先日、和歌山のアドベンチャーワールドに行ってきました。
「アドベンチャーワールドってパンダがいる大きい動物園でしょ?」
程度のイメージしかなかったので、なかなか足が向きませんでした。
私は大阪に住んでいるのですが、アドベンチャーワールドまで車で約3時間はかかりやすし、高速代とガソリン代を合わせると交通費だけで1万数千円かかります。
たかだか大きい動物園のためにそこまでして行くのもなぁ、と思っていたわけです。
しかし、いざ行ってみてびっくり。
大きい動物園なんて思っててすまなかった、という感想です。
動物好きにはたまらんですね。
アドベンチャーワールドの基本情報
簡単にアドベンチャーワールドの基本情報を紹介しておきます。
パンダやイルカをはじめ、陸・海・空のさまざまな動物たち、自然とのふれあいをテーマにしたテーマパーク「アドベンチャーワールド」。
場所は和歌山県の白浜にあります。
園内マップはこちら。
園内は以下のゾーンに分かれています。
・エントランス周辺
・マリンワールド
・サファリワールド
・動物とのふれあい・プレイゾーン
営業時間は少し変則的です。
基本は10:00~17:00なのですが、夏のシーズンは20:30までやっています。
2018年は以下のようになっています。
2018年7月20日まで 10:00~17:00
2018年7月21日〜2018年9月2日 10:00~20:30
2018年9月6日〜2018年11月30日 10:00~17:00
水曜日が休園日ですが、変則的に休園日となる日もあるので事前に公式サイトでチェックしておきましょう。
入場料はこちら。
大人(18歳以上) | 4,500円 |
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セニア(65歳以上) | 4,000円 |
中人(中学生・高校生)〈12歳~17歳〉 | 3,500円 |
小人(幼児・小学生)〈4歳~11歳〉 | 2,500円 |
アドベンチャーワールドに行ってみた
混雑を避けるため、平日の朝6時に車で家を出て、和歌山のアドベンチャーワールド付近に着いたのが9時前でした。
開園まで時間があったので観光スポットの千畳敷や三段壁に寄って、ついでにローソンで事前にチケットを購入していきました。
アドベンチャーワールドに着いたのが開園5分前。
もうすでに人が並んでいました。
なにやらスタッフさんがマイクで喋っていましたね。
アドベンチャーワールドは開園40周年とのこと。
入口ですでに悟りました。
「こりゃ、大きい動物園とはわけが違うな」と。
開園時間になり、人がどんどん園内に吸い込まれていきます。
敷地内に足を踏み入れ、真っ先に向かったのは・・・。
そう、パンダです!
アドベンチャーワールドといえばパンダというぐらい有名ですよね。
2018年現在は全部で5頭が飼育されているというから驚きです。
うおー、めちゃめちゃ近くから見えるじゃないか。
しかも、パンダも元気そうに動き回っているし。
屋外で見れるのはかなり高ポイントです。
やはりガラスなど遮るものがないと全然違います。
数メートル先にはパンダがいて、手を伸ばせば届きそうなところまでやってくるのでテンション上がりますよ。
屋内にもパンダさん。
ひたすら竹というか笹の葉をもぐついていました。
お次はペンギンです。
これまたかなりの至近距離でペンギンを観察できます。
屋外にいて、ガラスなど遮るものがないので非常に見やすいです。
とにかく動きがコミカルなペンギンにかなり癒されますね。
屋内にもいました。
こっちはサイズがでかいガチもののペンギン。
ちょうど体重測定をしていたようで、飼育員のお姉さんから逃げ回るペンギン(笑
外に出たらまたペンギン。
とにかくひたすら癒し系のペンギンですが、餌をもらうときはバトルが巻き起こっていましたね。
しばらく歩いて奥の方へ。
ブリーディングセンターで再びパンダとご対面。
先ほどのパンダは比較的若いパンダでしたが、こっちは大人。
貫禄が違います(笑
4本の足でノシノシと歩いている姿を見ると、やはりパンダもクマの仲間なのだと思わされますね。
ネチネチとパンダを観察したあとは、イルカやオキゴンドウのマリンライブを見にいきました。
会場はかなり大掛かりなステージでした。
屋根がついているので、雨天でも心配いりません。
ライブがはじまると、会場は大盛り上がり。
イルカってどこまでジャンプできんだよ!
