どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
気がついたら全網羅していました。
タブレットを、です。
正確にいうと、タブレットOSのことですね。
iPadOS、Android、Windows、ChromeOSといったタブレットOSを手中に収めていたのです。
iPadOSはiPad2(このときはiOS)からなので10年、Androidは5年、Windowsは3年、ChromeOSは1年ほど使っています。
これだけ長い間使っていると、それぞれの良さや不満点などもいろいろ感じているわけで、iPad、Android、Windows、ChromeOSのタブレットを比較してみようと思います。
これからタブレットを購入しようとしている人、すでにどれか持っているけど別のタブレットにも興味があるといった人の参考になれば幸いです。
各タブレットの特徴
iPad
タブレットといえばiPad、そう思っている人も少なくないかと。
iPadをできるだけ簡単に説明するのであれば「大きなiPhone」です。
私はiPhoneも長年使っていますが、ほぼ同じ使用感でiPadも使えます。
「なんだ、ただiPhoneが大きくなっただけか」
と思われるかもしれません。
そうです、ここがiPadを重宝できるかどうかの分かれめです。
私は両者が与えるユーザー体験には大きな違いがあると考えているため、可能な場合はiPad、無理ならiPhoneという順に使っています。
なぜiPadなのかは、単純に画面が大きいから。
画面が大きいだけ、確かにそうなんですが、それによって使い勝手が段違いな場面があります。
それにApple純正のMagicキーボードをiPadに装着すると、Macに近い文字入力を行えます。
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iPhoneやAndroidといったスマホを使ったことがない人はパソコンをもっと簡単にしたものと考えてください。
iPadはその中でもよりデザインに優れており、専用アプリが使える小さなコンピューターです。
Androidタブレット
AndroidタブレットもiPadと同じことがいえます。
つまり、Androidタブレットは「大きなAndroidスマホ」ということがいえます。
Androidタブレットの特徴としては、モデル数がめちゃくちゃ多いという点があげられます。
有名メーカーでいうと、ASUSU、ソニー、lenovo、NEC、ファーフェイ、サムスンなどがあり、無名メーカーも合わせると世界中に何百とあるんじゃないでしょうか。
ですので、Androidタブレットには選択肢が多くあり、低機能なものから高機能、カメラ機能に優れたもの、拡張性の高いものなど様々。
搭載されているAndroidOSはGoogleが開発したものですので、Gmail、Googleドライブ、GoogleマップといったGoogle製のアプリと親和性が高いのが特徴です。
また、モデルにもよりますが、キーボード、マウスなどを使ってPCのように使うことも可能です。
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Windowsタブレット
Windowsタブレットは純粋なタブレットではなく、いわゆる2in1PCです。
2in1PCとはパソコンとタブレットどっちでも使えるコンピューターのこと。
柔軟性という意味では、WindowsタブレットはiPad、Androidタブレットよりも優れていると思います。
Windowsタブレットもモデルが多く、中にはほぼタブレット専用機もあります。
しかし、ほとんどがパソコン、タブレット両方の機能を有していますね。
Windowsはビジネスの場でも使われており、世界で最もシェアのあるOSです。
なので、Windowsを使い慣れている人であれば、タブレットであってもすんなり使えるかと。
難点としては、全体的に軽快感に欠けます。
パソコンのような使い勝手なので、iPadのサクサク・ヌルヌル感はありません。
Chromebook
4つの中では最も新しくマイナーなChromebook。
しかし、近年そのシェアを急激に伸ばしています。
ChromebookにはGoogleが開発したChrome OSが搭載されています。
Chromebookには以下の3つがあります。
・PC
・2in1PC
・タブレット
特徴としては低価格というのがあります。
Chromebookにはタブレットモードというものがあり、これによってiPadやAndroidタブレットのような使用感を提供してくれます。
下がタブレットモードを有効にした状態です。
ただ、タブレットはAndroidがすでにあるということもあり、Chromebookはそれほどタブレットに最適化されていません。
タブレットとして特化していないし、パソコンとしては中途半端、悪くいうとどっちつかず。
