U-NEXT(ユーネクスト)の無料トライアルに登録し、約1ヶ月間使ってみました。
動画配信サービスといえばHulu、Amazonプライムビデオ、Netflix、dTVなどメジャーどころだけでも選択肢はいろいろあります。
その中でU-NEXTにした理由はこれといってないんですが、コンテンツ数が多いみたいですので、どんなものかと申し込んでみました。
U-NEXTとはどんなサービスか
U-NEXTは株式会社U-NEXTが運営する映像配信サービスで、無料動画サイトGyaOが前身です。
特徴としては映像コンテンツ数が12万以上、雑誌も70誌ほどが読み放題となっています。
配信タイミングが早く、更新頻度も高いというのがウリみたいですね。
料金は1,990円(税別)とライバルに比べて高めな設定。
U-NEXTの評判について
U-NEXTのトライアルに申し込む前に世間の評判を調べてみました。
UNEXT月額とは別に課金しないと見れないの多すぎてクソだな
— アマっちゃん (@amaran39) May 30, 2018
U-NEXTはリニューアルで大事な点がいくつもバグっているのは物凄く勿体ない。せっかく回線状況が以前の何倍も安定してきたのに肝心の使い勝手が悪くなっているのでは意味がないです。全体の不具合か分かりませんが、もっとテストしてほしかった。と、言いつつ今日も利用します!#unext
— Huluファン管理人 (@hulufan) October 21, 2015
こういう評価ってサービスへの理解不足や使いこなせない人がその吐け口としていることも少なくないので、なんとも言えなかったりします。
満足している人の大半はわざわざ評価しないですしね。
大人しく黙々とコンテンツを楽しんでいますので(笑
もちろん的を得た指摘もありますので、このようなトラブルに遭っている人がいるというのも気に留めておいたほうがいいと思います。
客観的な指標として、アプリの評価も参考にしてみました。
App Storeの評価です。
これだけみると相当評価は高いですが、あまりに偏りすぎていてこれはこれで怪しい(笑
星5つつけると、何か特典があるとか。
AndroidのPlayストアはこちら。
こっちの方が現実味がありますね。
ただAndroidのユーザーはリテラシーが低い場合も少なからずありますので、星1つが多いのはそういうところも多分にありそう。
U-NEXTの無料トライアルに申し込んでみた
世間の評価はそれとして、自分の目で確かめないと気が済まない質なので、無料トライアルに申し込んでみました。
気に入らなければ解約したらいいだけの話ですしね。
トップページの左上にある「無料でお試し」から申し込めます。
特典が二つ。
特典1 31日間無料で見放題
特典2 600円分ポイントプレゼント
次へ進みます。
カナ氏名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号などの登録情報を入力し、次へ進みます。
決済方法はクレジットカードしか選べません。
無料トライアルであっても、クレジットカードの登録は必須となります。
送信を押すと、申し込み完了です。
申し込みが完了すると、以下のようなメールが届きます。
U-NEXTをとにかく使いまくってみた
とにかく使ってみないとはじまらないので、U-NEXTで毎日動画を見まくりました。
そしてあっという間の1ヶ月。
ざっくりな感想としては、月々2,000円でこれだけ見れたらかなりお得感あります。
もうね、ずっと見てられます。
邦画に洋画からアニメ、国内ドラマ、海外ドラマと人気のコンテンツが目白押しで次々と配信開始されていきますので、とても追いつけないですよ。
多分、起きている時間ずっと見てても無理です(笑
気を抜くと駄目人間になってしまいそう。
ネットの評判だと動作が不安定だったり、コンテンツの再生が重かったりといった情報もちらほらあったのですが、自分は全然大丈夫でしたね。
もしかすると、最近はサービス品質も向上してきているのかも。
主にiPadPro、iPhone、Androidのスマホ、テレビで視聴していましたが、動作が不安定だったりといったことはほぼありませんでした。
コンテンツの再生については、はじめは数秒前後、読込に時間がかかります。
ただ、ネットだとこんなものだろうという印象。
たまに映像が止まったりもありましたが、これについてもストリーミング再生の定めというか、原因が回線にあるのか、U-NEXT側にあるのかは確かめようがない・・・。
いずれにしても目くじら立てるほどのものでもなく、快適にコンテンツを楽しめました。