というぐらい高いところまで上がりますね。
イルカ賢すぎ・・・とひたすら関心させられました。
最後は手前のステージまでスタッフさんとイルカたちがきてくれます。
間近で見ると相当でかい・・・。
マリンライブの興奮冷めやらぬ間に、次のアニマルショーの会場へ移動。
アニマルショーはアシカや犬、ミニ豚、鳥などが入り乱れて様々な芸を披露してくれます。
マリンライブのような派手さはありませんが、動物たちの芸やコミカルな動きに終始笑わされました。
下の写真のアシカくん(さん?)。
めちゃめちゃ賢いのですが、終始「エサよこせや」という感じだったのが、余計に面白かったです。
ここでランチタイムです。
ミートソーススパゲティと
デミグラスソースのオムライス。
味はいたって普通。
それよりも次どこへ行くかで、味どころじゃなかったですね(笑
そんな感じなので、ランチタイムを早々とすませて動物と触れ合えるゾーンへ。
まずお出迎えしてくれたのがミーアキャット。
動きがコミカルでめちゃめちゃ可愛い・・・。
私の大好物、ミニ豚。
近くに寄るとブヒィー・・・とか言ってるのがめちゃめちゃツボ(笑
なんの鳥でしょう。
詳しくはわかりませんが、囲いはなくその辺りを普通に歩いています。
フラミンゴ?
これもなんの囲いもない状態ですので、超至近距離からパシャり。
こちら、マーラという動物です。
これも放し飼い。
あまり人間を怖がらないようで、かなり近くまで接近できます。
色鮮やかな鳥です。
囲われた中に人間も入ると、鳥との間に遮るものは何もありません。
近くまでいくと突然飛んだりするので、ちょっと注意が必要ですが・・・。
動物との触れ合いゾーンを出て、ベニコンゴウインコとの触れ合いタイムに参加しました。
なんとベニコンゴウインコに触れることができ、一緒に写真を撮れます。
近くで見ると、少し怖い気もしますが・・・とにかく可愛い。
ずっとヒマワリの種を食べていて、殻を起用にクチバシで取り除いているのが印象的でした。
床は殻で大変なことになっていましたが(笑
このあと、ケニア号という乗り物に乗ってサファリゾーンを見学。
ただ、ガラス越しであまりゆっくり見れなかったので、ウォーキング・サファリに挑戦。
結果的にこれがめちゃめちゃ面白かったです。
歩きはじめるとすぐに大型草食獣が。
アメリカバイソンです。
ちょっとした囲いのようなものはありますが、その気になったすぐに飛び越えられそうなほどの高さしかありません。
アメリカバイソンまでの距離、3メートルほどでしょうか。
このように広々としたエリアに動物たちが暮らしています。
真ん中に道路がありますが、時々動物たちが横断していましたね。
ウォーキング・サファリで一番印象に残ったのがキリンです。
高いところから間近でキリンを観察できます。
かなりの大迫力で出迎えてくれるキリン。
鹿はその辺に群でいました。
なんの囲いもなかったです。
マレーバク。
とにかく変わった模様。
白と黒のツートンカラーです。
なぜかもう一匹は写真を撮るとブレるくらい激しく歩き回っていました。
ミナミシロサイ。
とにかくゴツイ。
ノッシノッシと歩く姿は見応え充分でした。
少しエリアが変わって、肉食獣のライオンです。
この写真を撮る前にものすごい勢いで吠えていました。
テレビで聞くようなお行儀の良いものではなく、唸り声というか、腹の底から絞り出すようなドスの効いたものでしたね。
ウォーキング・サファリを終えて、犬と触れ合えるエリアに。
フレンチ・ブルドッグの哀愁漂う一枚。
そして、再度動物との触れ合いゾーンへ。
お目当てはカピバラのお散歩です。
なんと、このとき、カピバラを触ることができました。
もちろん写真もこの距離で撮れます。
触ってみた感想としては、毛が意外とゴワゴワ。肌はカチンコ。
動物あるあるですね。
あと、意外だったのがカピバラはその気になったらなかなか早いスピードで移動できることです。
そんなことをしてたら、閉園時間15分前。
最後にもう一度パンダを見に行って、終わり。
アドベンチャーワールドの感想
満喫し過ぎてへとへとになりました(笑
とにかく動物の種類が豊富で、見せ方も考え抜かれています。
それに動物自体もコンディションが良さそう。
はじめは大人4,500円のチケット代って他の動物園に比べたら割高じゃね?と思っていましたが、動物園と比べたらダメかと。
テーマパークと比べないと。
今はむしろ安いとさえ感じています。
それぐらい園内は充実していて、大人でも充分楽しめる施設でしたね。
これからアドベンチャーワールドに行こうと思っている人に向けて、ちょっとしたアドバイスをしておきます。
・多少無理をしてでも平日に行ったほうがゆっくり動物と触れ合える。
・季節は春か秋がいい。
・園内は広く、動物も多いので時間はたっぷり取ったほうがいい。
・まずマリンライブや各種アトラクションの時間をチェック。
今回、馬のゾーンやイルカとの触れ合いゾーンなど見れなかったところもあります。
また行ったときには、動物たちは違う一面を見せてくれるのではないか。
アドベンチャーワールドはそんなことを期待できる、素晴らしいテーマパークでした。