どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。
2020年8月の奄美大島。
目的は釣り&島の友だちに会いにいく。
コロナ禍という難しい状況でしたが、最大限注意を払いながら真夏の奄美大島を楽しんできました。
出発前のすったもんだ
今回は出発前にもいろいろありました。
まず、コロナを奄美大島に持ち込んではいけないと思い、2週間前から軽い自粛期間(自宅謹慎)に突入。
もともと仕事はリモートがメインなので、それほど影響は出ず。
人と会うことを極力避ける毎日に。
さらに1週間前からはほぼ自宅謹慎状態です(笑
どうしても必要な買い物だけは行くぐらいに行動を自粛。
ここでちょっとした問題発生。
帰りの便がコロナの影響か欠航になってしまいます。
もともとは4日間の予定だったのですが、しかたなく前日の便に振り返ることに。
宿泊先やレンタカーに連絡を入れ、日程変更。
さらに問題が発生し、仕事の打ち合わせをそれまではリモートでやってきたのに、突如対面でやりたいと関係者が言い出す。
どうやらリモートに飽きてきたようで、関係者10人ぐらいで集まろうという何やら怪しい雲行きに。
それで私が「今はちょっと無理です」となると、日本特有の同調圧力が発生して面倒なことになりました(笑
まあ、結果的には「そもそもなんで対面の必要があるのか」みたいな話になって、自然消滅しました。
最後が一番やばかったのですが、台風が出発直前に発生。
予想進路によると、帰りの便が欠航となる可能性が出てきました。
これは本当に迷いました。
行くかどうか。
もし復路便が欠航したら、次に飛ぶのは4日後なので(笑
楽観的に考えると翌日に臨時便が出る可能性があるのですが、確実ではないし・・・。
飛ばなかったら、しばらく奄美に隔離されることになります。
と、悩んでいた翌日。
台風の予想速度がグンと遅くなって、奄美大島に接近するのが1日遅くなりました。
よし、行こう。
というわけで、いろいろ出発前にあったのですが、なんとか奄美に出発。
チヌ狙い奄美大島の釣り旅行記【2020年8月】の1日目
できるだけ人を避けるため、今回は空港まで車で行きました。
空港内でもできるだけ人混みを避けようと思っていましたが・・・
そんな心配は杞憂に。
搭乗率も低くて、3列あるシートで自分一人だけ。
飛行機内の空気は2~3分で全部入れかわるそうなので、むしろ電車なんかよりも安全。
今日は天気がいい。
空港に着くと、そのままレンタカー屋に直行。
もう10回以上借りているためか、説明はほぼなし(笑
車の傷だけ確認してレッツゴー!
今回の相棒はトヨタのヴィッツ。
見た目は悪くないけど、足回りがふにゃふにゃでちょっと怖かった。
事前に潮位を確認しており、これから潮が満ちてくる+夕まずめというゴールデンタイム。
はやる気持ちを抑えながら、いつものポイントへ向かいます。
思っていたとおり、いい感じ。
さっそくルアーを投げる、投げる、投げる・・・。
まったく反応なし。
2時間ぐらいやったけど、バイトすら数回。
しかも、そのバイトもサイズが小さいからのってこない。
場所を変えるも、変化なし。
仕方ないと、休憩を挟んで夜釣りに切り替えました。
いったんご飯を食べて戻ってくると、そこかしこでボイルが起こっている!
これはとテンションが上がり、ルア〜をとおすと
バシュ!
ルアーが引っ張られる!
が、あっという間にラインを切られてゲームセット・・・。
完全に準備不足。
これまでまったくバイトがなかったせいで、気抜いてました。
再度ルアーを投げ込むと、またアタリが!
しかし、これはのらず。
ここで蚊の大群に襲われ、ホテルのチェックイン時間が迫ってきたので仕方なく納竿。
車を走らせ、初日から疲労困憊で宿泊先に到着。
これまではゲストハウスのドミトリーに泊まることが多かったのですが、今回は個室にしました。
ホテルについて、大浴場で風呂に入って、部屋に戻って。
そのあとの記憶があまりない(笑
あとから気づいたけど、まともな晩ご飯食べてない。
チヌ狙い奄美大島の釣り旅行記【2020年8月】の2日目
今回の唯一丸1日フルに動ける2日目。
朝5時に起床し、まだ暗い中、車を走らせます。
1時間ほどして宇検村に到着。
いつ来ても静かで自然が美しいところです。
自然に癒されながらもルアーを投げます。
水が透きとおっていて、めちゃくちゃ綺麗。
しかしこれは、チニングにとっては悪条件。
これだけ丸見えだと向こうからもこっちが見えている。
チラッと魚影が見えると、あっというまに逃げていきます。
午前中、いくらルアーを投げてもほとんど反応なし。
小さなバイトが数回くらい。
大きなガジュマルの木?の下で昼食をとって、少し休憩。
いつの間にか寝ていて、起きてまた釣り再開。
ここのポイントは干潮を利用して、川の中央までルアーを投げられます。
まず、満潮時。
少し潮が引いてきました。
右側に少し陸があるのがわかります?