よくいうと、万能選手。
比較に使用したタブレット
今回比較する対象は具体的なモデル同士ではなく、あくまでも「iPad全般、Android全般」です。
ただ、抽象論では面白くないので私が現状持っているモデルの使用感をもとにそれぞれのタブレットの特徴を比較しようと思います。
そのため、モデルによっては仕様が違うこともあるかと。
できるだけモデルの違いを考慮して比較しようと思いますが、この点はご理解ください。
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各タブレットの良い点と悪い点
これまでiPad、Androidタブレット、Windowsタブレット、Chromebookを使った結果、感じたそれぞれの良い点、悪い点が以下です。
良い点 | 悪い点 | |
iPad | ・デザインが良い ・操作しやすい ・動きがヌルヌル ・セキュリティが高い | ・価格が高い ・拡張性が低い |
Androidタブレット | ・操作しやすい ・動作が速い | ・ハイエンドモデルはiPad並に高い ・セキュリティが不安 |
Windowsタブレット | ・モデルによっては デスクトップと同じWindowsが使える ・エクセルなどのビジネス用途は最強 | ・動作が全体的にもっさり ・UIが古い(パソコンライク) |
Chromebook | ・価格が安い ・動作が軽快 | ・アプリケーションに期待できない ・思い処理が苦手 |
ぶっちゃけ、タブレットが欲しくてお金があるのであれば、iPadを買っておけば間違いないです。
もちろん、用途として特別な目的がなければ、ですが。
iPadを買って後悔する人は何を買っても一緒かと。
Androidタブレットに関しては、ここ数年めちゃくちゃ進化しています。
なのでハズレは少なくなっていますが、初心者には見分けがつきにくいのがマイナス。
しかしながら、低価格でちゃんと使えるタブレットという意味では、4つの中でAndroidタブレットが最有力です。
Windowsタブレットはビジネス用途やアプリケーションを使いたいという事情がなければ、選ぶメリットはないかと。
タブレットとしては全体的にもっさりとした動きですし、最近は改善されていますが、それでもiPadには遠く及びません。
Chromebookは個人的には気に入っているのですが、人にタブレットとしてすすめられるかは微妙なところです。
どちらかというと、PCとして使い、アプリケーションではなく、クラウドやGoogleのサービスをメインに使うというのであればコスパ最高じゃないでしょうか。
もちろんタブレットしてネットや動画視聴といったライトな使用であれば、サクサク動くと思います。
まとめ:現役フリーランスエンジニアの使い分け
最後に現役フリーランスエンジニアは4つのタブレットをどう使い分けているのか。
ちゃんとそれぞれ役割があるという言い訳を書いておきます(笑
iPad
何にでも使っています。
ネットを見たり、買い物をしたり、株取引にも使います。
相対的にセキュリティの堅牢性が高いので、クレジット決済にも使ってますね。
Androidタブレット
それぞれ役割があるといいながら、Androidタブレットは完全にiPadと被っています。
あえていうなら、気軽に使えるというメリットがあります。
iPadにはケースもなにもつけていないので、傷がつくのが怖くてちょっと気を使います。
その点、Androidタブレットは傷がついても気にしません(笑
寝る前にソファの上で使っていて、寝落ちしかけて床に落としたことがあるのですが、気にしません。
Windowsタブレット
Windowsタブレットは用途ははっきりしていて、仕事用ですね。
エクセルのドキュメントを求められるケースがまだあるので、その際に対応しています。
それとアプリケーションが必要になった場合もWindowsタブレットであればまず大丈夫です。
これがiPadやAndroidだとない場合がありますので。
ビジネス上、「iPadにアプリケーションがない」では許されないですが、「Windowsにアプリケーションがない」であれば、それは仕方ないという風潮があります(笑
Chromebook
Chromebookは持ち運び専用機となりました。
使っているIdeaPad Duet Chromebookは940グラムという軽さなので、鞄に入れても苦になりません。
以前はSurface Goが外出用だったのですが、Chromebookに置き換わりました。
理由としては、起動が早く動作が軽いから。
外出先ではちょっとしたドキュメントを編集したり、ブログを書いたりといった用途なのですが、Chromebookだとサクサク作業ができます。
エクセルが使えないのが痛いのですが、徐々にスプレッドシートでも代わりがきくようになってきましたので、Chromebookを好んで使っています。