グルメ

倉敷の創味魚菜「いわ倉」の新鮮魚介にノックアウトされる

先日、倉敷出張の際に魚料理が美味しいと評判の創味魚菜「いわ倉」に行ってみました。

場所は倉敷駅から歩いて10分ほどのところにあります。

倉敷は美観地区が有名ということもあってあまり魚介のイメージはなかったのですが、意外と海から近いんですよね。

これは現地に行ってから知ったのですが、宿泊していた「ドーミーイン倉敷」の斜め前にお店があったので驚きました。

【評価・感想】岡山のドーミーイン倉敷に泊まってみた

徒歩数十歩ってところです(笑

店舗はなかなか雰囲気のある外観です。

創味魚菜「いわ倉」6

この日の夜は何軒かハシゴするつもりもあったため、開店直後に入りました。

店内はこのような雰囲気です。

創味魚菜「いわ倉」7

席について気がついたんですが、予約席がちらほらありました。

と思っていたら、しばらくすると自分たちの座っている席以外はすべて予約席に(笑

さらに30分ほどすると席はすべて埋まったので、かなりの人気店のようです。

店内に違和感を覚えたのですが、その正体は席同士の感覚がすごく広いんですよね。

私は普段は大阪に住んでいるのですが、都会の店って席同士が近くてけっこう窮屈な感じです。

それと比較すると、すごく広々していてかなり寛げる空間となっています。

まずはビールで乾杯。

創味魚菜「いわ倉」1

魚を食べに来たので、お造りの盛り合わせを注文。

瀬戸内海といえばサワラなんで「サワラありますか?」って聞くと「季節じゃないのであまりお勧めできませんよ」という返答。

おお、そんなことも知らずに聞いてしまって反省(笑

しかし、正直にそういうことを言ってくれるのは有り難いですね。

で、こちらがお造りの盛り合わせです。

創味魚菜「いわ倉」2

あれ、こんなものかと思いました。

失礼ながら・・・。

というのも、地魚的なものを期待していたので。

定番ものばかりだったので、ちょっとテンションダウン・・・。

しかし、真鯛の刺身を口に入れた途端、ちょっとした不満なんて完全に吹き飛びました。

口の中で真鯛の締まった身が暴れ回り、旨味成分が溢れ出てきます。

普段、和歌山や四国の愛媛の真鯛をよく食べるのですが、それらよりも弾力がすごいです。

う、うまい・・・いや、美味すぎる!

他の魚もすべてかなりのクオリティ。

カンパチは身がコリコリしていて、甘みもかなりのもの。

サーモンはトロリとした身にたっぷりと良質な油を含んでいました。

そして、本日一番食べたかったのが、これ。

生のタコを焼いたものです。

創味魚菜「いわ倉」5

写真は地味ですが、味は衝撃的なものでした。

まずは半分生焼けの状態でパクリ。

身の弾力が半端なく、いつまでも噛んでいたい気分になります。

噛むたびにタコの汁が溢れ出てきて、命をいただいていることを実感しますね。

刺身でも食べれるタコを半生で食べれる贅沢・・・。

さらに完全に焼いた状態でも食べてみました。

ちょっと焦げめがつくぐらいです。

これまた美味し!

香ばしい香りとタコ汁が一体となって、半生とはまた違うテイスト。

これまでいろんな海のタコを焼きや天ぷら、刺身などで食べてきましたが、一番美味かったかも。

そして、忘れてならないのが野菜たち。

どれも新鮮で特にアスパラは水分を存分に蓄えていて、歯ごたえが凄かったです。

ハモの天ぷらもいただきました。

創味魚菜「いわ倉」3

外はサクッと揚がっていて、中はふわふわ。

ハモの透明感のある味が堪らないです。

瀬戸内といえば、シャコ。

子供の頃はそんなに好きじゃなかったんですが、大人になって美味さがわかるようになりました。

創味魚菜「いわ倉」4

噛むとサクッと崩れていくシャコの歯ごたえが心地よいです。

ちょっとした苦味と磯の香りが口の中に充満します。

こういうのは本当に海の近くじゃないとなかなか食べられないですね。

いやー、海の幸を大いに堪能しました。

瀬戸内海の魚は本当に美味しいです。

もちろん調理の仕方も良いので、素材が引き立っています。

同じ魚でも産地や季節によっても全然味が違うので、魚って奥が深いなとつくづく思い知らされましたね。

これだけ食べて二人で7,000円ほどでした。

地方でしかも魚が豊富な場所でちょっと値段設定が高めだと最初は思いましたが、食べてみると納得。

むしろ安くさえ感じています。

倉敷に来たら、また寄りたいお店です。

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