現在、奄美大島に短期ステイしながらエンジニアとしての仕事もやっているkerubitoです。
その経緯はこちら。
奄美でどんなことをするか決めずに来たのでどうしようかと思っていたら、地元の人や他の旅人からやたらと「加計呂麻」というキーワードを聞くのでそんなに言うならちょっと行ってみようかと予定に組み込むことに。
加計呂麻島とはどんなところか
何も知らないで行くのもあれですし、行き方含め、どんな島かちょっと調べてみました。
まず、奄美大島からの交通手段ですが、フェリーで25分ほどで行けるようです。
結構気軽に行けそうだと気持ちが軽くなったのも束の間、島の大きさが周囲150キロもあることに衝撃を受けてしまう。
150キロって・・・もっとこじんまりとした島だと思っていました。
こりゃ日帰りで島一周は難しそうです。
というか、島をどうやって移動するのかを考えないと、まともに動くことさえできないかもしれない・・・。
島の交通機関を調べてみると、タクシーかバスしかありません。タクシーで島内を周るほどセレブじゃないのでバス一択ですが、本数が全然ないみたいなので、これはやばいなと。
みんな加計呂麻をどうやって周ってるんだろうと疑問に思ったので、ググってみたらあっさりレンタカーをフェリーに積める事が発覚。
私もレンタカーを借りていたんで、フェリーに積むことに決定。
ネットで、車をフェリーに積むには事前に予約しておいた方がいいと書かれていましたが、行くことを前日の深夜に決めたので、多分大丈夫だろうと予約せずに行きました。
この判断が後にスリリングな旅の原因になるはめに・・・。
ちなみに、人口は1300人程度とのことなので、かなり人口密度低いですね。
加計呂麻島へ向かう
当日は早いフェリーに乗るため、宿泊先である名瀬を7時前に出発しました。フェリーは古仁屋という街から出ているのですが、名瀬から古仁屋は車で1時間程度かかります。
早朝なので道も空いていましたし、予定通り古仁屋に到着。
フェリーの乗船受付所で前の人が車検証の提示を求められているのを見て、慌てて車検証を取りに行き、再度受付へ。
そこで、車の積み込みがいっぱいだという事を知って一瞬絶望的な気分に・・・。
しかし、予約している人が1人まだ姿を現していないらしく、その人がフェリーの出港5分前までに来なければキャンセル扱いとなり、私が滑り込みセーフとのこと。
この時点で出港10分前だったので、あと5分・・・。
頼むから来ないでくれと祈る気持ちで5分待ちました。
ちなみに私の後ろに並んでいたカップルは次の2時間後の便しかないと言われていました。
恐るべし加計呂麻・・・。
そして、永遠とも思われる5分がようやく経過して、晴れて正式契約へ(笑
最後の1台としてフェリーに車を乗せ、甲板に出ました。
船に乗ると、一気に旅気分が増しますね。
船で揺られること25分、加計呂麻島へ無事到着しました。
神秘の島、加計呂麻島
目的地に無事着いたのはいいのですが、まったく無計画だったので何があるのかも分かっていない状態・・・。
困った時のグーグル先生に尋ねてみると「安脚場戦跡公園」という観光スポットがヒットしました。
戦争時代の建物が残っていたりするみたいなので、これは外せないとさっそく向かうことに。
車で15分ほど走ると、安脚場戦跡公園へ到着。
車を止めて、しばらく歩くとそれらしい建物が見えてきました。
目の前に立つだけで、なんかもうぞわぞわと感じるものがありますが、これ当時のままだとすると相当貴重なものなんじゃないでしょうか。
さらに進んでいくと、別の建物が見えてきました。
防備衛所という言葉は、恥ずかしながら初めて聞きました。
うーん、戦争を知らない私ら世代には想像しかできませんが、日本は本当に戦争をしていたんですよね。ちょっと信じられませんが、こういう遺産を目のあたりにするとリアリティが一気に増します。
そして、この建物、中へも入れます。
中に入ると、ひんやりしていて一気に緊張感が出てきます。
この時、見学者は私一人だったのですが、こんな貴重なものを独り占めできるなんてかなり贅沢です。
建物を後にし、さらに上へと登ると景色が綺麗な場所に出ました。
何気に凄い絶景です。とても雄大な自然が遠くにまで広がっています。
実久の海
他にもいろいろ行ったのですが、その中でも一押しの場所をご紹介します。
それは「実久(サネクと読みます)」です。
島内のパンフレット的なものによると、海が綺麗とのこと。
そして、レンタカーを走らていると、とんでもない色の海が見えてきました。
これ、完全に国内じゃないでしょ・・・。
海の色が青いを通り越して、ちょっと形容し難い色をしています。それに透明度も抜群です。風がやんで波がなくなると、まるで鏡のような美しさです。
また、堤防までは海岸から歩いて数分で行けます。
船が大変なことになっています(笑
そして、堤防の先から海と山を臨みます。
絶対海外ですよ、ここは。何かの間違いで日本の領土になったんじゃないかと疑いたくなるほど、私の住む大阪とは別世界です。
まとめ
以上、加計呂麻島の見所でしたが、如何でしたでしょうか。
離島好きや南の島が好きな人にはたまらないと思いますよ。
ここで紹介したのは、加計呂麻の中でも上半分の地域で、さらに絞っていますのでまだまだ島には魅力がいっぱいです。
私も再度訪問した時には島の下側も攻めてみたいと思います。
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加計呂麻島へのフェリーでの行き方や注意点はこちら。