みんな大好き回転寿司ですが、その中でも異彩を放っている店を発見しました。
それは全国に9店舗(2017年12月現在)展開している「金沢まいもん寿司」です。
本店は店名のとおり、石川県の金沢市にあるのですが、あとは以下のように関東、関西に散らばっています。
本店(駅西本店) 石川県金沢市駅西新町3-20-7
たまプラーザ店 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2丁目19-3
八日市店 石川県金沢市八日市3-400
港南台グラスコード店 神奈川県横浜市港南区港南台9-16-5港南台グラスコート
イオンモールナゴヤドーム前店 愛知県名古屋市東区矢田南4丁目102-3
イオンモール幕張新都心店 千葉県千葉市美浜区豊砂1-1
吹田グリーンプレイス店 大阪府吹田市片山町2丁目3番9号
センター南 横浜市都筑区茅ケ崎中央6-1 サウスウッド2階
上野 東京都台東区上野3丁目24-6 パルコヤ6階
運よく私の住む大阪にも1店舗あり、そのお店に行ってみました。
金沢まいもん寿司とは
金沢と頭につくだけあって、店のウリは能登半島を中心とした北陸で獲れた鮮魚です。
早朝に漁港で揚がった魚を各店舗に直送するため、鮮度を高く保てるとのこと。
北陸の魚は白身を中心としたあっさりとした味が特徴ですが、金沢まいもん寿司ではなかなか都会では食べられない珍しい魚もあって、他の回転寿司とは一線を画しています。
金沢まいもん寿司に行ってみた
大阪には1店舗しかないのですが、その吹田グリーンプレイス店に行ってみました。
座席数は82席あり、カウンターとテーブルがあります。
開店時間が11時で、店に着いたのが11時半前。
ですので大丈夫かと思いましたが、甘かったです。
すでに満席で10分ほど待ちました。
店内は新しくて綺麗ではありますが、よくある高級回転寿司店といった感じです。
テーブルだと注文はすべてタッチパネルを使ってオーダーすることになります。
タッチパネルというか、業務用のタブレットですね。
なかなか面白い試みだと思います。
テーブルの場合、回ってくるお寿司はすべて誰かがオーダーしたものなので、勝手に取ってはいけません(笑
面白いのが、テーブルだとオーダーしたお寿司が席まで自動的に届きます。
テーブル中央にベルトコンベアがあるってのは最初は違和感がありましたが、食べはじめると便利で、気にならなくなりました。
タッチパネルで本日のおすすめを確認できます。
ほうぼう、くるま鯛、めばる、かわはぎなど、ちょっと変わった魚が食べられますし、アワビなんていう高級食材も比較的リーズナブルに楽しめるのがいいです。
ちょっと変わったネタもあります。
紙のメニューも置いてありました。
のどぐろなんていう、都会ではあまり見かけない高級魚から、定番のマグロやサーモンまで、種類は豊富です。
食べてみての感想
食べてみたものをいくつか紹介します。
さよりと鮑です。
さよりは今回食べた中で1、2を争うぐらい美味しかったです。
さよりは元々あっさりした魚ですが、脂が乗っていて、それでいて爽やかな香りが口の中に広がります。
鮑はさすがという感じで、コリコリした食感を楽しめました。
鮑に関しては、正直値段が安いので、それ相応の品質といったところでしょうか。
左から、真あじ、ほうぼう、めばるです。
真あじは臭みもなく、程よい脂で新鮮さがうかがえます。
ほうぼうもたっぷりと旨味を含んだ白身が素晴らしいです。
そして、めばる。めばるって煮付けなんかがよくある食べ方ですが、生もすんごい美味いです。
これだけの身の分厚さということは、かなり立派なサイズだと想像できます。
定番の本マグロとはまちです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、この本マグロがかなり美味かったです。
程よい脂の乗りで、それでいてそこまでしつこくないので、ふた皿食べました(笑
はまちも冬が旬なので、ブリに近いこってりとした味わいでした。
あまりにさよりが美味しかったので、もう一皿注文。
半身すべて使っている贅沢な一品です。
白身が好きな人はぜひ食べるべきです。
最後に魚でちょっと重たくなったお腹に優しいものを。
海苔汁です。
これがまたさっぱりしていて、締めにちょうどいいです。
まとめ
上で紹介した以外にもいろいろ食べて、一人4,000円ほどでした。
回転寿司という括りでいうと高めの値段設定かもしれませんが、寿司のクオリティからすると、むしろリーズナブルだと思います。
上であげたような魚を都会で食べようと思うと、相当払わないといけませんからね。
それに自分にとっては、肩肘張る寿司屋よりもこういったライトな雰囲気で、うまいにぎりが食べられる店のほうが財布にも優しく、良いことだらけです。