありませんでした。
海外でわざわざ日本のホテルに泊まらなくてもいいんじゃね?
と思っていたのですが、いざ泊まってみるとすこぶる快適でした。
泊まったのは「ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ」。
ホテルニッコーってやつですね。
予約はAgodaからおこないました。
もはやこれなしには海外のホテル予約に支障が出るほど便利に使わせてもらってます。
Agoda(アゴダ)の評判やトラブルついて10回以上利用している者として実態を語ってみる
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今回もほかの予約サイトよりもお得に泊まれました。
といっても、高級ホテルの部類に入るので、それなりにはしましたが・・・。
ただ、払った価値はあったと思います。
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイの場所
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイはなかなか便利な場所にあります。
「なかなか」と表現したのは、すべての交通インフラに対して突出して便利というわけではないので。
日本人が好む中山エリアのど真ん中にあるので、徒歩でも美味しいグルメスポットやお洒落なカフェ、ショップまで行けます。
ただ、MRTの中山駅までは歩いて5分ぐらいなので少し距離がありますね。
バスを利用するにしても、周辺のバス停までは少しあるかと。
私の場合は滞在中はほぼすべての場所にバスで行き、不便なところはタクシーを使いました。
台北はバスという交通インフラが非常に発達していますので、これを活用しない手はないです。
アプリとグーグルマップを組み合わせれば最強ですしね。
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タクシーであれば、タイペイの市街地であればどこに行くにも行きやすいところです。
空港からのアクセスですが、行きは空港バスを使うとかなり楽ちんです。
国光客運というバス会社の1819番に乗れば、空港からホテル近くまで直通で行けますので。
近くにアンバサダーホテルがあるのですが、そのホテル前にバス停があって、そこからホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイまでは歩いて3分ほどの距離です。
ただし、帰りは同じバス停から1819は使えませんのでご注意を。
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイの設備周り
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイの外観やロビーといった設備周りを紹介していきます。
ホテルの正面玄関です。
そこまで高級感があるわけではないですが、心地よくホテルに迎えられている気分には浸れます(笑
ロビーはこじんまりとした広さではありませすが、私が利用している間はそれほど混雑はしていなかったですね。
チェックイン、チェックアウトともにスムーズでした。
コンシェルジュのデスク周り。
明るく綺麗、空間全体の質感が高くで心地よいロビーです。
ドアマンやチェックインカウンターはみなさん日本語で対応してくれますので、日本のホテルを利用しているかのような感覚に陥ります。
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイの部屋
今回宿泊した部屋はプレミアムツインです。
廊下は天井が低いため、少し圧迫感がありました。
部屋の広さは約38 m²です。
一人か二人で止まるのであれば、広さとしては充分だと思います。
ベットはシングル2台 (110cm X 200cm)。
ベッドの寝心地は素晴らしかったです。
このソファ、なかなか座り心地が良くて部屋にいる間、ここで寛いでいた時間が長かったです。
オットマンが秀逸!
テレビはSONY製。
正直、画質はあまり良くなかったです。
テレビの問題というよりも、コンテンツ自体の質のような気もします。
ティーセットに、お茶、紅茶、コーヒーなどが揃っています。
引き出しを開けると、さらにカップやコップが。
デスク周り。
このデスクチェアが妙に座りやすかったです。
デスクの横に置いてあった空気清浄機。
こちらも日本のシャープ製。
クローゼットの中。
洗面周り。
アメニティーがロクシタンなのはプレミアルーム以上だけらしいです。
シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプー、ボディローションと一通り揃っています。
さらにここには2台目のテレビがありました。
これはなかなか珍しい気がします。
シャワールーム。
水圧は申し分なく、お湯も速攻で出てきます。
海外は高級ホテルでも意外とこのあたりが弱点だったりするのですが、さすがです。
バスタブがでかいです。
驚いたのが、風呂とトイレがまったく別だったこと。
このあたりはかなり日本人を意識した造りになっているんじゃないでしょうか。
部屋からの眺めです。
泊まったのが5階だったので、眺めは普通でした。
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ自体が高い建物ではないので、眺望は期待できないんじゃないでしょうか。
部屋で面白かったが、ブラインドです。
ブラインドを開けた状態だと、洗面やバスルームが丸見えです。
閉めると、完全に見えなくなります。
部屋の質感は全体的に満足いくレベルでした。
部屋に入った瞬間は、そこまでテンションは上がらなかったのですが、4日間過ごしているうちに馴染んでくるというか。
一言で表現すると「居心地が良くなっていく」ですね。
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイはホスピタリティに特化したホテル
ホテルにホスピタリティってそんなに求めていないんです、正直。
私はきっとホテルからしたら、全然手のかからない客だと思います。
チェックインしてからチェックアウトするまで、ほとんど日中はホテルにはいなくて、帰ってきて寝るだけのような滞在ですので。
ただ、今回、ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイに泊まって少し考え方が変わりました。
いろいろ細かいところまで気配りがあるというのは、より一層旅先の満足度を上げてくれるんだなと。
そこまで求めていないけど、やってもらえると嬉しいみたいな(笑
たとえば、滞在中になかなか強烈な雨が降ったのですが、靴を乾かす機械が部屋に置いてあったんですね(名前わかりません・・)。
で、部屋に帰ってきて、これで靴を乾かすことができて大助かりでした。
バスローブが置いてあるのは高級ホテルだと当たり前のことですが、パジャマもあったのには驚きました。
個人的にはパジャマのほうが好みです。
また、帰りのことですが、ドアマンの方に「台北 MRT」と書いた紙を渡してタクシーを呼んでもらったんです。
そうしたら、「行き先は空港ですか?」と日本語で尋ねられました。
そうですと答えたら、「MRTの台北駅は市内と空港二つあるので、運転手に空港と伝えておきます」という対応。
おそらくスーツケースを持った自分を見て、空港に向かうのかもと思ったんでしょうね。
実は、前回リージェントに泊まった際に、帰りに同じことをお願いしたら市内のMRTでタクシーを降ろされ、空港行きのMRTの駅までけっこう歩いたんですよ。
おそらく格でいえばリージェントのほうが上でしょうけど、自分の中ではホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイのほうが印象が上です(笑
ちょっとしたことなんですが、部屋が広いとか豪華というよりも、現実主義な自分としては実用性重視ですね。
いずれにしても、ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイはハード面、ソフト面で日本人にとって満足のいくホテルだと思います。