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【書評・感想】雨の日も、晴れ男は笑わせてくれて気づきも与えてくれる良書

「雨の日も、晴れ男」を読んでみました。

雨の日も晴れ男

筆者はベストセラーである「夢をかなえるゾウ」の水野敬也です。

「夢をかなえるゾウ」が面白かったので、その作者がどんな話を書いたのか気になって手に取りました。

実際、そういう人は多いんじゃないでしょうか。

雨の日も、晴れ男のあらすじ

冒頭で二人の幼い神様が登場します。

主人公のアレックスはその二人からいたずらされ、次々と不幸な出来事が・・・。

しかし、会社をクビになろうとも、見知らぬ他人に殴られても、家が火事になっても、妻子が出ていこうとも、常にアレックスは人を楽しませ、前向きに生きていこうとします。

それでもさらに悪いことは続き、どうしようもなくなり、命を絶とうとするアレックス。

その様子を見て二人の幼い神様は、全知全能の神であるゼウスの制止を振り切って、ある行動に出ます。

雨の日も、晴れ男の感想

アレックスは人生の勝ち組

とにかく前向きなアレックス。

こんな人間になれたら完全に人生の勝ち組だと思いますね。

テレビやネットで語られる人生の勝ち組っていう言葉は、よりお金を持っている人やビジネスやスポーツなどで成功を収めた人という意味で使われるんじゃないでしょうか。

でも、人間とは欲深い生き物。

大金を手にしたら、より多くのお金を手に入れたくなるものです。

ビジネスやスポーツも同様。

もしその世界の頂点に立てて、先がなくなった場合はおそらく退屈のはじまりだと思います。

それに比べてアレックスのようにどこまでも前向きな人は最強です。

どのようなことが起こっても動じることはなく、余裕を持ち、人を楽しませることができます。

もちろん、不幸に対して落ち込むこともあります。

ですが、それをパワーに変えるポジティブ思考が生きる活力になっていて、力強く前進していけるんですよね。

前向きと成功は相反するもの

世界最強なのはポジティブな人が成功を収めることです。

でも、現実にはなかなか難しい。

というのは、何かの世界で頂点を極めたり成功する人って逆境に強かったり、ハングリー精神を持ち合わせていたりするので。

現状の自分に満足せず、もっともっとという気持ちがないと努力は続きません。

言葉を変えると、今の自分をある意味否定することからはじまります。

前向きっていうのは、今を受け入れることでもあるので、あまりに前向き過ぎると自らの野心の炎が燃え上がらないと思います。

自分にはこれぐらいで充分ってなってしまいますからね。

「悩み」や「不幸」にどう立ち向かっていくべきか

話の前半では、アレックスはただの奇人、変人です。

取引先の人間の前で土下座し、丸めた背中の上にマグロを乗せ、人間寿司をやったり。

見知らぬ若者と喧嘩になり「体脂肪率33%。アレックス、見参!」と叫びながら、相手に飛びかかったり。

書いている私も文章的に不安になるレベルの奇行っぷりです(笑

話としては完全に現実味がなく、ある意味ファンタジーに近いノリですね。

現実にこんな人間がいたら、精神鑑定されるんじゃないでしょうか。

でも、他人を不愉快にさせたり、不幸にはさせないんです。

むしろ、目の前の他人を楽しませることを第一に考えているアレックス。

ここが、本書のテーマでもある「悩み」や「不幸」にどう立ち向かっていくべきかのヒントが書かれているかと。

まとめ

正直、そんなに真剣に読む本ではないかと。

でも、こういう類の本って肩肘張るよりも、気軽に読むぐらいがちょうど良いと思います。

「夢をかなえるゾウ」もそうですけど。

自己啓発本って「今日からしなさい」、「これを習慣にしろ」みたいなことがたんまり書いてありますけど、そんなもの真剣に受け取って実践しようとしても、すぐに飽きてしまいます。

所詮、人から押し付けられたものですので。

こういう本を気楽に読んで、そこから得られる気づきを気楽な感じで取り入れてみる、そこからはじめてもいいと思います。

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