2017年12月15日現在の株式投資の取引結果と資産推移です。
ここ最近年末に向けていろいろとやることがあったため、投資関連の動きはあまりありませんでした。
といっても、気になる銘柄はずっと監視していましたので、その中の一つに大きな動きがありましたので、手を出してみました。
取引したのはいつものレンゴー(3941)です。
今回は売りから入りました。
この銘柄は会社の性質上、業績が急拡大したり、突然悪化ということがあまりありません。
ちなみに、ダンボール首位で、製紙関連もやっています。
ですので、株価もそれに沿ったレンジになっていて、いわゆるボックスです。
ただ、ここ数年続いていたレンジも会社の業績拡大とアベノミクス相場によって移行期に入っています。
2016年5月あたりから2017年9月までは600円と700円の間をいったりきたりでした。
それが2017年9月あたりから700円〜800円で推移しています。
業績はどうかというと・・・。
レンゴーHPより
営業利益、経常利益、純利益共に右肩上がりです。
売上がそれほど上がっていないのに対して、これらの数字が伸びているのは、ひとえに企業努力の賜物だと思われます。
これらの好業績を手掛かりに、私はレンゴーを今年の9月に売買して200万近い利益を得ることができました。
ただ、最終的な株価の値上がりの要因が外資系企業による格付けの2段階アップという微妙な結末だったのですが・・・。
と、レンゴーの株価に恩恵を受けている私が今回は売りに回った理由が「ボックスレンジ」です。
ここ数ヶ月ボックスは移動しつつありますが、私の予想ではもしレンジが移行するにしても、調整なしにはなし得ないと思っています。
それと、業績と株価の関係を鑑みてのことです。
2015年度の営業利益が55億、経常利益が71億 → 発表直後の2015年5月前後の株価 550円前後
2016年度の営業利益が157億、経常利益が166億 → 発表直後の2016年5月前後の株価 650円前後
2017年度の営業利益が236億、経常利益が252億 → 発表直後の2017年5月前後の株価 670円前後
2017年については完全に出遅れ感がありますが、遅れて9月ごろから700円代に突入しています。
そして、本日年初来高値の802円をつけました。
ただ、この802円は2018年の業績予想と照らし合わせると高過ぎます。
2018年の業績予想
会社 経常利益 185億
アナリスト 経常利益 185億
上半期決算の進捗率が43.3%ということですので、ここからの半年で大きく上振れる可能性は低そうです。
ただ、主力製品の段ボールの値段を上げたようですので、ある程度回復はするでしょう。
それでも前期比で減益は免れないと思います。
このような理由から、株価はいっても830円前後ではないかと。
妥当なのは700〜750円ぐらいでしょうか。
でも、日経平均との関係でいうと、10年前である2008年の800円前後になっても全然おかしくはないんですけどね。
ただ、10年前はその後、600円を一気に割に行きましたが・・・。
それともう一つ、過去10年の高値と安値で見ると、レンジはだいたい200円前後なんですよね。
2017年 高値 802 安値 603
2016年 高値 717 安値 459
2015年 高値 588 安値 451
2014年 高値 641 安値 443
2013年 高値 651 安値 420
2012年 高値 619 安値 311
2011年 高値 600 安値 414
2010年 高値 597 安値 489
2009年 高値 746 安値 483
2008年 高値 849 安値 425
2008年と2012円は結構幅がありますね。
2017年は果たしてどうなるのか・・・。