フリーランス 働き方

フリーランスのエンジニアにとってスキルよりも重要な長期戦略の話

どうも、フリーランスのITエンジニア兼ブロガー兼投資家のKerubitoです。

突然ですが、フリーランスのエンジニアにとって重要なことってなんでしょう?

スキルでしょうか?

収入でしょう?

それとも営業力?

これらはどれもフリーランスのエンジニアにとって重要ではありますが、もっと重要なことがあります。

一番重要なのはずばり長期的な戦略。

はい、当然のことを言ってしまいました。

当たり前、でも意外とフリーランスでこれをきちんと考えてる人、実践している人って少ない。

「〜の言語が」

「〜というツールが」

技術的な情報には敏感なフリーランスエンジニア。

しかし、足元を支える長期的な戦略がままならないからサラリーマンよりも不安定な存在として扱われるんです。

フリーランスが安定を手に入れたら最強。

私はフリーランスになって10年以上ですが、常に長期的な戦略を意識してきた結果、安定を手に入れました。

サラリーマンよりもフリーランスのエンジニアが長期的安定を確保できる理由

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フリーランス最大の弱点である不安定さは長期戦略によって乗り切ることができます。

長期的な戦略っておいしいの?

よくわからん難しいことを言い出したから、ページ離れたろかな・・・。

そんな風に思った人にこそ読んでほしい(笑

まずフリーランスって、呼び方を変えると個人事業主ですよね。

一人ではありますが、小さな事業体なんです。

会社の小さい版ですよ。

そして会社っていうのは事業計画を基にお金儲けをします。

フリーランスも同じように事業計画があってもいいと思うんですが、そこまでやるのは大変。

だから最低限の長期的な戦略は立てましょうというわけです。

では長期的な戦略って具体的にどうすればいいのか。

私が実践している長期的戦略のポイントは以下です。

・資金計画
・収支計画
・スキルやキャリア
・展開
・出口戦略

あくまでも一例なので、自分でアレンジするのもありでしょう。

なんとなく想像できるものから、わかりにくいものまであるかと思いますが、それぞれ詳しく説明していきます。

なぜ長期的な戦略が重要なのか

と、その前になぜ長期的な戦略が重要なのかについて。

フリーランスのエンジニアにとってスキルや売上は重要です。

ですが、これらって変化が激しいです。

売上なんていうものは運にも左右されますし、移り変わりの早いIT業界ではスキルの寿命もそれほど長くありません。

フリーランスになるのは簡単ですが、問題はどれだけ継続できるかです。

長期的な戦略を立てずに日々の仕事をこなしているだけなら、そう遠くない将来に行き詰まってしまう可能性大です。

行き詰まらない人は運がいいか、何かのスキルに特化しているかでしょう。

後者であればいいですが、偶然に任せるのはあまりにリスキー。

長期的な戦略を立てて、フリーランスエンジニアとしてゴールを目指しましょう。

資金計画の大切さ

まずは基本中の基本である資金計画です。

これは大抵のフリーランスがやっていることだと思いますので、さらっと流します。

簡単にいうと、今手元にどれぐらいお金があって、将来、たとえば1年後にどれぐらいお金が残っているか。

フリーランスはサラリーマンのように毎月決まったお給料をもらえないケースも少なくないですので、手元資金についてはいつも意識しておく必要があります。

最低半年や1年分の生活費は確保しておきましょうってやつです。

また、フリーランスの場合は毎年の確定申告で期首と期末の現金残高が嫌でもわかります。

下の例は私のある年の貸借対照表の抜粋です。

期首(1月1日)は282万ほどだった現金が期末(12月31日)には307万と微増しているのがわかります。

すごくリアルな数字でしょう(笑

貸借対照表の収支

1年を通して現金を少し増やすことができたので、商売としてはまあ及第点といったところです。

収支計画は最低限立てよう

資金計画と関連していますが、収支計画はより重要です。

収支、つまり収入と支出ですね。

フリーランスの場合は生活費も関係してきますのでちょっとややこしいのですが、事業に関わる収支を月単位で把握しましょう。

場合によっては外注費などで支出が膨らむわりには売上が伸びないなんてこともあります。

これに関してはクラウド会計ソフトなどに頼ることをおすすめします。

