どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
私が米国への投資をはじめて意識したのは3年ほど前でした。
この記事を書いているのが2021年ですので、2018年ごろですね。
それまで日本株への投資でなんとか結果を出し続けていたのですが、限界を感じていました。
そんなときにある投資関係の本に「投資は米国のインデックスファンドをやっとけ」みたいなことが書いてあったんですね。
ぐらいの知識しかありませんでした。
そこから自分なりに調べて、米国のインデックスファンド、米国株を買うようになって3年、これで人生変わりそうです。
変わりそうというのはまだ道半ばなため。
ただ、変わりはじめています。
米国投資を知ってから、経済面での基盤がより強固になってきました。
実際3年ほどやって
となっているわけですが、その最大の理由を2つ紹介したいと思います。
最大といいながら2つあります(笑
右肩上がりの米国経済は安定志向の日本人にぴったり
日本人の投資に対するイメージは「ギャンブル、素人はプロにカモられる、8割が損している」といったところじゃないでしょうか。
買うタイミング、売るタイミング、銘柄の選定、調べて考え抜いてやっと利益が出ます。
周到に準備した上で行動してもリーマンショックのような事件が起きると、それまでの利益があわと消えます。
日本のマーケットが難しい理由はいろいろです。
ただ、最大の理由は日本経済が着実に成長するか投資家が懐疑的だから。
むしろ、人口減少によって日本経済は斜陽と判断する投資家が少なくないと思います。
それに対して米国経済はどうか。
今後10~20年は成長する可能性が高い。
なぜか。
人口が増える見込みだからです。
GAFAと呼ばれるGoogle、Amazon、Facebook、AppleといったIT企業をはじめとして世界の優良企業がごろごろいます。
新興企業への投資も活発で、優良企業が生まれる土壌があります。
政府も経済優先の政策が多いです。
もちろん、新型コロナや中国といった米国経済にとってのリスクは今後もあり続けるでしょう。
それらによって米国の金融市場は暴落、急落も免れないと思います。
それでも長期、10〜20年で見たら成長する可能性が最も高い先進国です。
1~2年では損失が出るかもしれません。
しかし、5~10年という長期投資で挑むなら、歴史上米国市場はほぼプラス。
日本人は損することを嫌います。
そしてコツコツ物事を積み上げていくのが得意です。
なので、米国投資は日本人にめちゃくちゃ向いていると思います。
インフレな米国投資はデフレな日本人にぴったり
私もそうなのですが、日本人の現役世代はインフレな状態というものがピンときません。
高度経済成長時代、日本はインフレだったため、1年ごとに給料が10~20%増えるのが当たり前だったとか。
つまり年収300万の人が330万、370万、420万といった感じでどんどん収入が増えていきました。
もちろん物価も上がり、銀行の金利も年率が7%なんていうとんでもないことになっていたそうです。
ここまでではありませんが、米国はインフレしている国。
というか世界の先進国でこれだけデフレが続いているのは日本だけ(笑
日本は20年前と比べて所得が上がるどころか下がっています。
これはサラリーマンの人は身をもって実感しているかと。
以下は米国と日本のインフレ率の比較です。
アメリカ | 日本 | |
2018年 | 2.43 | 0.98 |
2019年 | 1.81 | 0.48 |
2020年 | 1.25 | -0.02 |
2021年(予想) | 2.26 | 0.14 |
アメリカは2%前後インフレしています。
それに対して日本は0.5%。
経済成長にインフレは必須。
グローバルな視点だと相対的に貧乏な国になってしまった日本。
国内に目を向けても、給料が上がるから消費が喚起され物価が上がる、物価が上がるから給料が上がるというサイクルを回せないでいます。
そんな、やや経済後進国日本ですが、米国投資という側面ではメリットが大きいです。
むしろ、これは日本人投資家にとってチャンス。
米国市場における100年の平均リターンは年率7%です。
ただ、インフレ率も平均で3%前後。
給料が上がり、物価も上がるという関係と同じですね。
ですので、米国人が米国市場に投資する場合はインフレ率も重要になってくるわけです。
それに対して日本だとインフレ率が非常に低いため、インフレで経済成長率が高い米国に投資するのは効率が良いんですね。
東南アジアの人が日本で稼いで祖国に送金するのと同じ。
そう考えると、本当に日本も貧しくなってきているのだなと実感するのですが、この状況を利用できる人は最大限に活用すべき。
現実を憂いでいても、何も生まれません。
これからの時代を生き抜くための情報を得て、武器を手に入れましょう。
まとめ:米国投資の具体例
最後に私がやっている米国投資の具体例を紹介しましょう。
といっても何も特別なことはやっていません。
最大の投資先は「楽天全米株式インデックスファンド」です。
米国への株式投資としては、ある意味もっともローリスク・ローリターンな部類に入るんじゃないでしょうか。
詳しくは以下の記事に書いてありますが、2年間で3,000万ほどを投入し、1,000万以上の含み益が出ています。
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ちょくちょく買い増ししたりしているので、正確なところはわからないのですが、おおよそ年率17%ほどで推移しています。
もう一つはVYM。
こっちは配当利回りが3%なので、インカムゲイン(配当)狙いの米国ETFです。
本当は買い増ししたいのですが、基準価額が上がってしまい利回りが下がってしまっていて、動けない状態です。
米国の個別株をいきなり買うのは心理的ハードルが高いと思います。
そういった場合は、インデックス投資がおすすめです。