雑感

アマゾンプライムの1時間以内の配達は本当に必要なのか

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ここ最近宅配便の数が多くなりすぎて、宅配業者にそのしわ寄せが相当きているというニュースをよく見かけます。

そしてついに宅配業界トップであるヤマト運輸が値上げに踏み切るとの報道。佐川急便も追従するみたいですね。

さっさと値上げした方がいいと思います。っていうかヤマトとアマゾンがどういう契約か知りませんが、プライム会員の利用料をあげてそれをヤマトに払えばいいんです。

私もプライム会員ですが、月々300円ちょっとであのサービスは利用者側からするとかなりお得です。ですがいったいどんな利益構造になっているか心配になります。

値上げをするか品質を落とすか

企業が充分な利益を確保できない場合にできることは、製品やサービスの値上げをするか品質を落とすか、企業努力をするかぐらいしか道はないと思います。

もしかすると3つ目の選択肢で苦境を乗り越えられるかもしれませんが、なにぶん宅配って人が運ぶっていうアナログ的な仕事なので、そう簡単には改善できないんではないでしょうか。

そうなってくると値上げか品質を落とすしかありません。ヤマトや佐川は値上げの選択をとったみたいですが、品質を落としても全然良かったと思います。まあ、これを口実に値上げしただけかもしれませんが。

時間指定も細かくできるし、再配達も不在だったら無料で何度でも持ってきてくれる。利用者からすると非常に助かりますが、時間指定って荷物を運ぶ方からすると効率の良いルートで回れないかもしれないですし、再配達も単純に一度で済む場合に比べて倍の時間と手間がかかります。

利用者を甘やかしてきたサービス提供者にも責任はありますが、ここまで行き詰まってきているなら再配達は有料にするなどしてもいいと思います。金を払うのが嫌なら営業所まで取りに行けばいいんです。

こんなこと言うと”忙しいから取りに行く時間がない”とか、”田舎で営業所が遠いから不便になる”なんていう我儘言いたい放題な人が湧いて出てくるんですが、あなたが取りに行かない代わりに配達員が持ってきてくれていて、あなたは無料と思っているかもしれませんが本当の意味での無料ではありません。

1時間以内の配達って本当に必要なのか

アマゾンで買った商品が2時間以内で届くなんてサービスもありますが、あんなの誰が本当に必要としているんですかね。アマゾンはドヤ顔で宣伝していましたが、私は裏で2時間以内の配達を強いられる現場の配達員が気の毒でなりません。

私も仕事で突然、「これ今日中に対応してほしい」なんてことが稀にあるのですが、焦る焦る(笑)。しかも、これって”本当に今日中に必要なものなのか?”と疑問に思ってしまうものも・・・。

どうしても急を要するものって出てきたりするのでその場合は致し方ないと思いますけど、それを精査しないと全体のパフォーマンスにも影響出ますからね。

さらにプライムナウは1時間以内って・・・1時間以内で届けて欲しいものって何なんでしょう、醤油とかですか(笑自

そりゃ楽しみにしている荷物が早く届いたら嬉しいに決まってますよ。でも本当に荷物がその日や翌日に届く必要なんてあります?

生鮮食品などはまだしも、アマゾンで売ってるような電化製品や本、加工食品なんか数日くらい待てるでしょ。

これを改善するだけでも配達の効率が少しは上がるんじゃないでしょうか。配達の期間に幅を持たすことができたら荷物をまとめて持って行くことができますし。

過剰サービスは自分に返ってくる

今のサービス業って過剰サービス過ぎます。牛丼屋やファミレスの深夜営業なんてそこまで必要ないでしょ。イオンなどの大手スーパーでも24時間営業していたり、正月も含め365日店を閉めないんですが、どっかで休みましょうよ。

本来企業は消費者のニーズから製品やサービスを改善していくものですが、上で挙げたようなものはそれほど消費者が求めているわけではなく一方的な押し付けでしかないと思うんです。それとも私が少数派なんでしょうか。

我々消費者は便利なサービスを求めますが、その裏で犠牲になっているものがあるということをもっと意識した方がいいと思います。

そして、日本の社会全体が便利がいい、便利最高みたいになっていると、当然企業はそれに対応していかなければならなくなり、最終的にはそのツケはほぼ労働者に回ってきます。それって結局のところ仕事をしている人は自分のところに返ってくるわけですから。

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