海外旅行の楽しみの一つといえばお土産だと思いますが、高雄に来たらお土産選びの場所として三鳳中街(三鳳中街觀光商圈)をおすすめします。
三鳳中街は高雄最大の問屋街で、長さが約400メートルもあるそうです。
通りの両端には食材や珍味、お菓子などを売っている商店がびっしりと立ち並んでいます。
台北でいえば迪化街ですが、それよりも売っているものが買いやすい印象です。
三鳳中街(三鳳中街觀光商圈)の場所と行き方
三鳳中街はMRTの駅からはちょっと離れています。
ですのでタクシーがバス、もしくは台湾鉄道(台鉄)の高雄駅から徒歩というのもあります。
タクシーと徒歩はいいとして、バスの行き方を詳しく紹介しておきます。
まず南から行く場合は、33番のバスがあります。
33番は高雄の繁華街である中央公園から三鳳中街へと移動できますので、ルート的にも予定を組みやすいかと。
次は東からのルートで、88番のバスで三鳳中街まで行けます。
高雄駅からこの88番を乗ってもいいのですが、距離的に1キロもないのでなんとも中途半端な距離なんですよね。
西からのルートも同じく88番を利用できます。
三鳳中街(三鳳中街觀光商圈)を散策
三鳳中街に東側から入ると、このようなでかでかとした看板のようなものがあります。
台北の迪化街に比べるときちんとした入口があり、道は細いですね。
三鳳中街の中はこのようになっており、すべて屋根があります。
天気が悪い日でもまったく気にすることなく買い物ができますので、雨の日には特におすすめです。
注意点というほどのことでもないですが、この狭い通路をバイク(原付)がちょくちょく通ります。しかも人によってはなかなかの勢いで(笑
バイク(原付)に乗ったまま買い物する強者もいますが、現地の人にとってはそれは普通みたいですね。
お茶屋さんです。
観光客相手の土産物屋よりも安く買えますので、お茶好きの人は要チェックです。
三鳳中街はあまり観光客向けではないので、それほど客引きも激しくなく(というかほとんどない)ゆっくり見れるところもいいです。
逆にいうと、量り売りの店もけっこうあって、観光客が買い物をできる店もそれほど多くないかもしれません。
ただ、歩いているだけで色々珍しいものが見れて楽しめます。
私は高雄を訪れると必ずといっていいほど三鳳中街にも足を向けるのですが、その理由は頼まれているお土産をゲットすることです。
そのお土産とはこれらです。
野菜チップスのオクラだけ。
こっちはいろいろ入った野菜チップス。
中にはジャガイモ、ニンジン、ゴボウ、サツマイモ、カボチャやエンドウ豆、それにバナナも入っています。
この野菜チップスに関しては、はじめは頼まれてお土産で買ってきていただけだったのですが、私も食べてみたら思いの外美味しかったので、今では自分用にも買っています。
野菜チップを日本で買おうとしたら値段の高さにびっくりしてしまいました。
三鳳中街で買った上の野菜チップスは100元なので、日本円でいうと350円〜400円ぐらい。
同じ量の野菜チップスを日本で買おうとすると軽く1,000円は超えてきますので。
ただ野菜を乾燥させただけなのに、意外と高級品だったので驚かされました。
しかも、日本で売っている野菜チップスは余計な味付けがしてある場合が多く、あんまり美味しくないです。
野菜チップスは台北にも売っていますが、高雄のほうが安く買えますね。
定番のお茶です。
これもまた定番のドライマンゴー。
これはバジルシード(山粉圓)です。
バジルシード(山粉圓)に関してはよくわかっていませんが、健康に良いらしいです。
そして、日本で買うよりもかなり安く買えるみたいですね。
まとめ
三鳳中街はただ歩いているだけでも楽しいですし、日本では手に入りにくい食材も売っています。
そしてなんといっても、上でも紹介した野菜チップスやお茶などが安く、質の良いものが手に入ります。
個人的にはお土産で一番おすすめなのは野菜チップスですね。
余計なものが入っていないので野菜本来の味を楽しめて、価格も日本で買う半分以下。
特に女性には喜ばれるかと。
高雄に訪れた際には、ぜひ三鳳中街にも立ち寄ってみてください。