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iPhoneのバッテリを長持ちさせたいなら絶対知るべき9の鉄則

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

iPhoneのバッテリーを長持ちさせたい!

これはiPhoneユーザーの永遠の課題じゃないでしょうか。

100年後には、1年持つ夢のようなバッテリーが開発されているかもしれませんが、私たちはそんなに待てません。

とにかくバッテリーが減るのを防ぎたい。

そして、バッテリーの寿命も伸ばしたい。

特殊な状況を除いて、本記事に書いてあることを実践すれば90%はクリアできます!

私はiPhone3Gから歴代iPhoneモデルをほとんど使ってきており、バッテリー問題にもずっと向き合ってきました。

その間に試行錯誤したこと、得られた経験、集めた情報をこの記事に結集させましたので、ぜひ参考にしてください。

バッテリー問題は二つある

まず理解しておかなければならないのが、対策が必要なバッテリー問題は二つある、ということです。

上でも少し触れましたが

日々使っている際のバッテリーの減りが早い問題

バッテリーそのものの寿命問題

です。

一つめはわかりやすいかなと思いますね。

朝100%だったバッテリー残量が昼にはもう50%まで減ってしまっている、といった状況ですね。

これに対して、バッテリーそのものの寿命問題とはなんなのか。

Apple社の公式発表によると、iPhoneのバッテリー寿命は3年が目安です。

そして、この3年というのは「3年の間に500回ぐらい充電するだろうな」という憶測のもとにある数字です。

つまり、バッテリーの寿命=充電できる回数、iPhoneだと500回となります。

こう書いてしまうと、500回充電したらバッテリーが使えなくなるように思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

バッテリーが新品状態だとiPhoneはフル充電で80%以上の容量確保となるのですが、バッテリーの寿命が近づいた状態だと80%未満になってくるんです。

ですので、バッテリーが寿命を迎えたとしてもすぐに充電できなくなるというわけではありませんが、使用時間が著しく短くなる、急に電源が切れるなどの症状が現れます。

バッテリーの減りを少なくして寿命も延ばす

これから紹介していくバッテリー対策は上であげた二つの問題へのアプローチとなっています。

基本的には日々のiPhoneのバッテリーの減りを少なくできると、それはバッテリー寿命を延ばすことにも繋がります。

それに加えて、バッテリーそのものの寿命を延ばす対策もあります。

これらをすべて、もしくは出来るだけ施すことによって、バッテリー残量、寿命問題はかなり好転するかと思います。

iPhoneのバッテリー使用を軽減させる6つの対策

断っておくと、iPhoneの使い勝手を極端に犠牲にするものはここには載せていません。

また、以下の中でもやり過ぎると不便になることがありますので、できる範囲でやりましょう。

アプリデータのバックグラウンド更新をOFF

「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をOFF

これをONにするとアプリが立ち上がっていなくても、裏でずっと動き続けることになります。

たとえば、地図アプリを開いていなくても、ずっと現在位置をもとに地図情報を更新し続けるといったことが裏で行われるわけです。

これは確かに便利ですが、バッテリー消費の温床です。

あまりよくわからない場合は、すべてのアプリに対してひとまずOFFにしてみましょう。

それで具体的に不便さを実感したら、そのアプリだけONにすることもできます。

iPhoneの画面をできるだけ暗くする

「設定」→「画面表示と明るさ」

ディスプレイは多くのバッテリー消費の原因です。

「自動」もOFFにするのがおすすめです。

場所の明るさによって勝手に調整してくれるのは便利ですが、これもバッテリー消費の観点ではよろしくないです。

位置情報サービスをオフ

[設定] → [プライバシー] → [位置情報サービス]

Googleマップや天気などは位置情報が必要でしょう。

しかし、それほど必要のないアプリでも許可されていたりします。

本当に必要なアプリのみONとしましょう。

また、ONの中でも「常に」は選ばず、「このAppの使用中のみ許可」がいいです。

若干のリアルタイム性は犠牲にしますが、気になるレベルではありません。

通知をOFF

[設定] → [通知] → 不要な通知を"OFF"

この通知に関しても、そのままだと不要なアプリからの通知が許可されているケースがほとんど。

通知をONにしていると余計なバッテリー消費が増えます。

本当に必要な通知って意外と少ないものです。

Siriは使っていなければOFF

[設定] →「Siriと検索」

Siriを使っていなければ関連する機能はすべてOFFにしましょう。

これが地味に効いてきます。

これは憶測なのですが、Siriと関連アプリなどをすべてONにしていると、ずっと待機している状態なのではないかと。

最新のソフトウェアにアップデート

[設定] →「ソフトウェアアップデート」

古いバージョンのiOSだとバッテリー管理がいまいちな場合があります。

特に新しい機能を入れた直後だと、それが原因でバッテリー容量の減りが異様に早くなったりということも。

そういった場合はすぐにAppleのほうで対応バージョンが出たりもしますので、常に最新のソフトウェアにしておいたほうがいいです。

iPhoneのバッテリー寿命を延ばす3つの対策

バッテリ残量を20%~80%で保つ

iPhoneに内蔵されているリチウムイオン電池は「フル」の状態だと、高温となり、劣化が進みやすくなります。

ですので、80%ぐらいで留めておくのがいいでしょう。

ただ、現実的には80%しか充電しないと心許ないでしょうし、90%ぐらいが目標でしょうか。

逆に20%以下、空っぽの状態に近づいていくと、リチウムイオン電池はダメージを受けやすくなります。

ですので、20%以下になったら充電するのが望ましいです。

ここで一つ心配なことが出てくるかもしれません。

冒頭でiPhoneのバッテリー寿命は500回と書きました。

であれば、0%から100%と、50%から100%で比較すると、どちらも同じ1回になるのではないか。

だとしたら、20%から80%も60%しか充電していないにもかかわらず、1回とカウントされてしまうのではないか。

これは誤りで、1カウントはトータルで100%の充電となり、仮に50%から100%を2回行ったとしても、カウントとしては1となります。

なので、こまめな充電はリチウムイオン電池にダメージを与えません。

極端な温度変化を極力避ける

Appleの公式サイトにも記載があるのですが、デバイスにとっての最適温度は16°C~22°Cです。

https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/

ただ、実際にはこの範囲に入らないことは普通にあるでしょう。

それでもバッテリーに対してはより気をつけたほうがいいです。

「バッテリー容量に回復不能な損傷を与える可能性があるため、35°Cを超える周囲温度にデバイスをさらさないことが特に重要」

と公式サイトにも書かれています。

電源ケーブルを挿しながらiPhoneを使う

これは温度にも関係しているのですが、たまに電源ケーブルを挿しながらiPhoneを使っている人を見かけますが、やめたほうがいいです。

充電している間はどうしてもバッテリーが熱を持ちます。

それに加えてiPhoneを使ってネットをしたり、ゲームをするとさらにデバイスが高温となり、これによってバッテリーが少なくないダメージを受けます。

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