Apple iOS

iPhoneアプリの開発で必要なもの(パソコンやツール)と推奨するもの

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

私はiPhoneやiPad向けのいわゆるiOS開発をはじめてかれこれ5年ほどになります。

今回は、iPhoneアプリの開発で必要なもの(パソコンやツール)を紹介していきます。

これは最低限必要といったものと、あったほうが良いというものに分けました。

■必須

 ・Mac
 ・Xcode

■推奨

 ・iPhone(テスト機)
 ・developerライセンス
 ・外部ディスプレイ
 ・ライブラリ管理ツール「CocoaPods」

これを読めば、あとは必要なものを準備するだけです!

iPhoneアプリの開発にはMacが必要

iPhoneアプリを開発するにはMacが必要です。

iPhone8の写真1

正確にいうと、Mac以外でも開発ができなくもないです。

Windowsでプログラミングして、クラウド環境でビルドという選択肢もあります。

React Nativeやxamarinといったクロスプラットフォームで開発という手もあります。

しかし、よほどの変わり者でなければ素直にMacを買いましょう(笑

少なくとも上に書いてあることがまったくわからなければMac一択です。

Macにはデスクトップにするかノートにするか問題があります。

デスクトップの中にはMac miniというモデルがあり、割安で開発が進められるので、できるだけ予算を抑えるというのであればありかと。

ただし、ディスプレイがないのであれば購入しなければなりませんので、トータルコストで考えましょう。

個人的にはノートタイプをおすすめします。

理由としては、持ち運びができるから。

外だけではなく、家の中でも移動できるのはなかなかのメリットです。

デスクトップだと場所が固定されますので、不便。

もし、パソコンは決まった場所でしかしないというのであれば、デスクトップのほうがコスパは高いかと。

どんなMacを買えばいいのかということに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

MediaPad M3 Lite 10とiPad Air2の比較14
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iPhoneアプリの開発にはXcodeというツールが必須

iPhoneアプリの開発にはXcodeが必要です。

Xcodeは下のようにプログラミングし、それをビルド(コンピューターが理解できる状態に変換)、アプリの形式にできるソフトです。

Xcodeの画面

Xcodeは無料で提供されていますので、App Storeからダウンロードするだけで使えます。

iPhone(テスト機)

ここからは必須ではなく、推奨です。

iPhoneアプリの開発をするなら、動作確認用のiPhoneがあったほうがいいです。

作ったアプリをテストする必要がありますので。

「だったら必須じゃないの?」

と思われるかもしれませんが、シミュレーターである程度動作確認はできます。

シミュレーターとはMac上で擬似的に動作する仮想のiPhoneです。

しかし、シミュレーターは動作が重くストレスが溜まります。

それにカメラ、bruetooth、各種センサーなどのハードウェア系は動作しません。

私は仕事用にiPhoneとiPadを数台テスト機として持っています。

はじめはそこまではしなくていいですが、最低1つは持っていたほうが開発が捗ります。

developer program

作成したiPhoneアプリを公開するにはAppleのdeveloper programに登録する必要があります。

これは有料で、年間99ドル必要です。

これが必須ではないのは、公開できるようになってから登録しても遅くないからですね。

開発は無料、公開するにはお布施が必要(笑

私自身は以前、個人でアプリを公開していたのでライセンスを買っていたのですが、今はやめています。

で、どうしているかというとクライアントから借りているわけです。

個人で開発し、公開するのであればライセンスが必要。

しかし、プロとして開発するのであれば、大抵クライアントがライセンスを持っています。

外部ディスプレイ

ノートタイプのMacで開発をするなら外部ディスプレイはあったほうが絶対捗ります。

これも、iPhoneアプリの開発を続けていけそうになってからでいいと思いますが。

私は3つディスプレイを使っています。

開発環境

ライブラリ管理ツール

今どきのiPhoneアプリの開発にはライブラリ管理ツールが必須です。

必須なのにここで推奨にしている理由は、初心者には少し敷居が高いから。

いきなりライブラリ管理ツールと言われても、混乱すると思います。

まずは簡単なアプリを作りはじめて、続けていけそうならライブラリ管理ツールのことを思い出してください。

もし他の言語を既にやっている人は、まずライブラリ管理ツールを導入することをおすすめします。

iPhoneアプリ開発におけるライブラリ管理ツールは主にCocoaPodsとCarthageがあります。

どちらを使うからググれば情報が出てきますので、必要になったときに調べてください。

私はCocoaPodsを使っています。

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