とまあ、総じて満足だったわけですが、良いところ悪いところがありましたので、細かい評価をしていきます。
U-NEXTの良かったところ
■コンテンツ量が半端ない
上でも書きましたが、とにかくコンテンツの量が半端じゃないです。
映像コンテンツ数が12万以上と聞いても「ふーん、多いんだな」ぐらいにしか思っていませんでしたが、実際目のあたりにするとその多さに圧倒されます。
ジャンルも洋画、邦画、海外ドラマ、韓流・アジアドラマ、国内ドラマ、アニメ、キッズ、ドキュメンタリー、音楽・アイドル、バラエティと豊富です。
最新作から名作までかなりの作品数がありますので、どれから見ようか困るぐらいですね。
■マルチデバイス
様々なデバイスで視聴できます。
パソコン、タブレット、スマートフォン、テレビと画面があるメジャーなデバイスはなんでもいける感じです。
私はタブレット、テレビ、スマートフォンで視聴しましたが、どれも快適でした。
映画はやはり大画面で見たいため、自宅の55インチのテレビで見て、ドラマやアニメはタブレットやスマートフォンで視聴しました。
■雑誌が読み放題
映像コンテンツだけでも時間が足りないというのに、雑誌まで読み放題というコンテンツバブルぶり(笑
全部で70誌あるみたいですけど、かなり多くてとにかく読み切れません。
ジャンルはニュース・週刊誌、男性ファッション、女性ファッション、旅・グルメ、エンターテインメント、ビジネス・マネー、男性ライフスタイル、女性ライフスタイル、スポーツ、自動車・バイク、モノ・トレンド、パソコン・モバイル、美容・コスメ、結婚・子育て、アウトドアと、とにかく豊富。
これ、一つでも継続して読んでいる雑誌があるのであれば、U-NEXTで読んだほうが他にも読めますし、映像コンテンツもめちゃめちゃ視聴できますし、お得感がすごいです。
私はiPadProで読んでいましたが、デバイスのサイズがちょうど雑誌と同じような大きさですので、快適に読むことができました。
U-NEXTの気になるところ
もちろん良いところばかりじゃなくて、気になる部分もありました。
■すべてが見放題ではない
使いはじめてすぐにあることに気づきました。
動画を視聴しようとすると、追加で料金のかかるコンテンツがあるんですよね。
いわゆるPPV(ペイパービュー方式)の動画ってやつです。
新作映画などはこれに該当する作品がちょくちょくあります。
私の場合はスターウォーズの最新作を見ようとして、料金が必要なことに気づきました。
いたるところに見放題で、しかも映像コンテンツ数が12万以上と謳っているので全部見放題と勘違いするのは当然じゃないですかね。
こういう部分で、ユーザーの反感を買っているのは結構あるかと思います。
サイト上では下のように見放題作品とPPVについてそれぞれの作品数を掲載しているんですが、ここまで真剣に確認しないですしね、大抵の人は。
結局のところ、本当の見放題は8万コンテンツらしいです。
別に見放題だけでも充分楽しめるので個人的には全然構わないんですが、騙されたと思う人が出てくるのは容易に想像つきます。
■料金が高め
相対的な比較として、U-NEXTは他の動画配信サービスに比べて月額料金が高めなんですよね。
確かにコンテンツ数ではトップクラスですが、dTVも同程度のコンテンツ数で料金は月額500円です。
ただ、雑誌の読み放題サービスが魅力的なのでこれと料金の差をどう考えるかだと思います。
日頃から雑誌を読む人にとって、U-NEXTは映像コンテンツもセットになっていますので、かなり重宝するかもしれません。
■テレビの視聴が面倒
これはU-NEXTの問題とするにはちょっと違うかもしれませんが、テレビでのはじめの設定がとにかく面倒でした。
iPadProやiPhone、Androidのスマホでは苦もなく設定ができましたが、テレビは文字入力がとにかくしんどいので。
それに視聴した自宅のテレビはソニーのブラビアで、あらかじめU-NEXTのアプリが入っているまではよかったのですが、ログインの仕方がいまいちわかりずらかったです。
まとめ
文句がないとは言えませんが、月々2,000円でこれだけ楽しめるというのは逆に怖い気がします。
U-NEXTがあればお金を使わずに暇を潰せますので、多くの人がこういったサービスを利用しはじめたらますます個人消費は落ち込むんじゃないでしょうか。
テレビでしょうもないバラエティーを見るぐらいなら、映画やドラマ、アニメといった見応えのあるコンテンツを有料で楽しむ。
これからこういったコンテンツサービスはますます広まっていきそうです。