干潮になるとかなり陸が増えます。
川の3分の1ぐらいまで歩いていけますので、ルアーの届く範囲が広がるんですよね。
しかし、この日はさっぱり。
試しにワームに切り替えてみることに。
すると、2投目で
ボッシュ!
グググと元気の良い強い引き。
これは絶対逃したくないと思い、丁寧に寄せていきます。
すると綺麗な魚影が見えてきました!
ようやく1匹ゲット〜!
素晴らしい瞬間、大切な時間、このためにここまできた(笑
半日かけてやっと一匹。
でも、すべて報われた感があり、最高に楽しい瞬間。
さらにワームを投げるとバイトがあったのですが、残念ながらのらず。
この日は現地の友だちに会いにいくので、ここで納竿。
帰り、ちょっと寄り道。
奄美は海がクローズアップされますが、山もものすごく綺麗。
野鳥の声にも癒される。
途中気になるポイントでちょっとワームを投げてみるも反応なし。
いったん部屋に戻って、風呂に入って、再び出かけます。
知り合いの居酒屋にて友だちと合流。
楽しい夜を過ごして2日目終了。
チヌ狙い奄美大島の釣り旅行記【2020年8月】の3日目
もうあとがない。
魚の活性が高いこの季節にここまで釣果が悪いのははじめて。
焦りはあるけど、どうしたらいいのかわからない・・・。
とにかく早朝にホテルをチェックアウトし、出発。
これまで釣果がまったくなかったポイントに行ってみることに。
何度かルアーをとおしてみるも反応なし。
早々とルアーに見切りをつけて、ワームに変更。
すると、すぐさま大きなバイトが。
ラインをひったくるような突然の強い引きに、またしてもあわせそこなってしまう。
俺の馬鹿。
自分の不甲斐なさに凹むが、すぐさま気持ちを切り替えてロッドを振る。
すると、またしてもグイッとワームを持っていこうとする。
今度はすかさず合わせ、完全にのる。
これはミナミクロダイだとすぐにわかる強烈なパワー。
テンションマックス!
これこれ!
この強烈な引きのため、ここまできたんだ(二回目)
本当に奄美の魚は魚体が綺麗。
さらに何度か投げると、またバイト。
今度もなかなかのものだけど、ミナミクロダイとはちょっと違うかな?
そう思ってあげると、やっぱりこの方。
ここからさらに何度かワームを泳がせると・・・。
ガツン!!
今回で一番強い力。
水深は1m程度なのにかなり抵抗してくる。
すぐにミナミクロダイだと確信。
面白い、面白すぎるぞ!
しばらく格闘して、魚影を確認。
記念にパシャリ。
そろそろ飛行機の時間が近づいてきたので、ちょっとした疲労と満足感に浸りながら納竿。
途中、さとうきび畑に寄って奄美のパワーをいただきました。
釣果としては期待よりも少なかったけど、とにかく楽しかったので満足。
それにこの時期に再び奄美大島に訪れることができたことに感謝。
飛行機を飛ばしてくれる人々。
レンタカー、ホテル、飲食店、スーパー、地元の友人、今回の旅で関わった人々にとにかく感謝。
「こんな時期に旅行なんて何事だ!」
と自粛警察が出てきそうだけど、今の日本で最低限の生活だけしていては、経済は回らない。
飛行機やレンタカー、ホテルなんかはなくても生きていけるかもしれない。
けど、世の中はなくてもいいものばかりが溢れていて、それらがなくなると仕事がなくなってしまう。
そうなるとこの世界から弾き出されてしまう人が出てくるだろう。
だから、自分は最大限の注意をしながら経済を回していこうと思う。
ちょっと真面目なことを最後は書きましたが、今回も奄美大島は最高な場所だった!