高雄に行ったら毎回必ずこれを食べる。
私にはそういった食べ物がいくつかあるのですが、排骨飯もそのうちの一つです。
排骨ってなんとなく不気味な響き・・・などとどうでもいい理由でそれまでは敬遠していたのですが、いざビジュアルを見て
「これは絶対美味い!」
と確信しました。
そんな排骨飯の名店が正忠排骨飯です。
正忠排骨飯の場所
正忠排骨飯は高雄にいくつか支店を出しています。
それに高雄だけではなく、台南、台中、台北にも支店があるみたいですね。
正忠店 高雄市三民區正忠路63號
六合店 高雄市新興區六合一路57號
富國店 高雄市左營區富國路2
五福店 高雄市新興區五福二路59-1
左營店 高雄市左營區左營大路58之3號
十全店 高雄市三民區十全一路393號
瑞隆店 高雄市前鎮區瑞隆路524號
小港店 高雄市小港區沿海一路223號
華榮店 高雄市鼓山區華榮路24
中山店 高雄市新興區中山一路3
この中で私がよく行く正忠店の場所を載せておきます。
高雄のターミナル駅である美麗島駅から北に500メートル、または台鉄の高雄駅から南に500メートル、つまり美麗島駅と高雄駅の中間に位置しています。
高雄で有名な夜市の一つ、六合観光夜市からも300メートルほどと便利な場所にあります。
正忠排骨飯は先払い
店の外観です。
注文するカウンターは室内ではなく、外と面しています。
屋内か屋外でいうと、屋外ですかね。
もちろん屋根はありますが。
カウンター内はチキンなどが山盛りに。
正忠排骨飯は先払いシステムですので、まずはレジで注文します。
「正忠」とでかでかと書かれている上にメニューがあります。
中国語ができる人はいいですが、そうでない人は注文にちょっと苦労するかもしれません。
私が知る限りでは、レジにメニューも置いてありませんので。
手っ取り早いのは手書きのメモを渡すか、スマホなどにオーダーを入力するかです。
それを見せるとはおばちゃんはすぐに理解してくれます。
おすすめは店の名前にもなっている「正忠排骨飯(75元)」か「雞排飯(75元)」です。
おかずを選ぶ
支払いを済ませると、レシートを渡されます。
それをおかずが並ぶカウンターにいるおばちゃんに渡します。
おかずはかなり種類があって迷ってしまうぐらいです。
この中から3種類を選べますが、こういう場面で迷ってしまう人は事前に決めておいたほうがいいかもしれません。
おばちゃんのプレッシャーも半端無いですし(笑)混雑しているときは後ろからのプレッシャーにも晒されることになりますので。
正忠排骨飯を実食
正忠排骨飯は店内でも食べられますし、持ち帰りもできます。
店内で食べる場合は、2階か3階にイートインスペースがあります。
ただ、これは正忠店の場合の話ですので、他店はどうなっているかはわかりませんのでご注意を。
配色がすごいですが、食欲をそそるケースです。
蓋を開けると・・・。
どうだ!と言わんばかりの迫力です。
さっそく肉をかじるとジューシーで柔らかい肉の食感がお出迎え。
ビジュアルは固そうですが、食べてみると全然そんなことがないのが台湾の肉の不思議なんですよね。
そして、ちょうど良い感じに油分や水分が抜けているところも独特の食感を生み出しています。
この肉が下に敷いてある固めの米とよく合うんですよね。
とにかく米がすすむ、すすむ。
それに脇役に徹していますが、3種類のおかずもいい仕事してます。
今回選んだのはカレー風味のジャガイモ、麻婆豆腐、チンゲン菜の炒め物ですが、どれも箸休めとしてその役目を充分果たしてくれました。
これが300円以下で食べれるなんて、高雄はまさにグルメ天国です(笑
雞排飯も忘れてはいけません。
どうしても正忠排骨飯の影に隠れがちですが、これも相当の実力者です。
めちゃめちゃサクッと揚がった特大のジューシーチキンを存分に味わえます。
正忠排骨飯に比べるととにかくボリュームがすごいです。
個人的な好みとしては正忠排骨飯よりもこっちのほうが好きなんですが、どちらも甲乙つけがたいですね。
まとめ
台湾の排骨飯にはいろいろタイプがあります。
店によっても地域によってもそれぞれ特色があり、その違いを楽しむのもなかなか面白いです。
その中でも正忠排骨飯は満足度が非常に高い店だと思います。
高雄に訪れた際にはぜひ寄ってみてください。