エンジニアであればこういったところはテクノロジーの力を借りて必要最低限の労力で済ませるべき。

私が使っているfreeeであれば月別損益のレポートが簡単に出せます。

freeeの損益レポート

売上に対して経費(交通費や消耗品、交際費など)がどれぐらいかかっているのかが一目瞭然です。

freee
フリーランスエンジニアがクラウド会計ソフトのfreeeを使ってみた結果

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スキルやキャリアの長期展望

エンジニアにとってスキルは生命線です。

今は良くても数年後はいつの間にやら時代に取り残されるという可能性が常に付き纏います。

エンジニアは大変ですね(笑

私はjavaを軸にSlerで様々なクライアントのシステムに携わり、モバイル分野へと軸足を移しました。

最近は事業会社の役員としてWebサービスの開発に携わっています。

人の人生には学生、就職、結婚といったフェーズがあるように仕事にもフェーズがあります。

サラリーマンであれば、ただ仕事を黙々とこなすだけで会社からポジションを与えられるかもしれませんが、フリーランスは自分次第です。

逆にいうと、フリーランスはただ目の前の仕事をこなすだけでは、思うようなフェーズの切り替えができません。

それでもできた人は、ただ運が良かっただけです。

フェーズの切り替えに失敗すると、あるとき突然道が途絶えることになるかもしれません。

そうならないために、どのようなスキルを磨いていくのか、キャリアをどのように積んでいくのか考え、行動しましょう。

長期的な展開を意識する

「展開」っていう表現が正しいかわかりません。

言いたいこととしては「フリーランスのエンジニアであれば、エンジニアリングだけじゃなくて別のことにも手を広げられますよ」です。

サラリーマンだったら副業となるでしょう。

だからといって、目先の小銭を稼いでも意味がありません。

エンジニアであれば、目下は目の前の仕事をガンガンやるのが一番効率の良い稼ぎ方ですので。

ではなぜ長期的な展開が必要なのか。

それは安定、リスク分散へと繋がるから。

私自身、現在は収入源をエンジニア、ブロガー、投資家、会社役員と4つに分散しています。

いずれはこれを5つ、6つに広げたいと考えています。

これは本当に簡単にはいきませんし、それぞれものになるまで年単位での努力が必要になってくると思われます。

しかし、収益の柱へと育った場合には強力な味方となります。

フリーランスにとって出口戦略は必須

出口戦略ってなんなのか。

もとは経営や不動産に世界で使われてた言葉なのですが、フリーランスでいうと「どうやって終わらせるか」ですね。

フリーランスはサラリーマンと違って定年がありません。

「明日から仕事やーめた」

っていえば、それでフリーランス即終了(笑

自らやめられる状況だったらいいですが、それが外的要因だったら悲しいですよ。

たとえば、仕事がもらえなくなったとか。

ようはそうならないために、自らの引き際をちゃんと考えておき、それを基に行動しないとね、ということです。

今回あげた長期的戦略の中で一番難しくて、一番重要なのがこれですね。

私も現状は100%出口に関しては出来上がってないというか、ポジティブ、ノーマル、ネガティブそれぞれのケースでの計画はある程度ありますが、なかなか難しいです。

そして、これは状況によっても変わってきますし、常にブラッシュアップしていく必要があリます。

絶対避けたいのは、出口戦略について何も考えず、あるとき「あれ、これって詰んでね」となることですね。

まとめ:安定を手に入れるための長期戦略

仕事に関しての世間的な安定の定義って「収入の上下が少ない」とか「解雇される可能性が低い」といったイメージかと。

ただ、それって真の安定とはちょっと違うと思うんですよね。

安定って依存しないことなんじゃないかと思うわけです。

いくら収入が安定していても、クビになったり、会社が倒産したら元も子もないでしょう。

極論と言われるかもしれませんが、国税庁の統計では企業の設立20年での生存率は0.4%となっています。

20年は長すぎるとしても、10年以上で6%です。

つまり、サラリーマンの安定は依存の上になりたっており、フリーランスも同じような問題を抱えがちです。

これに関しては別の機会に記事にしようと思いますが、依存からの脱却が安定へと繋がり、そのためには長期戦略が欠かせません。

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